小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

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以前、「大天才てれびくん」というNHKの番組に出演させていただいたのですが、その際にスタッフの方に「NHKのロゴはたまごだ。」と聞いてビックリしました。

テレビでもよく見るNHKのロゴは、たまごが「N」の形に並んだものなんですねー。

なんでたまごなのか? これは、調べてみると下記に詳しく載っていました。↓

NHKのロゴはなんの形を表しているの? -NHKの解説委員さんに聞いてみた(http://news.livedoor.com/article/detail/7678153/)

『たまごには生命の源としての存在感や、”コロンブスのたまご”にあるようなアイデアの源、それに物価の優等生といわれる安心・安定感などがあります。このロゴマークは、こうした「たまご」がお互いを支え合うように』

ということらしいです。 なるほど!

ちなみにウチのロゴも、たまごの形です。(当たり前か!)いやいや、Cobayashi Gold Egg の頭文字「cgeの中に、四つのたまごが隠れているんですねー!(^^)

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カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2013年05月21日

こんにちは!こばやしです。 しばらく県外におり、更新が滞っていました(^^;)

島根県松江市に、美保神社という古い神社があります。

ここは、全国3千社ある「えびすさま」を祀る神社の総本社(事代主神系)なんですが、この神社に「えびすさまはニワトリ嫌い。」という伝説が残っています。

昔々、えびすさまは毎夜この美保神社から海を渡ってミゾクイ姫様のところへデートに行っていたのですが、夜が明けて帰る時間を、ニワトリさんが知らせていたんですね。 ところがある日、まだ夜が明けていないのにうっかり鳴いちゃった事で、えびす様は暗いうちに船を漕いで、途中で櫓を落としてしまいます。

しょうがなく片足を海に漬けて漕いでいたところ、サメが寄ってきて足をガブッ・・・!

・・・・・・というわけで、大けがをしちゃったえびすさまは、以来ニワトリさんに激怒しているのだそうです。 えびすさまの片足がちょっと曲がっているのは、その時のケガのせいだとも言われています。

以来、この美保神社の周辺の人々は、ニワトリさんもたまごも食べない風習になっていたそうです。 かの小泉八雲の手記にも、この町(美保関)の宿で「卵はありますか?」と聞いて女中に「アヒルの卵なら。」と答えられたとのエピソードが残っており、少なくとも明治時代までは強くその文化が残っていたようです。

まァ、えびす様はもともと「の化身」、海の豊漁を祈る神様です。神話の昔からの古い町で立派な港がある土地柄ですから、「 海の恵みを大切にしようぜ。」という考えがこの伝説を産んだのかもしれません。

ほかにも鶏肉&たまごを食べない地域がいくつかあって、たとえば滋賀県の田村神社周辺、大阪の道明寺周辺がそうです。 いずれも発端となる興味深い伝説があります。 いずれ紹介します!

ここまでお読みくださって、ありがとうございます(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2013年05月20日

先日の日曜日は「母の日」でした。

なので、我が家でちょっとしたパーティを開催。

当然母の日なので、息子(5)もお手伝いです。

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ちいさい子が手伝える料理として、たまごってかなり優秀です。(^^)

たまご料理含め、パーティのメニューは割と面白く盛り上がったので、改めて今度報告します。

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息子→お母さんにプレゼント
サプライズ成功でした。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2013年05月15日

 

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

 

建て替えで話題の「新歌舞伎座」、すごい評判ですね!

フランスの老舗パティシエが考案した期間限定お菓子「エクレール カブキ」も連日売り切れの人気ぶりだとか。

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かなり奇抜な色なのですが、これは日本伝統の「定式幕」がモチーフ、まさに歌舞伎らしいお菓子といえます。

さて、この歌舞伎座のホームページに、「江戸歌舞伎座資料館」というコーナーがあります。その中に「江戸食文化紀行」という特集コラムがあるのですが、これがすごく面白い!

食の観点から、江戸時代の様々な文化に触れ、貴重な資料と共に公開おり、とても面白く勉強になります。 現在VOL 273となっており、そのボリュームもすごい!です。

 

◆日本のたまごは江戸文化から始まった!
実は日本人がたまごを食べるようになったのは、江戸時代から。 江戸時代に出版された『万宝料理秘密箱』(1785年)には、なんと103種類もの玉子料理が紹介されていますが、江戸時代より以前にはほぼ卵料理についての記録はありません。

逆に言うと、現在の和食たまご料理文化はすべて江戸時代に花開いたとも言えるわけです。 それだけに他の食文化とも絡め、貴重な資料がいっぱいのこのサイトは私にとって、とても興味深いです。

 

◆子供も大人も楽しめるサイト
1コラムは短くてとても読みやすいので、新学期、日本史や社会科の授業に悩むお子さんにも、さりげなーく勧めてあげると、身近な「食」の観点から歴史に興味を持ってくれるかも!?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

歌舞伎座HP http://www.kabuki-za.co.jp/

日本食文化紀行コラム http://www.kabuki-za.co.jp/syoku/bkindex.html

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2013年05月14日

こんにちは!たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。

ニワトリさんのモモ肉は「左足」が美味しい、という話を酒の話題で知人から聞きました。

なんでもニワトリさんは「左利き」が多いので左足の運動量が多く、筋量が発達しており、旨味成分も多くなっている・・・・・・のだとか。

うーん、ホントかな? 興味深いですね。

中国料理の珍味「熊の手」は、右手の方が高価だと聞いたことがあります。 クマは右手で蜂蜜をなめるのでその味が浸み込んで甘い!・・・・・・のだとか。

たまごの場合は当然「左右」は無いですが、「上下」の話はよく耳にします。 通説としては、「とがった方を下にした方が日持ちが良くなる。」と言われます。

実際には、論文などを読むかぎり保存性に差は無いようです。

スーパーのパックなどで、とがった方が下を向いているのは、むしろ輸送時の耐衝撃性に関する必要性が大きいんですね。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2013年05月13日

こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

日経新聞の特集に『「ホテルで楽しむ優雅な朝食」 東西ベスト10』(http://www.nikkei.com/article/DGXZZO53889030S3A410C1000000/)なるものがありましたが、

その3位 ホテルオークラ東京と4位 帝国ホテル東京の「魅力」が、『目の前で作りたてのたまご料理が食べられること』 なんですねー。

たまごの魅力はやっぱりできたて!

あつあつとろーりオムレツをその場で食べる事ですよ。

そして料理は「五感」で楽しむもの。

新鮮なたまごが目の前で、超一流の職人技によって魔法のようにキレイなオムレツになっていくのを楽しむのも、堪えられない魅力なんです。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2013年05月11日