小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

阿波踊りに見るお店の卵メニュー戦略

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

わが徳島県のいま。

街中が阿波踊りのお囃子に
包まれています。

なぜなら
来週からのお盆、
阿波踊りの本番に向けて

徳島県民は
空き地という空き地で
踊りの練習をしまくるからですね。

 

ちなみに阿波踊り開催日になると
演舞場以外は

ビックリするくらい
静かになります。

◆阿波踊りはなぜ歩く

以前ブラタモリでも
紹介されていましたが、

阿波踊りって盆踊りなのに、
ぐるぐる回らずに

なぜ行進スタイルで練り歩くのか?

それは、

広い場所が無いから

なんですね。

徳島市中心部の城下町は
水路が網目のようになっていまして、
街のいたるところに橋がかかっているんです。

 

ベニスのように
ボートで移動すると便利な一面もあるくらい。

なので、
やぐらを組んで
人が集まれる場所って少なくて、

必然的に橋から橋へと
踊りながらわたるスタイル
なっていったんだそう。

 

「せまい」というデメリットを
逆に活かして独自化したわけですね。

◆たまごメニューの意外なメリット

これって、飲食店さんでも
使える戦略なんですよ。

たまご料理の大きな特徴に、

短時間での
ビジュアル変化

があります。

たとえばオムレツは
液状の卵が、

ものの十数秒で
とろふわの黄色鮮やかな
オムレツに形づくられる。

まるで魔法です。

ここまで劇的に
短時間で変化が起こる食材って
そうあまりありません。

起泡性、
熱変性、
固形と液体のあいだの
とろとろ具合・・・

いろんな段階の変わる見た目が
美味しそうに楽しめます。

 

つまり、

調理で魅せる

コレが強いのが『卵』なんですね。

たとえば

ホテルオークラ東京と
帝国ホテル東京は、
「朝食の魅力」として

『目の前でシェフ作りたての玉子料理が食べられること』

を強く推していたことがあります。

 

◆狭いと目の前で楽しめる

たとえば、キッチンまで近い、
カウンター主体のお店の場合は

鮮やかに変化するたまご料理を
イチオシメニューにして
お店の強みに変えていくと、

目前のお客様に
よりワクワク感を感じてもらえます。

そう、阿波踊りが
『狭さ』を新たな価値にしたように

あなたのお店も
カウンターでの演出を
料理の強みにできるんです。

ぜひ、
多様な卵調理中の「変化」を
お店の強みにしてみてください。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

(関連:流しそうめんとホテル朝食オムレツの魅力 | たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ2026年08月11日