小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

たまご全般コラム 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。

5歳になる息子と、おばあちゃんの誕生日のために、料理を作りました!もちろん、たまご料理です。(^^)

tanjouryouri1.jpg難しい部分は私も手伝って・・・。tanjouryouri1 (1).jpg完成です!
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南の島をイメージしたうずら玉子料理に・・・、
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欧米の定番パーティ料理、デビルエッグです。
盛り付けがチョット難ありですが、5歳児にしては良くやった!のではないでしょうか(^^;)tanjouryouri1 (2).jpg本人もご満悦! がんばった!
さて、この5歳児にもできる玉子料理、「デビルエッグ」ですが、ホント簡単な割に美味しくって見栄えがします。 味もお好みでアレンジしやすいので、「ウチの味」が作りやすいです。 ぜひ、お子さんの「はじめての料理」におススメです!
作り方は、こちらのレシピを!→ たまごのソムリエ日記『パーティに超オススメ、伝統の「悪魔のたまご」料理』

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2013年03月21日

 

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こんにちは! たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。

米国マクドナルド4月の新メニューは「白身だけを使った黄身無しマフィン」の朝食セット。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000018-jij-n_ame

対して日本モスバーガー春の限定朝食メニューは「卵かけごはんをイメージしたライスバーガー」の朝御膳。(http://news.mynavi.jp/news/2013/02/25/157/index.html

どちらもで「体にやさしい商品」がコンセプトの朝食メニューなのですが、卵に対する健康感が全く違っていて、興味深いです。(^^)

「たまごにはコレステロールが多いので、あまり食べないようにしている。」、、、という誤解にもとづいた考えは、日本ではずいぶん減ってきたと思います。 ですがもともと世界トップクラスのたまご消費大国日本(平均消費量は約一日一個・330億個程度)とは異なり、米国では週に2、3個程度で卵にさほど健康的なイメージがないんですね。

◆たまごの黄身は血中の脂肪をかたづける特効薬!?
卵の黄身にあるコレステロールはいわゆる善玉で、コレステロールをコントロールしてくれるオレイン酸を豊富に含みます。 また血管を柔軟にして血中脂質を下げるレシチン(卵黄コリン)がタップリ含まれますので、脳こうそくや動脈硬化の元になる血流障害に対して非常に有効なんです。 また、炭水化物にコレステロール・中性脂肪を分解してエネルギーを取り出す働きのビタミンB2だって、たまごにはタップリ含まれます。 「たまごを沢山食べても血中コレステロール値は上昇しない。」という論文が国立栄養学研究所など多数の研究機関から報告されているんですねー。(参照

「黄身を除いたからヘルシー!」というわけでは無いんですけどねー・・・。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2013年03月18日

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こんにちは。こばやしです。

本日はクリスマスイブですね!

北米のクリスマスやお正月に定番のお酒、エッグノッグというお酒をご存知でしょうか? 牛乳と砂糖、クリーム、そしてホイップした卵を使った、あまーいお酒です。(^^)

あちらではクリスマスや新年のお祝いに飲まれ、クリスマス前にあちこちのスーパーマーケットでも見られます。 飲み口が軽く、甘くて美味しいのですが、かなりお酒を入れても口当たり良く飲めちゃうので、知らないうちに酔っぱらっちゃいます。

 

◆エッグノックの歴史
もともとはイギリス生まれ。 「ノッグ」は木彫りのジョッキを指し、材料の牛乳や卵・ブランデーなどはかなり高価な材料であったことから、クリスマスや正月の贅沢なメニューとして親しまれたようです。 

◆代表的なレシピ

スタンダードなレシピですが、モチロンお酒を入れなくても美味しいです。 酒抜きだと、子供にも大人気!

※準備するもの
  卵黄 1個
  牛乳 180ml
  砂糖 大さじ一杯(10g程度)
  (ブランデー お好み)
  シナモン  一つまみ

※作り方
 (1)卵黄に砂糖を入れて、クリーム状真っ白になるまでかき混ぜます。
 (2)そこに牛乳を加えて更によく混ぜつつ、小なべで弱火にかけながらゆっくり温めます。 (沸騰厳禁!)
 (3)10分少々でとろーっとしてくるので、そうしたらカップに移してお酒を好きなだけ入れ、シナモンを振りかけて、出来上がり!

※お酒はブランデーじゃなくて、ラム酒やワインなどでも美味しいようです。

 

◆エッ!?こんなに強いの?驚きのジョージワシントン流エッグノックレシピ
さて、コッチはお酒好きのためのレシピ。 ジョージ・ワシントン流レシピというものがありまして、ちょっと紹介してみると・・・

 ブランデー  2カップ 
 ウイスキー  1カップ
 ダークジャマイカンのラム酒  1杯 
 クリームシェリー   1 / 2カップ 
(・・・、ってどんだけお酒入れるの!!?)

 卵(2Lサイズ) 8個(またはLサイズ10個)
 砂糖 3 / 4カップ 
 ミルク 1クォート(約0.95リットル)

 1クォート ヘビー生クリーム
 新鮮なナツメグ 小さじ1杯 
 シナモンスティック 1本  

・・・で、冒頭のレシピと同じ手順で完成です。

いやー・・・、これは美味しくても即へべれけになって潰れちゃいそうですねー。 聖夜にピッタリ、というよりはどっちかと言うと「罰当たり」なレシピかも!?(^^;)

ぜひ、お酒好きな皆さん、今日明日パーティの皆さんはお試しくださいませ!

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2012年12月24日

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こんにちは。たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。

さて、クリスマスももうすぐですね!

実は西洋では、クリスマスやイースター(復活祭)の飾りとしてたまごの殻をキレイに装飾するのが一般的だったりします。kurisumasu_turi.jpg

西洋では卵は生命の象徴、復活のイメージがあるので、それを飾りつけするのはキリスト生誕のお祝いとしては当然とも言えますが、なによりいつも手元に合って、子供と一緒に楽しく作れるというのが第一の理由ではないでしょうか。

 さて、方法としては、おうちにある生卵、これのお尻に安全ピンを刺して、その穴にクリップなどをまっすぐ伸ばしたものを差し込んで、黄身と白身を混ぜてしまいます。 ある程度きれいに混ざったら、たまごを振って中身を出してしまいます。 中身が乾いたら完成!です。 結構大きな穴が開いても大丈夫。 そんなに目立ちませんし、気になるようなら紙などを貼るとキレイに見えます。(^^)tamagokazari_pin.jpg

さて、カンジンの装飾なのですが、いろんなバリエーションがあります。 海外でご紹介されていたものをいくつか挙げてみます。

1)つなげる(エッグガーランド)
ペンで塗ったり染めたりしたカラフルなたまごを、糸でつなぎます。

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2)染めたまご
たまごの殻は、煮込むと色が付きます。 写真のように細いシールなどをあらかじめ貼っておくと、その部分は色が付かないのでキレイなストライプ模様になります。 100%じゃないジュースなどで煮込むのがおススメです。

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3)ペーパー包みたまご
お気に入りの包装紙などで、キレイに包んじゃいます。糊で貼り付けちゃいますが、適当に貼っても美しく見えます。

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2)や3)の組み合わせで、たとえばこんなポップな感じの楽しいたまご飾りもできちゃいます。

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いかがでしたでしょうか? ちょっとした工夫で、とっても素敵な空間が演出できます。

お子さんとワイワイ、たまごを使ってぜひ楽しいクリスマスにしてみてください。(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連・・・・『クリスマスとたまごの深ーい関係』 – たまごのソムリエ日記

(関連・・・・『エッ!卵の成る木!?たわわに実ったたまごのニュース(ドイツ)』 – たまごのソムリエ日記

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2012年12月17日

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

色々お世話になっている地元の方が、フェイスブックとユーストリーム放送を利用して「いいね!の会」催しを行っているのですが、「たまごっていいね!」企画ということで、呼んでいただきました(^^)

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参加者の方は、カフェ「Lapage」さんで食事をしながら話を楽しみます。 放送はこんなカンジの奥に見えるブースで映します。

さて、今回はたまごのお話に加えて「珍しいたまご料理」というテーマが付きましたので、事前にオーナーの東條さんと打ち合わせを。

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料理別専用たまごや、変わったたまごを元に試食・・・

そして決定したメニューをイベントにお越しになった皆さんに食べて頂きました。

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たまごかけごはんでも、歴史的エピソードのある古いレシピの再現であったり、はたまた全然イメージの違う、洋風たまごかけごはんであったり、味は絶品!だけど面白いメニューを5品用意したんですねー。

放送中は、リアルタイムでユーストリーム上からツイッターを通していろんな質問を頂き、お答えさせていただきました。

放送!とはいえ和気藹々としたゆるーい雰囲気で、楽しく熱く!たまごの魅力をお伝えさせて頂きましたー!(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2012年12月5日

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たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

マックのグラタンコロッケバーガーが今年も発売され、その「原料のスゴさ」がツイッターなどで話題になっています。

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ほとんど小麦粉・・・! これはスゴイ。 中に入っているマカロニだって小麦粉ですからねー。 まさに小麦文化の叡智を集めたメニュー、実はスゴイ料理なんですね。 なんというか、山芋と大豆で「うなぎの蒲焼」を作っちゃう「精進料理」に通じるものがありますよね。

日本文化にだって、日常的に食べるもの中にもこういう文化の極みとなる料理があるんですね。

それは、味噌汁。

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ご覧のように、豆腐と油揚げの味噌汁の場合、ネギとだし以外はほとんど大豆です。 あまり意識しませんが、長い年月をかけて培われた、「大豆文化」の粋を集めた料理なんですねー。 これまたスゴイです。 (そういえば「冷奴に醤油」や「味噌田楽」だって大豆づくしですね。良く考えてみると。)

では、たまごだけで・・・の料理なんてェはあるのでしょうか??

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フランスではどこのビストロに入ってもコース料理の最初に出てくる前菜、マヨネーズソースをかけたゆでたまご「ウッフマヨ(œufs durs mayonnaise)」という料理があります。 これは非常にシンプルな料理で、基本食材はたまごだけ。(^^) これがマタ美味しいんですよ!

 

この前菜たまご料理「ウッフマヨネーズ」はフランスでは『ウッフマヨ品評大賞』まであって、毎年大賞受賞のお店が表彰され、それ食べたさにお客様が殺到するのだとか。 ミシュランのたまご限定版みたいなものでしょうかね!? 上の写真は今年2012年受賞のレストラン「エバズィヨン」のウッフマヨネーズ。 とっても美味しそうですね!

この「ウッフマヨネーズ大賞」はかなり面白いので、また後日改めてご紹介しますね。

ここまでお読みくださってありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2012年11月30日