小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

ちょっと体調を悪くして、仕事しながら半分ダウンしておりました。

いやはや、不摂生はイカンですね。

さて、風邪といえば、「たまご酒」。

卵黄は効率よく栄養を吸収し、

また、白身にある卵白リゾチームという成分は菌を殺す作用があり、風邪薬にも入っているほど。

そして、卵白に含まれるオボルチンという成分は、乳酸菌を増加させ、それにより 身体の免疫力を高めるのに役立つ効果があります。

秋以降、再来が予想される新型インフルエンザ対策にも、卵は有効なんです。

昔の人の知恵は、すばらしいですね。

ところで、

以前みたサイトに、変わった「たまご酒」のレシピが載っていました。

「たまご酒」は
ホットミルク+砂糖+ラム酒+卵黄か
ホットミルク+赤玉ワイン(卵入ってねえし)か
赤玉ワイン+オレンジジュースを温めたもの(白っぽくすらない)

 

・・あれ、卵が入ってないレシピもありますが、

それは別として、とても美味しそうです。

サイトによると、ドイツのレシピじゃないかとも書いています。

皆さんも、夏カゼなど体調悪いときの活性化にいかがでしょうか?

参照:初めて食べた時の驚き・喜び・がっかり(アルファルファモザイク)

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2009年08月7日

先日孵化前のたまごに色んな音を聞かせる実験をご紹介しました。

こんどは逆に中から音を出す、卵をくりぬいてスピーカーにしてしまったものをご紹介します。

たまごスピーカー日本人が作成(wired vision) gooニュース
http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/life/leisure/2009news1-19978.html

tamago_supika1.jpg

※画像クリックでリンク先へ

本物の卵の殻を使っています。

カッコイイ!!

これはイイですね。ギターの音に最適なんだとか。どんな音か、ぜひ聞いてみたいものです。

さて、実は卵のフォルムはデザインとしてそそられるみたいで、世の中には結構な種類の「たまご型スピーカー」があります。上記の自作一点ものは無理でも、市販の商品も結構ステキなものがあるんです。

そのうち、一部をご紹介してみます。

まずはお気に入りのモノから。

iPodのとなりに、たまご!【エッグスピーカー】

tamago_supika2.jpg

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上部をプッシュすると音声が出ます。黄身まであって、かなり可愛いです。ホントの卵と同サイズと小さめなので、持って歩きたくなります。

さて、次にちょっとオシャレなものを。

【karei】おしゃれな♪ipodぴったり♪大きなたまご式ミニスピーカー♪

tamago_supika3.jpg

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大きなたまご式ミニスピーカーというネーミング、結局大きいのか小さいのかよく分らないですが、見た目がスタイリッシュで気に入っています。

そして今一番欲しいスピーカー。先日ちょっとだけご紹介しました。

エバーグリーン、割れるたまご型のスピーカー、カードリーダーとUSBハブも

tamago_supika4_2.jpg

カードリーダーとUSBハブも入った3in1とオトクです。どっちかというと、こういう機能充実型に魅かれます(^^)

最後に変り種。

セガトイズ、音にあわせてダンスする卵型スピーカー

tamago_supika5.jpg

※画像クリックでリンク先へ

音楽に合わせてブレイクダンスするようにクルクル回転しながらオリジナルサウンドを奏でるロボットです。ソニーのヤツも思うんですが、スピーカーが踊ったら聞きにくいですよね?作動音とか邪魔じゃないんでしょうか。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

他にもたくさんあるのですが、「たまご型」と言いながら、「それ全然たまご型じゃないよね?」と言いたくなるスピーカーもたくさんありました。

そんなのも含めて、「たまご型とアピールすることがお客様への訴求力になっている」と思うと、やっぱりうれしいですね。

ぜひ、生活の潤いにひとついかがでしょうか?

 

■ところで・・・ 

ちなみに自分は持っていません。

「間違えてクリックしてしまってもせっかく書いたblog記事が削除されない防止機能付き卵型スピーカー」

があれば、即購入なのになー・・。そんな風に思いながら今日書き直し二度目の記事を書いています・・。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年08月5日

 

suika.jpg

うちの息子がスイカを食べられる年になったので、気になって調べてみました。

 

 スイカの種は食べても良いのか?(読売新聞online)

結論から言うと、めっちゃ体に良いので、どんどん食べても大丈夫との事です。

中国や台湾では、種を食べるために「種の大きなスイカ」まであるとの事。ビックリですね。

昔からある「スイカの種を食べると盲腸になる」という迷信は、ヨーロッパで切った虫垂がブドウの種に見えたことが発祥なんだとか。

さて、卵も、ちょっと前までは「たまごを食べるとコレステロールが上がる。」と言われていました。これも、ちょっとした実験ミスから生まれた迷信なんです。

これは、90年前にロシアで、ウサギに卵を食べさせた実験が原因。
食動物のウサギに動物たんぱくの卵を食べさせたために、高血圧になったというデータがとれてしまったんです。 消化酵素を持ってなかったんですね。

usagi_tamago.jpg

国立栄養研究所による数度の試験、米国での二万人追跡調査など、いろいろな角度からの調査で、現在は否定されています。

コリンという物質の作用で、一日10個食べ続けても、逆に血中コレステロールは下がるというデータもあります。

とはいえ、こちらはまだまだ「一日卵は一個だけしかダメ!」という考えも根強いです。

スイカの種と同じく、迷信→早く笑い話となればイイなあと思います。

関連:たまご健康辞典(たまごは一日一個なのか?)

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2009年08月3日

先日こんな本を買ってきました。

 

nippon_no_shoku_book.JPG

「進化する日本の食」(PHP新書)

 

こんにゃくからイナゴ料理、潜水艦内や南極越冬隊の料理、さらに食べたあとのうんちまでカバーするという、なかなかの挑戦作(?)です。

ちょっとずつ合間で読んでますが、面白いです。

 

ところで明日は野田ハニー食品工業さんの「はちみつ祭り」でちょっとだけマジックショウやります。

こっちも楽しみだなー。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年08月1日

 

近くの本屋さんにて。

 

FAMIKON.jpg 

「ファミコン」って、今の若い子はわかるんでしょうか・・?

気になります。

意外と変わらないものってありますよね?

鶏卵も、ながいあいだ「物価の優等生」というニックネームで呼ばれ続けてきました。

50年前から価格が変わっていないというのが理由です。

でも、実際は季節によって、年度によって、価格も結構変動しているんですよね。

お客様のニーズのあり方も、ずいぶん変化してきています。

そろそろ新しい通称(?)に変えてほしい気もします。

そして、変化しないことについては、上には上がいるようです。

これを見てください。

ある業界の売上推移です。

 

kutsubera.jpg

 

・・・すごいですね。

これなら、靴べらは「売り上げの優等生」、いや「売り上げの超優良児」のニックネームをつけても大丈夫でしょう。

なにが大丈夫なのか自分でもよくわかりませんが、

とにかくこの激動の世の中です、変化の少ない業界もちょっとだけうらやましい気もしますね。

参照: ★安定しまくってんなこの業界は! (ねたミシュラン)

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年07月30日

国連食糧農業機関(FAO)発表によると、今年は史上二番目の穀物大豊作の年なんだそうです。

 

パンが安いのは今年が最後?(日経トレンディ)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090713-00000302-newsweek-bus_all

 

そして実は、昨年が史上最高の大豊作でした。

でも、パンだってうどんだって値上がりばっかりだったし、そんな実感ないですよね?

それはバイオエタノール需要がそれを上回り、価格高騰につながったから・・。

今年は皮肉にも経済悪化のため需要減、価格も安くなっているんです。

ただし、バイオ燃料事業がふたたび活発化するのは確実で、小麦など農産品価格が、今後10年間で1-2割上昇するとも指摘されています(97-06年の平均価格比)。

パンはちょっと贅沢品になりそうですね。

 

■たまごの値段はどうなる・・?
鶏卵の生産コストも、この穀物価格に比例します。

なぜなら、その飼料のほとんどを外国からの輸入にたよっているから・・。

自給率95%を誇る鶏卵でありながら、実は海外の状況に大きく左右されるのが現状なんです。(ーー;)

ということは、今後10年間で、パンと同じくその生産コストは上がる予想になります。

 

そしてさらに、鶏さんまで穀物が回ってこない可能性だってあります。(実際にそういう農水省シュミレーションも出ています)

卵が食べられなくなるかもしれないんですね。

パンどころじゃなく、

50年前の昔のように、卵が「超」贅沢品になってしまう日がくるかもしれません。

現在、そうならないためにも、たくさんの方が、国産の飼料を用いた鶏卵生産を研究しています。

私どもも、ささやかながら、地場で採れるさつまいも(鳴門金時)やスダチなどを積極的に利用した卵も商品化しています。

「たまご」の良さは、身近にあっていつでも美味しく食べられることだと思います。

10年20年後も、やっぱりワクワクしながら、いつでも卵を楽しめるように、

生産者さん、得意先さんとちょっとずつ長い取り組みをすすめていくこと。

これも、我々の使命なんです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2009年07月30日