小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

ちょっと食べ物以外のお話を。

 

Dyson、“羽根がないのに風が出る”扇風機を発表(ITメディア)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/13/news099.html

 

dyson.jpg

 

これ、かなりスゴイですね。

台座軸から垂直に送り出す風流を、外側の輪っかが15倍に増幅するんだそうです。

特徴として、

(1)軸内部以外に駆動部分がない。(羽も無い)

(2)送風の流れが非常に安定している。

この二つがあるとか。(※上記リンク中にわかりやすい説明があります)

まったく羽がないという画期的な構造は、お子さんがいる家庭やレイアウトにこだわる店舗など、いろんな場面でのニーズを感じさせます。

しかし、最も効果を発揮するのは、食品関連含めた工場じゃないかと思います。

衛生面を考えると、ホコリがつきやすく清掃しにくい羽は、従来の送風機をとても使いにくいものにしていました。それが解消されるわけですね。

また、特徴(2)の安定した気流は、冷却ムラの少ない冷却器機として、かなり狭い機械スペースでも力を発揮しそうです。

いろんな分野の生産現場が一変する可能性だってあると思います。

 

dyson_air3.jpg

 

まぁ、そんなことより何より、とにかくカッコイイ!(^^)

ものすごく男心をくすぐるものがありますね。

要するに、めっちゃ欲しいです。

299ドル、三万円くらいか・・・。

うーん、欲しい。

関連:羽根のないダイソン製の新型扇風機「Dyson Air Multiplier」、一体どういう仕組みなのかがよくわかるムービーいろいろ
関連:Dyson Air Multiplier AM01 pt.3(※実際に動いているユーチューブの映像です)

(写真は上記リンク中のものを引用しています) 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2009年10月15日

マシュマロって食べたこと、ありますよね?

卵白とゼラチンと砂糖でできた、

甘くて白くてふわふわで、子供に大人気のお菓子です。

 

では、マシュマロテストというものをご存知でしょうか?

4歳児の目の前にマシュマロ一個を置き、

「お母さんは15分たったら帰ってくるからね。それまでこのマシュマロ、食べずにガマンできたら、後でごほうびにもう一個あげるからね。」

と言ってその反応を見るというテストです。

mashumaro_test.jpg

有名な心理学実験で、結果含めて何度か耳にしたことがあったのですが、

その映像を見つけましたのでご紹介します。

 

(動画)今食べると1つ、我慢すれば2つ。子供たちをマシュマロで誘惑した実験映像(小太郎ぶろぐ)

http://www.kotaro269.com/archives/50911055.html

おいしそうなマシュマロを前に苦悩する子供。

ガマンできずに食べちゃう子。

反応が様々で、みんなとってもカワイイです(^^)

 

■シビアなテスト結果
しかし、この試験結果は、子供のかわいさとまったく正反対の、シビアな結論を導き出しています。

その後14年間、高校卒業まで追跡調査をしたところ、言語分野・数学分野のテストで平均点80点以上の差で「ガマンできた子供たち」の能力が高く、また対人関係能力などでも大きく差が見られたそうです。

mashumaro.jpg

単なるお菓子ひとつであっても、その誘惑に勝って意志を貫くことができるかどうかで、その後の人生が大きく変わる様です。

私なんか、とにかく食い意地が張っていて誘惑にも非常に弱いですから、4歳のころにこんなテストをやったら間違いなく、すぐに食べちゃってたに違いありません。(^^;)

 

■知識と自覚でクリア
ただし、意志の持ち方、誘惑の断ち切り方には、多少のスキルが存在するようです。

ライフハッカーさんのblogでは、意志力を高めるために、

1)誘惑の対象から自分の気をそらすこと

2)誘惑の対象への考え方を変えてしまう

この二つが有効であると紹介されています。

前者は「ちょっと汗でも流してくるか・・。」、後者は「いやいや、冷静に考えてみたらタダの砂糖と卵白の塊・・。ほかにもっと・・・・・・。」

こんな感じでしょうか?

流されるべきでない誘惑に対しては、真っ向から立ち向かうばかりではなく、武道の体捌きの様に誘惑を「受け流す」ことも大切なようです。

 

■誘惑に負けてからがチャンス・・?
また、禁煙成功者の方が、煙草をもともと吸わない人よりも忍耐強いとの結果もあります。

一度乗ってしまった誘惑(?)を克服することで、よりいっそう成長することができる証拠とも言えます。

誘惑についつい負けがちな人は、逆に「成長のチャンスがたくさんある人」なのかもしれませんね。Smile

 

(参照)「時間割引率」なぜ仕事の早い人は酒や煙草にはまるのか(プレジデント) – Yahoo!ニュース

(参照)ライフハッカー[日本版]「マシュマロテスト」から意志力のコツを学ぶ

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2009年10月14日

domikatu_don.jpg

新ご当地グルメ「デミカツ丼」 岡山発(47News)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901000524.html

 

先週末、地元のアスタムランドという広い公園に遊びに行った時、岡山から来たご家族さんと同席させていただきました。

高速料金が1000円になったので各地へご旅行されているとのこと。

岡山、徳島の名物名所の話をお互いしたんですが、

そんな中、上記ドミカツ丼の事を思い出して、すごく懐かしくなりました。

これ、揚げたてのカツの上にデミグラスソースをかけた丼なんです。

10年ほど前に岡山に行った時、食べた記憶があるんですが、これがまたメチャうま。
(注:タイトルは「デミカツ丼」ですが、私が食べたお店は「ドミカツ丼」でした)

記事中には、

味司野村など古くからある店は「カツ丼」と言えば卵でとじたものではなくデミカツ丼が出てくる。店によっては「ドミカツ丼」とも呼ぶ。味の決め手となるソースは各店がそれぞれ独自に工夫。千切りキャベツを使ったり、生卵をのせたりする店も

とあります。

なるほどあの濃い味なら、生卵はすごく合いそうです。

ちょっと前に、得意先さんからのご依頼で、
同じようにちょっと味の濃い、ある料理の専用卵を研究したところでしたので、
「あの卵だったら、めっちゃ合うだろうなー。」「こんなカンジの味になるかな?」など、想像が(よだれも?)止まりませんでした。

来月岡山に仕事で行く予定なので、その時は「生卵入り」で、久しぶりにドミカツ丼食べようと思います。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月13日

当社の工場ラインは、一時間当たり約3万個の卵を殺菌洗浄、選別する能力があります。

毎日毎日お世話になる、頼れる存在です。

さて、機械の調整中に、顔を見つけてしまいました。

これです。

face_eggline.jpg

なかなか人間味がありますね(^^)

実際は、ヨコをタテにして撮っています。下の写真の一部です。わかりますでしょうか?

 


koujou.jpg

たまごを乗せる容器供給ラインの横っかわです。

そして、もうひとつの工場の顔は、もちろんわが社の社員。

shain.jpg

 

ベテランぞろいで頼もしい存在です。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月12日

昨日10/10は目の愛護デーでしたので、たまごと目にまつわる健康話を書きました

では、本日は何の日かご存知ですか?

「ウィンクの日」なんだそうです。

_ _ーーーーーー_ _
○ ○ーーーーー○ ー

_ーーーーーーーー

 

つまり、こういうことですね?

10/10が目の日なら、なるほど10/11はウィンクだわなー・・。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2009年10月11日

 

eye.jpg

本日10/10は、目の愛護デーです。

 

なんでだと思いますか?

10と10で、ちょうど目とまゆ毛に見えるんだとか。

つまり、

_ _
○ ○

__

こう見える、って事ですね。

横に見るのはなんとなく、海外のアスキーアート(絵文字)を連想しますね。

こんなの→ (:-l)

さて、実は卵には、目に良い成分が含まれています。

 

■目の大事な部分はどこか?
眼球の中で、水晶体の真後ろ・網膜の中心部に「黄斑」という部分があります。

ここは、目に映る画像の解像度にかかわる、つまりハッキリと物を見る重要な部分になります。

ここにある黄斑色素が、網膜を傷つける光(青色光)によるダメージを防いでいるんです。

しかし、加齢とともに進行する病気の中に、加齢黄斑変性(AMD)というものがあります。

これは、年齢とともに物が歪んで見え、ひどくなると失明の可能性もある恐ろしい眼の病気です。

欧米では失明の原因上位になっており、日本でも増加中とか。

これを防ぐためにも、黄斑色素濃度を上げる必要があるんです。

 

■目を守るビタミン、「ルテイン」
さて、そこで登場するのが、ホウレンソウやたまごに含まれるルテイン(Lutein)という成分です。これはカロチノイドの一つで、卵黄に含まれます。

この成分は上記の青色光を遮光し、黄斑色素濃度を高める作用があります。

ルテインを多く含む食材を食べることで、白内障の発症率を下げることが知られています。

 

■さらに目に良いたまご
このルテインという成分は、千寿菊(マリーゴールド)の花に多く含まれます。

弊社の「親子丼専用たまご」や「スクランブルエッグ専用たまご」は、農場さんでこのマリーゴールドの花抽出物を配合した特別な飼料で育て、鶏さんを飼育しています。

なんと、このたまごはルテイン成分が、通常の卵の3倍以上含まれているんです。

また、ゆでたまご専用たまごには、同じく網膜保護作用のあるアントシアニンが多く含まれる(さつまいもの皮)を、飼料にして育てています。

 

■相乗効果を出す
ビタミンAを多く含む、うなぎやホウレンソウ、ブルーベリーと一緒に食べると、より効果が高そうです。

浜松で有名な「うなぎのたまごとじ」、ブルーベリーのケーキなんかも良さそうですね。

 

いかがでしたでしょうか?

「人間は二つの目と一つの舌を持って生まれたのは、しゃべるよりも、二倍も見るためである」

これはイギリスの作家コルトンの言葉です。

できるだけ長く楽しい人生を送るためにも、目は大事にしたいものですね。