小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本年初更新です!

昨年後半より、思い立ってほぼ毎日更新にしてみたのですが、今年もなるべくこの更新頻度で頑張れたらと思ってます。

今年は午年(うまどし)ですね!

ウマとたまご、共通点を挙げるとすると、それはどちらも「金運を運んでくる」といういわれがある点。

たとえば「左馬」なんて言葉がありまして、

馬は右側から乗ると転んで左側から乗ると転ばないと言われることから、「左馬はトラブルなく順調に行くことの表れ」として馬の字を反転させたものをお守りにしたりします。

 

また、今年年末に中国で流行ったのは、馬の置物の上にお金や欲しいものの写真・ミニチュアを置くというもの。 これは、中国語で「馬上」と書いて「すぐに」という意味を表わすため、馬の鞍にものを置くと「すぐに手に入る」というジンクス話が広まったためです。 (参照:http://www.xinhuaxia.jp/1131334123)

そして、我らが「たまご」

これは、「金のたまご」と言われるように、西洋中心で蓄財の象徴として、金運の上がるジンクスとなる物とされています。 また、中国発祥として、『大寒ごろ生まれのたまごを食べると一年間金運が上がる』という言い伝えもあります。

ぜひ、馬の置物と玉子料理、両方あわせて一年の金運を大幅にアップさせてくださいませ!

本年もどうぞよろしくお願いします!(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年01月6日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

マイナビさんによるネットアンケートで「実は違いがわからない食べものを教えてください」とアンケートを取ったところ、ダントツの一位が「卵」と「玉子」の違いだったようです。

【実は違いがわからない食べ物の名称1位「『卵』と『玉子』」 – ライブドアニュース】(http://news.livedoor.com/article/detail/8297797/)

この記事によると、約半数52%の人が「卵・玉子」を挙げており(複数回答)、「何のために使い分けられてるのかわからないから」などの声が出ているようです。

春にNHK文化研究所が調査した「日本語のゆれ調査」結果でも、「玉子焼き」派と「卵焼き」派がどの世代でも混在していることがわかっています。(→たまごのソムリエ日記

上のニュース中では、「卵は調理前・玉子は調理後のもの」となっていますがちょっとだけ違いまして、

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厳密にいうと「卵」は魚なども含めた生物全般を指し、鶏サンのたまごに限り「玉子」もOK、新聞表記では鶏卵の「料理」に限り「玉子」表記を使うことになっています。

例1→ 温泉玉子・玉子丼
例2→ イクラの卵・うずら卵

ちなみにアンケート上位には『「ツナ」と「シーチキン」』、『「寿司」と「鮨」』などが挙がっています。 確かに納得の違い判りにくさですねー。(^^;)

記事中には違いの説明がそれぞれ載ってますので、ご興味ある方はご一読を。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2013年12月30日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

珍しく二日続けてたまご以外の話を。 ひと月ほど前になりますが、徳島にある「鳴滝」という滝へ紅葉狩りに行ってきました。 見ての通りなかなか立派な滝なのですが、脇へ入る道が判りにくいせいか、とにかく人がいない! 散策の超穴場なんですね。

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イチョウが下に散って、それは綺麗な黄金色の絨毯となっていました。ウチの社名は小林ゴールドエッグなので、黄金色には人一倍親しみを感じます(^^)

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さすが映画にもなった葉っぱビジネスで有名な「株式会社いろどり」にも近いだけあって、それは見事な美しい紅葉でした!

不動明王さんが祀られていて、大師堂と休憩所もあるので、また初夏の涼しい時期にもお茶を持って訪れようと思ってます(^^)

(場所参照: 徳島市・とくしま市民遺産 鳴滝http://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/simin_isan/07.html)

カテゴリー | ソムリエ日記 2013年12月28日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

週末に家族で畑にあるミカンの木の収穫をしました。

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そんなに本数は無いのですが、なにせ間引き?などは一切していませんので、一本の木にたーくさんなってるんですねー。

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徳島の先週末はとにかく天気がよくてあったかく、最高の収穫日よりでした(^^)

無農薬なんで見た目は悪いですが、今年は夏の暑さが良かったのか結構甘くてなかなかの良いデキ。満足です。

私、卵が一番なのは別として、重度のミカン好きなんですね。一箱あっても一人で一週間もたないくらい食べ続けます。

しばらくたーくさんありますので、年末正月は楽しめそうです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2013年12月27日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。たまご・鶏さんの諺第20弾、今回は中国から。

<牛刀割鶏>(ぎゅうとうかっけい)

牛刀を以て鶏を割く、

つまりちっちゃなニワトリさんをデッカイ牛さん用カタナで切るということで、大人物にしょうもない仕事をさせること」「ささいな事に対応するのに大げさな方法をとること(への戒め)」を意味しています。

「オーバースペック」というニュアンスでしょうか。

エピソードとしては、孔子さんのお話が有名です。

孔子さんが武城という町を治めるお弟子・子游さんに会いに行った際に、「武城みたいな小さな町をキミが治めるなんて、デッカイ牛刀で鶏を割くようなもの。モッタイナイよ。」と言って子游さんを褒めたんですね。

対して子游さんは「ほんらい“国”を治めるのに用いるべき“礼楽”を小っちゃな町の統治につかってるのは、デッカイ牛刀を鶏に使うようなもの。ちょっと大げさすぎるんじゃないかい?」と言われんだと、カンチガイをしちゃいます。

このお話から、上のような2つの意味ができたんですねー。

 

◆牛刀はそんなにデッカくない?
ちなみに“牛刀”はさほど大きくありません。だいたい20センチから36センチくらいまで。

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ホントにでっかいのはマグロを捌く“マグロ刀 ”で、↓

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コレ、装備してモンスターと戦闘だってできそうです。(^^;)

「牛刀割鶏」はむしろ“鮪刀割鶏”なのかもしれません。

私が所属している勉強会・徳島県中小企業化同友会では、年末忘年会でマグロの解体をやりました。 見てるだけじゃなくて事前希望の上参加もできたのですが、マグロ刀、私も使ってみたかった!(^^;)

関連:たまごのソムリエ日記・・・たまご・鶏さんのことわざシリーズ一覧

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2013年12月26日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

9年ぶりの高騰となる鶏卵相場について、NHKさんより御取材がありました。

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実際にたまごを使われる量販店さん、洋菓子店さんの対応と共に「来年度の予想」という形でコメントを出させてもらっています。

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(1)鶏導入時期遅延に対する補助金・(2)猛暑による減産・(3)加工業者による買付需要・・・・・・大きくはこの3つによって需給のバランスが大きく崩れているんですね。

卵に関してはここ数年過剰生産ぎみで、徳島を含む西日本圏では安い相場が続いていました。 生産者にとって苦しい形となっていたんですね。 ある程度の相場価格となることは悪いことではないと思いますが、このような急激な高騰(しかも過剰な!)は市場自体を縮める可能性もありますし、卵は毎日の食材である以上皆さんのご家計に少なからず影響してしまいます。

早く需給のバランスが取れ、適正な価格に落ち着くことを、望みます。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2013年12月25日