小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

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今日はにわとりさんの飼料につかう、スダチの天日乾燥作業。

sudachi2.jpg

ハウスと畑の間に、もう大量のスダチ皮を、ズラー、っと並べて干します。

 

あたり一面、甘酸っぱいイイにおいがたちこめるんですよね。

あれ、全部つぶれてるじゃん。

写真を見るとそう思うかも知れません。

乾燥させるために、あえて果汁をしぼったものを使っているんです。

これがまた元気な鶏さんと、おいしい卵に変わるかと思うと、ホントにワクワクしますね。(^^)

awasodachi.jpg

こんなおいしい商品に変わります。

詳しくはまたご紹介。Smile

そういえば、少し前にあるプロジェクトを知ってとっても癒されましたので、こちらもご紹介。緑つながりで。

(ちょっと時間がなくなりましたので、リンクのみご紹介)

東京の道路が芝生だったら?を表現したアートプロジェクト『Green Island』 – IDEA*IDEA ? 百式管理人のライフハックブログ ?

ホッと一息、心をゆったりさせたい方、ぜひお薦めですよ。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年09月27日

ちょくちょくコンビニへ、新商品のチェックに行きます。

それで、プリンやスイーツ、気になる商品を買って家族で対決をします。

hikaku2.jpg

こんな感じで、シリーズもので「どっちがおいしいか?」をあれこれ話し合うんです。

______hikaku1.jpg_

hikaku3.jpg

これは去年の対決の一部。

「おれ、絶対こっち。」

「私はこっちの方が好きだなー。食感がいいよね。」

こんな感じで、パッケージやキャッチコピー含めて、いろいろ話をします(^^)

 

流通業の方に以前伺ったのですが、

スナック菓子や即席ラーメンは、一年になんと、500種類近く新商品がでるんだそうです。

そして、翌年残るのはほんの数種類だとか。

過酷な開発合戦だと思いますが、それだけに百花繚乱、さまざまなコンセプトの新商品が次々と並ぶことになります。

業種は違えどおおいにヒントになります。

私どものたまご商品でも、ただ「良い」だけではお客様のご満足につながらないんですよね。

どう素晴らしいのか、この商品を買うことでどんなすばらしい「価値」があるのか、ここを最大限伝えるのも大きな仕事だと思っています。

まぁ、妻に言わせると、

「なんだかんだ理屈つけてるけど、結局くいしんぼなだけ。甘いもの食べたいだけなんでしょ?」

とのこと、いや実際まったくそのとおりなんですよね。

「飲むのもゴルフも仕事なんだよ!」とおっしゃるお父さん方とおんなじかも・・。Laughing

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年09月26日

オーストラリアにある「ゴールデンエッグ」という養鶏農場が、病気で苦しむ子供のためにチャリティーを開始したそうです。

Egg sales to help sick children: AUS (注:英字ページです)
By FoodWeek Online @ 12:33 PM 0 Comments 

(題字訳 : 病気の子供救済のため鶏卵販売・オーストラリア)

 

Goldenegg-charity.jpg

右写真のチャリティーマークが付いたジャンボたまごが、1パック売れるたびに20セントずつ寄付されるとの事です。

環境保護に売上げの一部が寄付されるトイレットペーパーなど、こういう試みは時々見ますが、鶏卵では珍しいんじゃないでしょうか。

日々購入する食材なだけに、「よし。いっちょ協力してみるか。」と思いやすいかもしれませんね。

ゴールデンエッグ経営者のベナード・イーガン氏は、「ジャンボたまご限定にしてお得感を出した。たくさんのお客さんが協力してくれるはずだよ。」 と語っています。

小林ゴールドエッグ経営者の私としては、価格上乗せになる分ちゃんとお客さんへの「付加価値」を意識しているイーガン氏の顧客視点もなかなか勉強になります。(^^)

滋賀近江商人の言葉に、

「売り手よし。買い手よし。世間よし。」の「三方よし」という言葉があります。

イーガン氏の発想は、まさしくこの三方良しになっているんじゃないでしょうか。

ゴールドエッグとゴールデンエッグ、似た名前つながりで気になったニュースでした。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2009年09月25日

昨日の続き。

卵を一番早く立てる競争をしている動画を見つけました。

誰が一番最初に卵を立てられるか競争(小太郎ぶろぐ)egg_stand_discovery.jpg

コメントによると、都市伝説を検証する「ディスカバリーチャンネル」という番組の企画らしいですが、それにしても楽しそうです。

でも、食べものを無駄にしちゃダメですよねー。(^^;)

あと、個人的には「卵を立てるコツ」は、最初のたまご選びだと思います。

おしりの部分がちょっとザラザラしているものが最適です。

ちなみに昨日の写真は私が立てました。商売柄、よりどり選び放題ですしね。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年09月24日

 

egg_standhing_many.jpg

今日は秋分の日です。

 

日本ではあまり話題になりませんが、以前にご紹介した「立春の日に卵が立つ」というお話、なんと、「秋分の日にも立つ」と欧米で取り上げられているようです。

Fall Equinox: Can You Balance an Egg? (myFOX nepa.com) 
(題字訳:あなたはたまごを立てられる?)

 

上記の英字記事に代表されるように、

けっこういろんな紙面やblogで話題に取り上げられているようです。

「昼と夜の長さが等しくなるのがポイントなんだよ。」

などと、まことしやかに伝えられていますが、まったくの勘違い。

やってみるとわかりますが、いつでも集中すると5分たらずで立てることができます
(上記リンクには、これが迷信であることも説明があります。迷信の由来は下記リンク記事を参照)

これは、たまごの細かい突起のおかげ。

実はたまごの表面には、微小な凸凹がたくさんあって、うまく三点の突起でささえられるとうまく固定できるということですね。

 

■都市伝説をみんなで楽しむ・・・?
さて、いくつか海外の記事を見てみると他にも、

「地球の重力バランスが釣り合う時期じゃないと・・」

「古代中国より伝えられている話です・・」

「風水の・・」

「気圧の関係で、一年にこの時期だけ・・・」

など、いろいろアタマに付く設定があって面白いです。

どうやら迷信であることもわかった上で、楽しんでいるみたいですね。

 

■誰でも卵を立てられる裏ワザ・・・?
上記リンクによると、立てる前に、卵を振って黄身と白身をシェイクしておくといいんだそうです。

「生たまごは黄身がゆれうごくため、重心が安定せず立てにくい。だから良くシェイクして均一にすると、すぐに立つよ。ちょっとズルだけどね。」

と書いてあります。

へー、ホントかな?

やってみましたが、そんなに差がないような・・。

というか、中身がシェイクするくらい振るのってメチャ大変です(注1)。(^^;)

そもそも卵黄の比重1.029、卵白の比重1.040と、わりと差が少ないので、あんまり黄身の重心は関係ないような気もします。

まぁ裏ワザの真偽はともかく、

連休最後の夜、家族でワイワイためしてみてはいかがでしょうか?

 

立春の日に卵が立つ!? – たまごのソムリエ 小林真作 小林ゴールドエッグ 
関連2:Urban Legend? Standing An Egg On Its End As Fall Begins(こちらにも卵を立ててみた写真があります※英文です)

※注1 : 100回ほど振ってみましたが全然黄身が壊れません(ーー;)。最後は器具を使いました。これはウチのたまごがスゴイ、ってことで良いんでしょうか・・・?

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年09月23日

 

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シルバーウィークまっただなか、いかがお過ごしでしょうか?

 

徳島はあいにくの曇り空です。

こんな日には気晴らしに、たまごのジョークはどうでしょう?

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(注:「ラビ」とはユダヤ教の司祭のことです)

ラビ、ヨセフが部屋を掃除しているときに、今まで見たことがない箱を目にした。彼の妻は、その箱は個人的なものだから触らないでほしいと頼んだ。
ある日、妻は出かけ、ラビ、ヨセフはその箱の中身がなんであるか見たくてたまらなくなり、ついに箱を開けて中身を見てしまった。その箱の中に入っていたものは、3個の卵と20万円だった。
妻が帰って来たときに、彼は、自分がその箱を開けてしまったことを告白し、箱の中にあった卵と20万円は、どういう意味か尋ねた。
妻は答えて言った。「これはね、あなたが説教をするときに、まずい説教をするたびに卵をひとつづつこの箱の中に入れるの」
ヨセフ:「ほう、20年間のラビ生活の中で、まずい説教はたったの3回だったということか」
妻:「この箱の中に12個の卵がたまるとそれを100円で売ってはこの箱に入れてたの」

http://www.hpmix.com/home/nagusa/C2_7.htm
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自分も朝礼や会議、社外勉強会でのコメントなど、なんらかのスピーチをすることがあります。

しかし根っからの緊張屋、「ああ、失敗した・・。」と思うことが多いです。

しかし、じゅうぶん自覚していたとしても、

他人からそれを指摘されるのはけっこう堪えるんですよね・・。(^^;)

 

■ところで・・・
なぜ上のジョークは「たまご」なんでしょう?

キリスト教ではたまごは復活のシンボルで、切っても切り離せない関係にあるんですが、どうやらユダヤ教でも春の到来を祝って「ゆでたまご」を食べる習慣があるようです。

なんらかの象徴的意味があるのかもしれませんね。

もっとも、「腐らないうちに12個そろっちゃう」という痛烈な意味を込めているだけかもしれませんが・・。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2009年09月22日