小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまごの呼び方でメニューの売り上げが変わる!?

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

エリザベス女王の国葬が
連日ニュースに出ていますね。

哀悼の意を表しますとともに
国王と国民の距離感や
悼む感覚などもふくめ
興味深く報道を見させてもらっています。

さて、その際に
ちょっと気になったのが
エリザベス”女王”の発音。

「じょおう」と呼ぶ番組と、
「じょうおう」と呼ぶ番組があって、
正式な呼び方ってあるのかな・・・?
と思っておりました。

SNSでも気になっている人が
けっこういまして、
『三省堂国語辞典』編集委員の方が
回答されておられました。

なるほど~。

個人的にも「じょうおう」の方が
「じょおう」よりもテンポも
ゆるやかでなんだか品がある気がします。

 

◆たまごの呼称のちがい

さて、たまごに関しましても、
呼び方の違いというものがありまして
漢字でいうと

「卵」と「玉子」

がそうですね。

むか~しにマイナビがネットで取ったアンケートでも

『実は違いが分からない言葉』
の一位がこの「玉子」と「卵」でした。

ざっくり言うと、

すべてのたまご→「卵」
ニワトリのたまご→「玉子」
新聞では料理だけ→「玉子」

なんです。

生物のたまごの総称が「卵」。
魚卵やワニのたまごは『卵』ですし、

「イクラの玉子」とも
「うずら玉子」とも
言わないのです。

そして、ニワトリのたまごに限り
「玉子」でも「卵」でもオッケー、

さらに、

新聞では
鶏卵の「料理」では
「玉子」表記を使う

ことになっています。

ですので、
新聞関連の出版だとかならず

「温泉卵」じゃなく「温泉玉子」
「ゆで卵」じゃなく「ゆで玉子」
「卵丼」じゃなく「玉子丼」

となっています。

また逆に、
「生玉子」という表記もありません。

ただ、面白いことに
レシピ本だけは「卵焼き」など
「卵」表記がほとんどなんです。

手元にある十数冊の
たまごレシピ本を見てみましたが、
ごく一部以外はすべて
「卵」となっています。

ふしぎですね~。

これは、
こばやしの予想ですが、
レシピ本の場合は
「原材料」に『卵』表記が
必ず出てくるため、
2種類の表記となることを
避けるためあえて「卵」表記に
統一しているんじゃないかと思います。

◆親しんだ表記が受け入れられやすい

では、
飲食店さんメニューの場合は
どんな表記が良いのでしょうか?

これは、少しコツがあります。

NHK「日本語のゆれ調査」によると

男性が女性より
「玉子」料理表記に
しっくりくる人が多くいます

レシピ本を見る頻度の差
かもしれません。

ですので、男性客ターゲットの
居酒屋さんならば、

「だし巻き卵」よりも

「だし巻き玉子」の方が
メニューで親しみを
持ってもらいやすいかもです。

また、玉子と卵だけじゃなく、

「たまご」とひらがな表記

をつかうとより柔らかなイメージを出せたりもします。

また健康イメージでカロリーや
こだわりの原材料を列記する
ときにはレシピと同じになる
「卵」表記の方がより受け入れ
られるかもしれません。

ぜひ、お店のターゲットや
イメージに合わせて
ちょっとメニューの表記を
「たまご」「卵」「玉子」の
使い分けをしてみてくださいませ。

意外と注文数などにも
影響するそうです~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学2022年09月19日