小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

めっちゃ炎上→論争中のエリザベス・ホームズのスクランブルエッグ

卵の混ぜ方が論争になっています・・・!


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

先々週公開の
ドキュメンタリー映画
『You Can See Everything』が
米国で異例の大ヒット中ですね。

主役は
血液検査会社セラノスの元CEO
エリザベス・ホームズさん。

この人は投資家への詐欺で
有罪判決がでていまして、

「わざとやったんじゃないのよ。」

と伝えたいエリザベスさんの日常を
監督やスタッフが

「何かまだ隠してるっぽいな。」

と感じながら撮る、という内容。

 

その中の、

たまご料理シーンが
炎上しているんですね。

しかも、
卵料理方法の論争になっています。

 

◆2人で仲良し料理のはずが・・・

ある朝ホームズ氏が、
スクランブルエッグを作ろうとします。

そこで彼女は
ボウルに割った卵を
フォークでゆ~っくり混ぜていました。

すると、
パートナーのビリー・エヴァンスさんが
彼女から突然ボウルを取り上げ、
勢いよく卵をかき混ぜ始めたのです。

このシーンが
SNSで取り上げられ、
話題になったんですね。

最初は、

「ひったくるなんてひどい!」

「せめて一声かけなきゃ!」

みたいな、
「ビリー氏が普段から
パワハラしてるんじゃないの!?」
という疑惑に批判が出たのです。

ですが、

すぐに批判の向きは
「彼女の調理」に。

「いやいや、
そんなゆ~っくり混ぜたって
調理にならないだろう。」

「やってるフリじゃん。」

「誰だってイラっとして
取り上げるよ。」

・・・と。

エリザベス・ホームズ氏は
「血一滴であらゆる検査ができます。」
と言って巨額の資金を集め
自身もビリオネアになり、

ですがそれが
「ウソで詐欺だった。」と
有罪収監された人。

 

つまり多くの人からヘイトを
買っている人物。

この卵の混ぜ方ひとつにも、

「やったフリしてた
自分の会社と同じじゃん。」

と彼女の批判に変わっていったわけですね。

そして、
話はそこでは終わらず、

「じっさい料理としては
どっちが正しいのか?」

という議論が
今に至るまで盛り上がり中です。

「しっかり混ぜる派」と
「やさしく混ぜる派」ですね。

実際両方の混ぜ方を試して
動画でアップする人や、

有名料理人に取材し
アンサーを求める記事まで出てきて、
なかなかの盛り上がりです。

うーん、
スクランブルエッグって、
忙しく朝作ることも多いわけで、

あまり意識していない人も
多いんじゃないでしょうか?

 

しかも「卵の混ぜ方」を
習う機会って、あんまり無いですよね。

 

◆料理としては、どっちが正しいの?

実際のところ、
美味しいスクランブルエッグを作るなら

しっかり混ぜた方がイイです。

理由は2つあって、
まず白身の食感。

ここが残っていると
口触りの滑らかさの
邪魔になってしまうんです。

だから、
卵を混ぜるなら
しっかりよく混ぜコシを切る。

ホテルニューオータニ総料理長
中島眞介氏もその著書のなかで、

“スクランブルエッグを作る際は
卵を泡立て器でよく溶きほぐすこと”

と言ってます。
これもその理由ですね。

もう一つは、空気。
しっかり混ぜることで
適度に空気を抱き込み、
ふんわり仕上げるためと言われます。

かといって
電動泡立て器などで過剰に泡立てすぎると
こんどはスポンジみたいな変な食感になって
美味しくなくなるので、
混ぜすぎにも注意です。

 

あと、
中華料理の玉子炒めのように
加熱の際に大きく混ぜることで
卵の食感をあえて残し楽しむ料理もあって
事前にもあまり混ぜすぎない方が
美味しい場合も。

「なめらかさを楽しむのか」

「たまご感をしっかり味わうのか」

で混ぜる度合いを分けても
良いかもしれません。

 

それにしても、
思いがけずのたまご料理論争
それだけ関心もっている人が多いんだなあ、
と改めて驚きました。

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

(関連:米国人気司会者を出禁にした激うま「黄身だけオムレツ」って!? | たまごのソムリエ面白コラム)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース2026年11月6日