小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ゆでたまご 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ゆでたまごは好きだけれども、剥くのがめんどくさい、という方。

いろんな剥き方があって、当ブログでも何度か紹介したのですが、この方法はとてもシンプルです。

カツン!とたまごの横側を平らな所にブツけて、手のひらを上から押し付け、まな板の上をコロコロと転がすだけ。 自分もやってみましたが、スルッと殻が剥けます。

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ただし、半熟たまごの場合はすこーし優しくコロコロしないと、いきなりつぶれてしまいます。 私も最初の一個だけは、強く押し付けすぎてつぶしちゃいました^^;

ぜひお試しあれー♪

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。 英国発祥、「お酒の最高のつまみ」と評されるスコッチエッグですが、イカを使ったちょっと変わったレシピをご紹介します。美味しいですよ!

用意するもの: 2食分
チョリソー(サラミでもOK) 4本
生イカ  4ハイ
塩コショウ 一振りずつ
卵(MSサイズ)  3個(内2個はゆでたまご用)
パン粉 適量
小麦粉 適量
あさつき(又はチャイブ) 一本
コリアンダーシード 少々
豆板醤 少々

作り方
1)2cmくらいに刻んだチョリソー(サラミ)を、生イカ、コリアンシード、豆板醤少々、パン粉大さじ一杯と一緒にミキサー(フードプロセッサ)に入れ、ミックスします(パン粉は玉子にくっつきやすくするため) 。 あんまり細かくなりすぎても卵を包みにくくなるので、「クイック」で数回撹拌するような感覚です。好みで塩コショウを少々足し、あさつきを刻んだものを混ぜます。

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2)たまご2個を茹でます。沸騰水にゆっくりと入れると約7分半で黄身トロの半熟たまごになります。茹でた後は、冷水でしっかりと冷やします。

sctboiledegg1.jpgのサムネール画像

3)卵の水気を拭いてから小麦粉をまぶし、1)のイカ混合物で包んでいきます。平皿に混合物を広げて小麦粉つき卵をゆっくりと回転させるイメージで包みます。(イカが柔らか過ぎって包みにくい場合は、パン粉を足します。)

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4)30分、引き締めのために冷やします。その後、卵液に浸し、パン粉を付け、160から170℃で揚げます。表面がキツネ色になったらすぐに火からおろして完成です!

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※チョリソーからもしっかり塩味が効いていますので、塩コショウは入れなくても十分美味しいです。お好みでどうぞ。

ソースはケチャップなどでも良いですが、醤油や味ポンもかなり合います。

ぜひ父の日の、「お父さんの晩酌おつまみ」につくってあげてくださいませー!(^^)

(参照:KITCHEN72“Squid and Chorizo Scotch Egg”)

(関連:伝統的スコッチエッグの作り方 【おススメレシピ その1】 – たまごのソムリエコラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

父の日前なので、『英国最高の酒つまみ』の異名を持つ「スコッチエッグ」のレシピをご紹介します。

まずは、最も伝統的なレシピの紹介です。現在の一般的なレシピはハンバーグのような挽肉をつかったものですが、初めて考案された280年前のレシピソーセージを刻んだものを使います。ひき肉をつかうよりもすんごく味の濃さがあって、なんというか「ザ・つまみ」というカンジで美味しいんですねー。(^^)

【伝統のスコッチエッグレシピ】

ソーセージ 8本
パン粉 200g
レモン 半個分の皮
マスタード 大さじ1
パセリ(みじん切り) お好みの量
小麦粉 50g
塩こしょう
揚げ用の油

<材料 ; 8個分>
たまご 10個(8個はゆでたまごにしますので、小さめがグッド!)
ソーセージ 12本
パン粉 200g
小麦粉 50g
レモン 半個分の皮
マスタード 大さじ1
パセリ(みじん切り) お好みの量
塩こしょう
油(揚げる用)

<つくり方>
1)たまごを茹でます。熱湯から8分茹でて、冷水で冷やした後にカラを剥き、水分をふき取っておきます。

2)ソーセージミートを作ります。良く切れる包丁で切れ目を入れ、ソーセージの皮を外し中身を出し、それを適当にスライスします。大き目のボウルにそれを入れ、レモンの皮、パセリ、塩コショウを加え、よく混ぜます。

3)それを8等分して、ひらべったくします。ゆで玉子をそこに乗せ、玉子を優しく包みます。(厚い部分と薄い部分が無いように注意してください)

4)生たまご2つを割って混ぜ器に入れておきます。

5)小麦粉→たまご→パン粉の順番で衣を付けます。

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6)160℃前後の油でカラっとなるまで5、6分ほど揚げて完成です!

ケチャップも合いますが、ソーセージ自体の味がありますので、何にもつけなくてもかなり美味しいですよ!(^^)

ぜひお試しあれ!

(参照:Scotch Eggs : Manger .recipes)

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

急に真夏日にりましたねー。ビールの美味い時期になりました!さて、真夏の夜に一杯、となると重要なのは「酒の肴」、つまみです。

つまみとして重要なポイントは、健康的でそこそこボリュームがあって食べやすく、酒の味を十分引き立てる塩味や辛味や濃厚旨みがあること。どんな国でもそんなおススメつまみ料理があるのですが、本日は英国にて『最高の酒のつまみ』と評された玉子料理、「スコッチエッグ」の御紹介をします。

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スコッチエッグとは、要するにゆでたまごが真ん中に入った「ミンチカツ」です。先のNHK朝ドラ『ごちそうさん』でも美味しそうなスコッチエッグが登場して話題になっていましたが、日本にも大正以前とかなり早い段階から入ってきておりました。

このスコッチエッグ、発祥のイギリスではなんと280年近い歴史がありまして、1738年にロンドンのピカデリーにあった百貨店『フォートナム&メイソン』でメニューに上ったのが初出。今日の英国では、屋台にレストラン量販店とあらゆるお店で食べることができる大衆料理になっているのですが、最も美味しいスコッチエッグが食べられるのはパブの料理と言われます。

ピクニックの冷めたスコッチエッグも美味しいし、ちょっと気取ったレストランで食べるスコッチエッグも美味しいのですが、やはりお酒と会話と共に楽しむのがロンドンっ子、英国人にとっては何にも代えがたいようです。

特に最高なのは飲み始めてから2、3時間後に食べるスコッチエッグである・・・・・・のだそうですが、3時間…って日本人の感覚ではもうエエカゲン帰ろうか、ってくらいの長さなのですがイギリスの皆さんはいったいどれくらい飲み続けるんでしょうか!?(^^;)

◆スコッチというけれど・・・
余談ですが、スコッチエッグとは直訳すると「スコットランド風たまご」、つまり英国のスコットランド地方を指すのですが、実は発明者はスコットランドとは何の関係もありません。ロンドンで店を構える料理人がウケを狙って「スコットランド風」と名付けたのがキッカケなんだとか。

うーん、 日本で生まれたスパゲッティ「ナポリタン」とか、名古屋発祥の「台湾ラーメン」みたいなモノですね。面白い。

◆お酒から肝臓のダメージを守るたまご!
ちなみに卵はお酒から肝臓を守るヘルスフードでもあります。メチオニンやコリンといった卵に豊富な成分が肝機能を向上させます。父の日も近いです、ぜひお父さんの晩酌に体を労わる「最高のつまみ」を、作ってみてはいかがでしょうか?

今週後半に「小学生でも作れるカンタンなスコッチエッグの作り方」を御紹介しますねー。(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:ビールのジョーク・肝機能とたまご – たまごのソムリエコラム

(参照:“Why Scotch Eggs Are The Perfect Drunk Food”)

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

電子レンジたまご」といえば『爆発』です。普通にレンジで生卵をチンすると、とんでもないことになります。10個入りパックでやると、レンジがふっとぶくらいの威力があります。

が、「お湯を沸かすのめんどくさい!」という気持ちも良くわかります。本日は『電子レンジで美味しいゆで玉子をつくる方法』をご紹介します。

(1)アルミホイルでゆでたまごを包む
(2)コップに水を入れる
(3)そこにアルミ包たまごを入れ、約5分加熱
(4)2-3分放置する→できあがり!

これは、卵そのものが加熱しちゃうのをアルミホイルのバリアで防ぎ、周りの水を加熱することで美味しいゆで玉子にするわけです。(なので、アルミホイルで卵を包んでチンしただけではまったく温かくなりません。)

コンロがふさがっている時などには、おススメです。ぜひお試しくださいませ!(^^)

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

皆さん「たまごマヨネーズ」ってなんだかご存知ですか?

フランス語で「ウッフマヨ(oeuf mayo)」。

これは、ゆでたまごにマヨネーズをかけたフランス料理のコト。

エッ!?それだけなの?なんて思うなかれ。

前菜として、フランスでは伝統あるメニューなんです。

さて、この「ウッフマヨネーズ」、いろんなカフェや食堂で定番となっている前菜料理なのですが、一年に一度、協会より「その年の最もすばらしいウッフマヨネーズ」を称える最優秀賞が送られるんです。過去の受賞したものを挙げますと・・・・・・、

こちら↑が昨年2012年度の最優秀たまごマヨ。パリの人気レストラン、「エバズイヨン」のメニューです。これは美味しそうですねー!

こちら↑が、2011年の最優秀たまごマヨ。人気店「オリビエフロッター(OlivierFlottes)」の前菜メニューです。これまた美味しそうです。

 

そして、今年2013年のウッフマヨネーズ最優秀賞は、パリの「オーベルジュ・ドゥシェ(Auberge d’Chez Eux)」、クリントンさんやプーチンさんも訪れた有名店です。

これも美味しそうですね!伝統を守りつつも、新たな美味しさを追求する姿勢、とても素晴らしいです。 しかも「たまご」基本でです(^^)

この伝統あるたまごマヨネーズ、たまご屋としてもたまごマニアとしても、ぜひ末長くつづいてほしいものです!(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。