小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは。こばやしです。

来週6月2日は「オムレツの日」です。

「エッ!? そんな日あったっけ??」

そう思った方、そのとおりです。

実は2012年度、つまり今年より正式に日本記念日協会から正式認定されたできたてピカピカの゛新″記念日なんです。

なぜこの日なんでしょうか・・・・・・?

それは 0 6 0 2 = オ ム レ ツ の語呂合わせから。(^^;)

ですが、単にダジャレだけ、というわけでもなくて、

制定した「オムレツの会」運営委員会によると、一年間で最も多くオムレツが食されているのがこの6月!なんだそうです。

梅雨のお出かけしにくい日にはぜひ、おウチでふわふわトロトロの絶品オムレツづくりにチャレンジしてみてくださいませ!!

(関連: 大変ややこしい「たまごの日」達 – たまごのソムリエ日記)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2012年05月28日

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こんにちは。 こばやしです。

明日23日(木)放送の「大!天才てれびくん」に「たまごのソムリエ」として出演させてもらいます!(Eテレ毎週月-木・午後6時20分-)。
毎週木曜日は「激闘!カテゴリング」という視聴者参加型の゛生゛放送企画なんですね。

明日の特集内容は『君は目玉焼きに何をかけるか?』です。

ソースや醤油、はたまた塩コショウと、それぞれの根強いファンが熱い主張を繰り広げます。 数万単位で投票がありますので、料理の嗜好リサーチとしても大変興味深いです(^^)

ときどき観てますが、とっても盛り上がる面白い番組です、ぜひご興味ある方ご覧になってくださいませ!

生なので今からめっちゃ緊張してます。

(関連:めだま焼きに何をつけますか?_ともだちと超盛り上る議論とは – たまごのソムリエ日記)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2012年05月23日

 

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こんにちは。こばやしです。

 

日食スゴかったですね!

でも、何より驚いたのが「中学生の時からずっと楽しみにしていた。」という「44歳」の方のコメント(徳島新聞夕刊)。

そうですよね。 天体の動きですから、数十年先の予定だってハッキリしています、趣味の方は何十年も前から恋い焦がれるように楽しみにしてらっしゃったワケですよね。

30年越しの邂逅、きっと私の何十倍も感動したこととでしょう。 壮大な趣味だなぁ、とその事実に感動!

(関連) 日食で卵はどうなる? – たまごのソムリエ日記

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2012年05月22日

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こんにちは。こばやしです。

知人に教えてもらったワクワクする動画です。

美味しそうな朝食のテーブル、これをまるごとその“無重力環境”にしたら、どんな映像になるのでしょうか・・・・・・!? ハイスピードカメラでとらえた映像です。

BSS | Breakfast Interrupted from Bruton Stroube Studios on Vimeo.

どうやってるのかというと、カメラごと「自由落下」させているんですね。 エレベーターで下るときに、「フワッ」とした感覚になりますよね? あれです。そう、自由落下中の物体は、無重力状態になるんです。

食卓の美味しそうな食べ物が次々と「浮き上がる」さまは、まるで魔法かファンタジーの世界のよう。 思わず息をのむ幻想的な美しさがありますね。

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落下後の魔法が切れた状態ともいえるカオスな様も、なかなか趣があります(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2012年05月14日

 

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こんにちは!こばやしです。

みなさん料理してますか!?

昨今の考古学説によると、なんと「人類は料理を覚えたから“進化”した。」のだそうです!

このオドロキの学説は、ハーバード大学の人類学教授リチャード・ランガム氏が提唱する「調理進化説」。

氏によると、『調理が人類進化に及ぼす効果』は、次の2つ。

  (1)同じ食物から、より大きなエネルギーを摂取できるようになった 
  (2)それにより、長生きができるようになった

たとえばコアラは、1日のうち20時間(!)を「食物の消化」に充てています。 だからほとんど動きません。 大自然のなか、消化しにくい“生モノ”だけを食べて生きるのは意外と大変なんですね。

対して人間は、切る・煮る・焼くなどの“事前加工”により、たった数時間で食べたモノの消化を終えて

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しまいます。

『生命維持活動の時間』を大幅に節約でき、また同じ量の食物からより効率よくたくさんの栄養を摂取できるようになったワケです。

そして、空いた時間を思考に充てる・・・・・・

・・・・・・そうやって人類は“進化”してきたのである。

これが、「調理進化説」です!

なーるほど。 スペースシャトルで宇宙まで飛び出しちゃう知恵も技術も、ニンジン一本切って茹でる「キッチンのひと手間」から生まれたんですね。

すごいぞ!料理!!

 

◆消化に良いたまご料理は・・・?
ちなみにたまごの消化は、

  黄身→ 生ほど消化しやすい
  白身→ 加熱するほど消化しやすい

つまり、黄身半熟ゆでたまご」が最も消化しやすいと言えます。 すなわち「脳の活動と進化に最も良い」とも言えます。 反対に、「温泉玉子」は逆に消化しにくいことになります。

なんにせよ、“消化”にかける時間とエネルギーを少しでも減らすことが、脳の活動に良いわけです。 春から受験生!なんてお子さんがいらっしゃるご家庭なら夜食のゆでたまごは黄身とろとろの半熟。 夕食の献立も一工夫、考えて見られてはいかがでしょうか?

ちなみに約一年前には、こんなニュースもありました。

・旧人類ネアンデルタール人は野菜を料理して食べていた=米の新研究 (時事通信)(2011年1月1日)

上の説に従うと、「食べていた」というよりも「料理して食べたことで進化した・・・」ということでしょうか。 現代においても、「分子調理法」や「高圧低温調理法」など、最新機器を使った新しい調理方法がどんどん編み出されています。 「くいしんぼ」であること、飽くなき食への追及が、もしかしたら我々の更なる進化を促してくれるかもしれませんね。

ここまでお読みくださってありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2012年05月10日

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こんにちは!こばやしです。

たまごのことわざ紹介シリーズです。

前回は中国のことわざでしたが、今度はフランスです。(^^)

<たまごを割らないとオムレツは作れない>
(On ne fait pas d’omelette sans casser des oeufs.)

成功には多少の犠牲が必要」という意味です。

転じて、「やってみなきゃ判らない」という意味でも使われるようです。

何か新しい行動を起こすには、ちょっぴり勇気がいりますよね?

でもそれを怖がって、卵を割らなくちゃ、おいしいオムレツを食べることはできないんですね。

ちなみにこの諺、日本では「虎穴に入らずんば虎子を得ず」となります。

おんなじ内容でも、料理に例えられているのは料理大国フランスのお国柄のようにも感じて面白いです。

 

◆我々は卵を割っているか!?
さて、我らが日本の現状は、果たして虎穴に・・・いや卵を割っているのでしょうか??

中小企業庁のデータによると、

日本企業は廃業率こそ高いものの、この20年間で起業率は年々増加しています。 これは開業法整備など国の後押しもありますが、「チャレンジする人が増えてきている」と観る事もできるのではないでしょうか?

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もう一つ、「アイデアのたまご」について。

日本の特許出願を見てみますと、これまた年々増加しており、「出願件数」はナント!世界トップです。

まだ見ぬ「オムレツ」を目指してたまごを割っている!ということですね。

私達も負けていられません!がんばります。(^^)

(関連)卵を見て時夜を求む・せっかちな生き方を直す – たまごのソムリエ日記

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2012年05月8日