小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

お店でたまごをディスプレイする3つのメリット

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

カウンターで食材を陳列して
ディスプレイするお店があります。

海外では、欧州アジア問わず
わりと見かける気がします。

日本で言うとお寿司屋さんの
カウンターでしょうか。

 

これってステキですよね~。

 

たまごも、飲食店さんの店内で
ステキに並べて見せてくださる
お店さんがいらっしゃいます。

じつは

卵の店内ディスプレイって、
集客やPR以外にも
いくつかメリットがあるんですよ。

 

その①:匂いが付かない

たまごのカラには気孔という微細な穴が
一万個以上空いていまして、
そこからガス交換を行っています。

つまり、近くにあるものの匂いを
吸い込んでしまうんです。

ですので、
鮮度維持のために密閉場所や
冷蔵庫に入れてしまうと、
となりに香りの強い食材があると
卵のそのものの香りが違ってしまって
美味しさを損ねることがあります。

それに比べ、
オープンな場所にたまごを置くと
お客様に見てもらいながら
香りがつかない保存環境にできるのです。

 

その②:野菜ばかりじゃなくなる

店内ディスプレイできるものって、
けっこう限られるんですよね。

パプリカとか玉ねぎとかにんにくとか…
野菜ばっかりです。

いろどりになりますが、
ヘルシー感が強く出過ぎちゃうんですよね~。

肉系で言うと、生ハムの原木とかも
インパクトあってステキです。

ですが、
洋のメニューに限ってしまいますよね…

たまごであれば、和洋オッケーで
『野菜ばかり感』も軽減しつつ、
お手軽に盛る&取ることが可能です。

あと、野菜に比べて

常温保存で長持ちする

という飾っておきやすい
卵のメリットもあります。

タイミングにもよりますが、
十日くらいなら余裕です。

 

その③:見せるだけでこだわりが分かる

こだわった卵を使う場合、
それも赤卵やさくらたまごなどの
カラの色が異なるこだわりたまごの場合には

目で見て違いがわかる

というのは大きなメリットです。

野菜の場合、色つやや大きさなんかも
楽しんでもらうポイントですが、
「ちがい」まで感じてくれるのは
相当知識のある方に限るんじゃないでしょうか。

たまごの場合は、
「赤たまごだ。」というだけでも、
ビジュアル的な差別化が伝わります。

これって結構大きなメリットですよね~。

ぜひ、美味しさだけじゃなく、
お店の演出にもたまごのディスプレイを
活用してみてくださいませ~。

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ2023年06月14日