小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

実話(ストーリー)の強さと繁盛

飲食店さま、洋菓子店さま向けに書いてます。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

冬季オリンピック、面白いですね~。

 

美と技を競う競技も

面白いですが、

 

個人的には基準のわかりやすい

カーリングやタイムレース競技が

好きですね。

 

ところで最近「やるな!」、と思ったのが、

一昨日の金曜ロードショー。

放送していたのは

「クール・ランニング」(1993)でした。

雪の降らない常夏の国ジャマイカで

ボブスレー五輪代表を目指し

悪戦苦闘する男たちの話。

 

「五輪中の今みんな観たら面白いだろうな~。」

と思っていたタイミングでしたので、

ホント分かってるなぁ、日テレは!

という気持ちでした。

 

ちなみに僕の人生ベスト3に入る

お気に入り映画で、

英語で全てセリフが言えるくらい

百回を超えて観まくった映画です。

 

また、コロナ禍になって

どこへも行きにくいので

週にいちど家族で

レンタル映画を観る

「家庭内映画まつり」を

この二年続けているんですが、

先週観たのが

「ハクソー・リッジ」(2016)

武器の所持も訓練も拒否したまま

第二次世界大戦に参加し、

英雄になった男の話です。

 

どっちもスゴク面白いのですが、

この2本の映画に共通するのは

「実話」を元にしていること。

 

息子たちは

「エッ!?そうなの?」

と食い入るように

楽しんでいました。

 

いや、実際説得力ありますよね。

脚色込みだと分かっていても。

 

そして、このことは、

あなたのお店にも同じことが言えます。

それは、「ストーリー」です。

 

たとえ盛り上げ込みでも、

アツい開発秘話や

取り組む様子の物語は、

「実話」として

お店のドラマや伝説を

すごく底上げして

共感する人を増やしてくれます。

 

「こんなに手間がかかった。」

「これだけ種類をためしたんだよ。」

「ここだけは妥協できなかったんだ。」

みたいなストーリーは、

やっぱりワクワクしますよね~。

 

◆お店のこだわりに合う「83種たまご」だめし

ウチのお客様で言いますと、

「自慢の肉料理の旨味にいちばん合うたまごを20種類のたまごから選んだ」

「自家焙煎しているコーヒーの香りを邪魔せずまろやかな旨味の強いたまごを23種のたまごから選んだ」

「色味と香りのために、ハーブを食べさせた卵など厳選した2種類をブレンドして焼き上げた洋菓子です」

みたいな、「美味しさ」のために卵を選んでいただく

そんなストーリーを語ってくださる

お店さんがいらっしゃいます。

かなり反響があるとのことで、うれしい限りです。

 

どこにこだわって美味しいものができたのか

どんなドラマがあったのか

 

「へー!そりゃスゴイ」

と言ってもらえるあなたの実話

物語を、ぜひ語ってみませんか。

説得力ありますよ。

 

ちなみにボクは、

ご取材いただいた際に

チョット「盛って」話してみようかなぁ、

と思った事もあるのですが、

必ずカットされ、採用されたことがありません。

 

ホントに思っている事じゃないと

語るときの熱のこもり方が、

まったく違うんですね。

 

あと、スタッフに

「あれ、違いますよね?」

と言われちゃいますし。

 

今後もワクワクの真実

ストーリーとなる

仕事をしてまいります。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ2022年02月13日