小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

パニプリと卵の「丸いカタチ」は面白い

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

少し前に知人数名を
食事にお招きする機会がありまして、
前菜がわりにちょっと変わった料理を作りました。

インドの「パニプリ」です。

パニプリは
インドの代表的な屋台フードなんですが、

10円玉くらいの乾燥した生地を
揚げ油に入れると、

ぽこん!

と、まん丸に膨らみます。

そこに穴をあけ、
ゆでてつぶしたジャガイモや玉ねぎ、
香草などを詰め、

さらに辛くて酸っぱい
スパイスの効いた『液体』を入れて、
一口でパクッ!

これがめっちゃ美味しいんです。

 

「せっかくパリッと揚げたものに
液体を入れるなんて……。」

と思うかもしれません。

でも、天ぷらそばを考えると
分かりやすいですよね。

カリッとした部分と、
つゆが染みた部分。

両方あるから美味しいですよね!?

パニプリも同じで、
パリパリとジューシーが一口で楽しめます。

そして何より、

丸くてカワイイ。

食べる前からワクワクするんですね。

 

◆卵も「丸い器」になる

こういう「器まで楽しい料理」って
卵でもできます。

卵の殻です。

卵殻って、そもそも天然の容器です。

うま~く割って使えば、
料理やデザートの器にできるんですね。

たとえば上記の料理は、
ニューヨークの超有名レストラン
ル・ベルナディンの絶品スイーツ

“the EGG”

中身はポ・ド・クレーム
というお菓子です。

本来なら小さな器で出すところを、
卵殻に入れるだけで、

「なにこれ!?」

という非日常感が生まれます。

同じ料理でも、
器を変えるだけで体験が変わるんですね。

◆今度は「白身」が器に!

さらに面白いことに、
インドではパニプリの「プリ」の代わりに
半分に切ったゆで卵の白身を使った
「エッグパニプリ」がSNSで
話題になったこともあります。

白身をくぼみのある「器」と考え、
トマトソースとチーズ、スパイス、
コリアンダーを盛り付ける。

アメリカのパーティ料理
「デビルドエッグ」にも通じる発想です。

これ、飲食店さんの商品開発にも
ヒントになると思うんです。

卵黄や卵白を
「食材」として考えるだけじゃなく、

殻を器にする。
白身を器にする。
丸い形そのものをデザインにする。

洋菓子店ならムースやプリン、
飲食店なら前菜やアミューズにも
応用できそうです。

高価な食材を足さなくても、
「どう出すか」でワクワクは作れます。

パニプリも卵も、
丸いからこそ親しまれる、
そんな部分ってありますよね。

卵のメニュー開発も

「中身」だけ考えていては、
殻がもったいないんですね~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2026年09月24日