小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

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6月6日はロールケーキの日です。

 

理由は、見ての通り「の」の字に似ている6の数字から。

もともとはスイスロールと呼ばれていました。

ロールケーキが和菓子として定着した、愛媛の「一六タルト」も有名ですよね。

そんなロールケーキ、最近のトレンドは“渦無し”。

その分クリームたっぷり、スプーンでショートケーキの様に食べるのが人気の様です。

上記写真は、東京「せたがやファーム」さんの絶品ロールケーキ。

私達のたまごをお使いいただいております。

スポンジケーキはややさっくりしていて、めっちゃ美味しいです。

 

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                          ※画像クリックで世田谷ファームさんサイトへ飛びます。

先日お邪魔した際には、お店のたくさんの想いを伺う事が出来ました。その辺はまた改めてご紹介。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2010年06月5日

野口さん、ついに地球に帰ってきましたね。

「帰還前日も、今日起きたときも、宇宙から帰ってくるのが信じられなかった。」とのコメントを聞いて、昔読んだこんな本を思い出しました。

 宇宙でトイレにはいる法(Amazon)

この本の著者ウイリアム・R・ポーグ氏は、アメリカ初の宇宙ステーション「スカイラブ」にて84日間の当時最高滞在記録を達成した宇宙飛行士で、この本はアメリカの小学生の質問に答えた内容をまとめたものです。

この中で、「地球に帰還した宇宙飛行士が、必ずやってしまう失敗」

が挙げられていました。

それは、

「コップを落として割ってしまう」事だそうです。

宇宙にいるとつい勘違いして、手を離してしまうんですね。(^^;)

野口さんも、しばらく食事が大変かもしれません。

 

◆宇宙食としてのたまご料理
それ自体が水分を多量に含み、冷凍ができない食材、たまご。

どちらかというと、宇宙食には不向きです。

でも、そこを乗り越えて、宇宙でもたまご料理を食べたい!ってのが日本人の心意気です。

国内各社が、和食としてたまごを使った宇宙食を宇宙ステーションに提供しています。

例えば味の素が作る、「たまごスープ」。07年より宇宙日本食として認定されました。

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特殊な技術で、たまごをフリーズドライしています。  市販の商品、ファンの方も多いのではないでしょうか?チューブで吸うので、具は小さめです。

他にも、キューピーの「宇宙マヨネーズ」、他に宇宙プリンなんてものもあるようです。

 

◆火星でたまごかけ御飯を食べる!?
うーん、そうは言っても加工品でしょ?

やっぱ宇宙で本物のたまごを使った、トロふわのオムレツや、あつあつ玉子焼きを食べるのは難しいんじゃない?

そんな意見もありそうです。

でも、更に近未来、もしかしたら宇宙では最も重要な食材になるかもしれません。

こんなニュースがあります。

2010年“火星の旅”…ロシアで520日密閉シミュレーション  [サーチナ]

  2007年に始まった「火星500」の一環で、火星への往路250日、火星滞在の30日、地球への復路240 日分の計520日を、宇宙船に見立てたシミュレーター内ですごす。隔離された狭い空間内で、実際の宇宙飛行と同様の作業をこなし、、肉体や精神にどのような影響が出るかを調べる。実験期間は延長される場合もあるといkasei_getumen.jpgう。

 

 

更に未来の世界、宇宙空間ではなく月面や火星に滞在するようになると、長期にわたり“閉鎖空間”で生活する必要が出てきます。

当然ながら、“現地”での食糧自給が求められます。

そうなると、どんな国のクルーでも食べられる「宗教的規制が最も少ない動物」であり、かつ「屠殺せずに生産できる良質の動物たんぱく質」である「鶏卵」が、極めて理想的な宇宙時代の食材になってくるんですね。

また、たまご料理は世界に3万を超すレシピがあり、多様なメニューを楽しむことができます。「たまご料理」は閉鎖環境のストレス軽減に極めて有効ではないでしょうか?

私達の孫の世代くらいには、「火星なら絶対たまごかけごはんだよ!」なんて世の中になっているかもしれませんね!!?

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごのビックリ科学 2010年06月4日

しばらく出張しておりました。「おいしさづくり」を目指してすごい想いを持っておられる方々とお会いでき、ワクワクしております。

さて、少し前ですが、こんなエントリがありましたので、ご紹介。

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 旅館で食べる朝ごはんはなんであんなにおいしんだろう?_日本の旅館朝ごはん特集_【カラパイア】

海外のサイトで「日本の朝ごはん」が特集されているそうです。

こうして並べてみると、必ずたまごが入ってますね。さすが日本の朝食!

見てるとだんだんお腹が減ってきます。

どの朝食もお皿が多いのは、「会席料理」の流れをくんでいるからでしょうか?

知人によると、主婦はこうやって沢山のお皿に並べられた料理を食べるのが、殊のほかうれしいんだとか。

なぜなら、

「あー、こんなに食器使いまくっても、自分で洗わなくていいんだ。」

というぜいたく感があるから・・。

なるほど。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2010年06月3日

あなたは、はじっこ好きですか?

座るなら必ずはじっこ。

ピザのはじっこが大好物。

パンの耳。

いろんな「はじっこ好き」がいます。

こちらのデータ(アイシェア調べ)によると、「乗り物や飲食店ではじっこに座りたい」という人は、なんと全体の73%にものぼるそうです。 すごいですね。

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チーズケーキのはじっこや海苔のはじっこなど、通販ショップでも「はじっこ商品」は大人気です。 ある意味現代は、「はじっこバブル」なのかもしれません。

 

■たまご驚きのはじっこ対策商品とは!?
さて、ところが、たまごの場合はちょっと事情が変わってきます。

実は深刻な「はじっこ問題」があるんです。

まずはこのの写真を見てください。

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某有名カレーチェーン店のサラダなんですが、このように「ゆでたまごのスライス」を真面目にトッピングすると、「白身だけ」のはじっこができてしまいます。

「はじっこ好き」の人ばかりだと良いのですが、たまごの場合は残念ながら少数派のようです。

悩ましい問題ですね。

実はこういう問題を解消するために、こんな商品があります。

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通称「ロングエッグ」

たまごの金太郎飴です!(^^)

これは、たまごを割って白身と黄身にいったん分離し、筒状の容器に別々に流し込んで加熱成型したもの。

これなら「はじっこ」はできませんね!

ただ残念なことに食感が普通のゆでたまごとは変わってしまい、 風味も数段落ちるため、現在は国内ではあまり用いられていないようです。

味はともかく、工夫すれば色々面白いゆでたまごが作れそうです。

「黄身が星形」とか、ハート形とか。

やってみたい!

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そもそもこういう加工は、日本人の得意芸です。ヨーロッパで「20世紀最大の発明」とまで言われた「かにかまぼこ」やこんにゃくゼリー、人工イクラ、既知の伝統食品から次々とあたらしい食品を産みだしています。

 

ロングエッグも、むしろ開き直って全く違う面白食感のたまごを考えてみると面白いんじゃないでしょうか?

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個人的には、超細くしたゆで卵スライスが食べてみたいです。

 

 

◆私のはじっこ対策・・・
そして上記の某お店のサラダ、たまごのスライスですが、そもそもこういう↓切り方をもっと角度を薄くして切れば、どこをとっても同じ形になるんですが、どうなんでしょう?

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カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2010年05月27日

当社の専務が耕してくれた、この畑

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今年も立派な玉ねぎができました。(^^)

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枝豆もすくすく育っています。にんじんさんなど、他にも色々。昨年は冬瓜が沢山育ちました。

来月は新入社員の花ちゃん歓迎会を兼ねてバーベキューの予定ですが、そこでおいしくいただくつもりです。たのしみー♪

週末は採りたての玉ねぎと産みたてたまごで、

「新玉ねぎの卵とじ」を作ってみます。↓

(リンク)NHKみんなのきょうの料理[新たまねぎの卵とじ] 料理レシピ| 

 

◆おまけ
野菜だけじゃなく、カブトムシもいるんです。

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我が社のスタッフ「マーやん」と家族のみなさん。

たい肥たっぷりの土のしたで育った、カブトムシの幼虫を土ごとバケツにとったところです。

スクスク育って、夏が楽しみですね!

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2010年05月25日

ご縁ある方のお店が先日オープンしまして、その告知をいただきました。

いやー、やはり新しいお店ができる時は、本当にワクワクしますね。

夢が形になる瞬間です。

自分たちは、一食材を通じて新店立ち上げにかかわらせていただく事が多いのですが、 オープンまでのあいだにオーナーさんから沢山の夢や想いをうかがい、そしてメニュー作りを通してそれが形になっていく過程を拝見しています。

それだけに、やはりオープン当日はワクワクし、またお越しになるお客様を見ると、とってもうれしく感じます。

さて、ところで、「このオープンします。」という告知、ちょっと面白いものがありましたのでご紹介。

海外にあります「attic art cafe」というカフェのオープン告知です。

絵の右下に「Comming Soon(もうすぐオープンします)」と書いてありますが、 それよりも面白いのがこの絵。それぞれ、名画を基にしたジョークになっています。

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ゴッホの「ひまわり」なんですが、まだつぼみです。(^^) オープン前ですから。

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こちらは「最後の晩餐」。まだ誰も座ってません。だってオープンまえですからね!

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最後はムンクの「叫び」。

まだ叫ぶ前です。 だってオー(略)

元絵と見比べると、地味に、橋の後ろから歩いてくる二人もいないのが、芸が細かくて良いですね。

 

■我々の「お客様」は誰なのか?
この告知、「アートカフェ」というコンセプトをうまく活かしていますよね。

やはり、このジョークを見てニヤリとしてくれる人に来てほしい。アートに造詣が深い方に来てほしい。

そういう想いが見てとれます。

どんなお客様でも、もちろんうれしいんでしょうけど、

「この客さんにだけはぜひとも来てほしい!」そういう想いが強いほど、言い換えると顧客のターゲティングがしっかりできているほど、そのお客様への満足度を高める事ができるのではないでしょうか?

「なんでもある靴屋さん」よりも、

「足の大きい人でオシャレがしたい方のための靴屋さん」とか、

「都市部近郊に住む40代以上の女性、ウォーキングが趣味の方のための靴屋さん」

の方が、その「お客様」へ向けたサービスを工夫しやすいですよね。

自分たちのお客様はいったい誰なのか?

誰に一番よろこんで欲しいのか?

そして、そのお客様に最高の満足となるように、お届けができているか?

自分に問い直す、良い機会となりました。(^^)

※上記の広告は一年ほど前に海外のニュースブログで見かけたのですが、どちらのサイトだったか失念してしまいました。(–;) 「attic art cafe」店のサイトと共に探してみたのですが、ググってもアート系のblogで紹介されているページばかりで、よくわかりませんでした。うーむ。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2010年05月24日