小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは! こばやしです。

寒くなってきましたね!

いよいよ12月もすぐそこ、冬の到来です。

この時期ぼんやりと思うのは、

なるほど「景気が悪い・・」って嘆くのは「冬が来て寒い・・」って言うのとおんなじだなぁ・・、

ということ。

「不景気だから売上げが厳しくて・・・。」

ついつい言いたくなりますが、これって

「寒くなったから風邪ひいちゃって・・」って、T-シャツ一丁でふるえながら言ってるのとおんなじかもしれません。

セーター着る努力を怠って環境のせいにしていないか、自社の現状をもういちど見返してみます。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2010年11月24日

こんにちは!こばやしです。

本日は勤労感謝の日。

読んで字のごとく、「勤労を尊び生産を祝い、国民たがいに感謝する日」です。

でも、そのルーツは日本古来から続く「収穫に感謝する日」、ということをご存知でしょうか?

なんと始まったのは飛鳥時代!

すごいですねー。

もともとは新嘗祭(にいなめさい)と言い、五穀の収穫を祝う風習でした。

農耕民族にとって、その年々の収穫は、命にかかわる大切な宝物なんですね。

その大地の恵みに感謝する大事な行事として長く続けられてきました。

「勤労」を感謝する日となったのは、戦後すぐ。GHQによって天皇行事から切り離されたのだそうです。

昔々は、この日が新米の解禁日(?)だったのだとか。

ワインのボジョレーヌーボーみたいですね。

本日は、

一生懸命働いてくれるお父さん、そしてお母さんに感謝しつつ、

大地が一生懸命育ててくれたアツアツの新米ごはんを食べながら

自然にも感謝をしてみませんか?

手と手を合わせて、

いただきます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2010年11月23日

こんにちは!こばやしです。

先週に全日程を終了したAPEC。

さまざまな会合、取り組みの中、こんな食への試みがあったのをご存知でしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

絵文字:食材表示は一目でOK APECでホテル採用へ 

食材が一目で分かるピクトグラム(絵文字)を大阪市のNPO法人「インターナショクナル」が開発し、横浜市で7日から始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の宿泊先の6ホテルが導入する。宗教の戒律やアレルギーによる食べ物の制約を言語を使わず対応する。各国首脳らによるレセプションパーティーのメニューにも絵文字が採用される予定だ。

絵文字はクリーム色の背景に、牛や豚、魚、小麦や落花生など14種類が茶色で描かれている。専門のデザイナーが考案した図案を、国内外の1500人にアンケート調査を経て、どこの国の人でも分かるように改良を重ねた。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101103k0000e040011000c.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてこちらがその表記写真

emoji.jpg

なるほど、

たまごやニワトリは、割とわかりやすいと思います。

小麦はちょっと難解ですかね?

とってもかわいらしいデザインなので、使ってもいいかな、という飲食店も多いのではないでしょうか?

落花生なんかはアレルギー症状も重く、死亡にいたることも少なくないですから、文字の読めない海外では死活問題になります。

また、記事にあるように、宗教上の戒律を守る人にとっても、どんな食材を使用した料理なのかを知ることは、非常に重要です。

(食に厳しい戒律を持つ宗教、例えばイスラム教徒の人口は15億7000万人。実に人類の4人に一人もいます。)

この試みが国際統一表記となれば、とてもすばらしいですね。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2010年11月22日

こんにちは!こばやしです。

先日ウチの息子(3歳)に、

「そろそろちょっと英語でもしゃべらせてみるか・・。」

と思い立って、とりあえず、

「My name is “Togo”」

と自己紹介を教えてみました。

そしたら、

「マイ ネームゥ イィズ トーゴ!」

と結構本格的な発音で、返してきたので、

「おお!これはイケルかも!」と親バカ丸出し、

自分も「まいねーむ イズ おとうさん!」とひたすら連呼して、休みの間中、息子と呼び合っておりました。

さて、翌日から出張にでかけ三日後・・、

そこには「 マヨ ネーズ トーゴ!」「マヨネーズ おとうさん!!」とマヨネーズ持って連呼する息子の姿が・・・。

お母さんは、それを聞くたびにバカウケしています。

とほほ・・。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2010年11月17日

 

asaiti_housou.png

こんにちは!こばやしです。

明日17日(水)のあさイチ(NHK総合08:15から)、「あさイチごはん」のコーナーに、

私たちのたまごとオススメ究極の食べ方が登場します!

 

(番組予告)ガッテンコラボ うまさ断然アップ 特選!タマゴ料理の超技 

9月に放送し大反響をよんだ「ためしてガッテン-ゆで卵」。単にゆでて殻をむくだけのゆで卵ですが、実はちょっとした技を使えば、味も食感も抜群にアップ!しかも1秒で殻がつるっとむけるんです。今回、あさイチでは、「卵を使ったほかの料理の裏技も知りたい!」という、視聴者のみなさんからの反響にお答えし、卵料理の超技の数々をご紹介します。それらの技を使うと、卵焼きはふんわり抜群の食感に!なんと驚くなかれ、単にごはんに混ぜるだけと思いがちな卵かけごはんも、ほんのり甘い優雅な卵かけごはんに大変身!さらに卵とはあまり関係ないように思えるチャーハンも卵が超重要!ベチョベチョか、パラパラのチャーハンになるかの差は、卵の使い方にあるんです。番組を見たら皆さんの目からウロコが落ちること間違いなし!
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2010/11/17/01.html

 

ということで、以前から当ブログでご紹介していました、たとえば卵かけごはんでもちょっとしたこだわりでびっくりするくらい美味しくなる、そのコツが登場します(^^)

NHKさんなので、私たちの屋号はでませんが(残念!)、

ワクワク玉子料理がつくりたくなるコツ満載!

「おいしさと健康提供業」としては、目からうろこの卵の食べ方を知っていただけること、とっても楽しみです。

ぜひワクワクご覧ください!

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2010年11月16日

tamagokake_rosannjinn.jpg

こんにちは!  こばやしです。

今週17日のNHK「あさイチ」さんにて、私がお伝えした「究極のたまごかけご飯の食べ方」が紹介されます。

残念ながらNHKさんなので、私たちの屋号は出ないのですが、収録で食べていただくたまごは、私たちのたまごです。(^^)

さて、そこで紹介されるたまごかけご飯、究極の食べ方

以前も当日記でご紹介した、醤油のかけ方、たまごの下ごしらえ、その他いろいろお伝えしたのですが、それともう一つ。

究極の食べ方に欠かせない“調理”をお教えします。

それは・・、かの食通、北大路魯山人さんの食べ方(と、その簡易バージョン)です。

魯山人さんは、漫画「美味しんぼ」海原雄山のモデルになったひとですね。

あらゆる食に精通した魯山人さん、

その方が、

「この世で最もうまい食べ物」

とまで評したのが、この究極の卵かけご飯なんです。

といって、作り方はそう難しいものではありません。

それは、

自らの掌(たなごころ)で30分温めたたまごで作った、たまごかけご飯なんです!

食べてみると、確かに絶品!

ほんのりと甘みが増し、

アツアツの御飯の香りを邪魔しない、程よい風味で絶品の味となります。

ええ。

もちろん、やってみましたとも。

なかなか大変です。

てのひらで温めているあいだ、なーんにもできないワケですから。

でも、その手間を惜しまないことで、いろんなことが見えてきます。

掌で温めることだけが大事なのではありません。

「たまごでそこまでするんだったら・・」と考えるならば、やはりいろんな視点での気遣いが出てきます。

ご飯をよそうタイミング、そっと割らなきゃな、という気遣い、食卓のセッティング、もし誰かに食べてもらうなら相手のこと、そして食への感謝・・。

いろんな想いが、掌で温めるあいだに浮かんでくるんです。

けっしてお金をかける贅沢ではなく、

時間や心の贅沢というものを、はっきり感じられる料理、

これこそが、魯山人さんに「最高の料理」と言わしめるゆえんなのかもしれません。

 

◆魯山人究極のたまごかけご飯、簡易バージョン
今から上の記事とはまったく逆のことを書きます(汗)

さて、

毎回そんな時間のかかる食べ方できねーよ!という方。

以前にご紹介した、たまごをホンの少し茹でる!をお試しください。

おタマに乗せて、そっと熱湯に入れるわけですね。

冷蔵庫から出したばかりなら、一分。

 

常温なら、50秒弱。

ほんのりと白身に火が通り、黄身の滑らかさが増し、濃厚さ(コク)がアップします。

上記のような内観的要素はありませんが、

「おいしさ」観点で言うと、こちらもオススメですよ!

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。