小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

面白たまご話 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

先日コンビニで見かけたのが、目玉焼きたまごのリラックマバッグ。

rirakkuma1.jpg

カワイイですねー!

ところが・・・・・・

ちょっと左下にご注目ください。

rirakkuma4s.jpg

可愛らしいニワトリさんのキャラクターが写っています。

これ良く見ると・・・・・・

rirakkuma2.jpg

フォーク持って、「ヒトクチ!」と叫んでるんですね。

たまごと言えば、「我が子」じゃないですか。

うーん、シュール!(^^;)

何を思ってこのイラストレーターさん、デザイナーさんはこのニワトリさんを差し込んだのか・・・

そう思って見ると、リラックマ2人もおびえている様にも見えなくもなくて、ちょっとホラーな気分になれちゃいますねー。

センスに脱帽です。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2013年04月16日


eastereggs2013.jpg

こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

西洋では、明日3月31日は復活祭(イースター)です。

これはキリスト教における最も重要なお祝い日で、イエスさんが十字架にかけられて死んだ三日後に復活したことを記念する日です。

この「復活の象徴」が、たまご!なんですね。

「イースターエッグ」と言いまして、殻に鮮やかな柄の絵を描いたり、美しい包装をしたゆで卵を出す習慣があります。 地域によっては、復活祭の際に庭や室内のあちこちに隠して子供たちに探させるといった遊びもおこなわれるんですね。

自分で絵付けするだけじゃなくて、沢山売ってたりします。キレイですねー! ↓↓

tamago_easter2013_ (9).jpg

なので、この日にはたまごグッズが町中にあふれ、またたまご関連の色んな催しがいたるところでなされます。

町中たまごだらけ。 うーん、ステキだ!

例えるなら、クリスマス前にサンタグッズで町中があふれるようなイメージでしょうか。

他にも売り場では・・・

tamago_easter2013_ (3).jpg

カゴ盛りのイースターエッグや、

tamago_easter2013_ (4).jpg

ホンモノの卵を染付けしたものもあります。 これは割れやすいので飾り付け用ですね。

tamago_easter2013_ (10).jpg

こんなデッカイものまであります! ↑↑

tamago_easter2013_ (11).jpgtamago_easter2013_ (12).jpgtamago_easter2013_(1).jpg  

 

他にもぬいぐるみとセットになったものや、オブジェになった卵など、簡単にディスプレイできるものだったり、また卵を模したキャンドルだってたーくさんあるんですねェ(^^)

また、「たまごを隠して子供が探し出して食べる」という風習がありますので、たまごを模したお菓子だって沢山あります。 なんとなく、日本の節分みたいですね(^^)

tamago_easter2013_ (5).jpg

全力で楽しんでいる様子、こっちまでワクワクしちゃいます。

最近では日本でも、このイースター事情が少しずつ浸透してきています。

 

easteregg_pen.jpg

 

 

春休み、お子さんと楽しみながらゆで卵にお絵かきするのも結構楽しいですよ! ぜひお試しあれ。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2013年03月30日

harowin_kosupure_tamago1.jpg

たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。

もうすぐハロウィンですね。 日本ではお祭りシーズン真っ最中の事情もあり、ナカナカ浸透しませんでしたが、近年はあちこちのイベントやお店で見かけるようになりました。

さて、ハロウィンと言えば、仮装。 本来は子供がオバケの仮装をして近所の 家々を周って「トリック or トリート(イタズラかお菓子か?)」と叫び、お菓子をもらうという催しです。 が、最近は仮装というと大人の出番。日本伝統(?)コスプレ文化の浸透につれて欧米でも、年齢問わずの仮装パーティの日になってきている様子です。

さて、ここからが本題。

このオバケの仮装。 ドラキュラやカボチャ、伝統的なオバケに扮する人はモチロン多いのですが、そんな中でナゼか「たまごのコスプレ」をする人が増加中なんです。(^^)harowinn_tamago_kosupure3.jpg

オバケとたまご・・・どこに繋がりがあるのでしょうか・・・?

 

◆パーティの定番料理「悪魔のたまご」

deviledegg1.jpg

そのワケは、「デビルエッグ(悪魔のたまご)」という卵料理にあります。

これは、ゆでたまごの白身部分を器に見立て、黄身と色とりどりのトッピングを混ぜたソースを盛り付けた簡単でとっても美味しい料理です。 このデビルエッグ専用のお皿だって各家庭にあるくらい。

悪魔、って言ってもヘンな料理じゃなくて、実際は、西洋料理でコショウがしっかりと効いた料理を「悪魔風」と呼ぶところ(西洋料理では他に辛い料理が無い)から来ているだけで、一年中親しまれている定番料理です。

この料理の連想から、デビル⇒「たまごの悪魔オバケ」のコスプレへと繋がって行ったようです。

 

◆3分でできる、たまごオバケコスプレ!
では、なぜ「デビルエッグ」のコスプレが増えているのか?harowin_tamago_kosupure_4.jpg

それは、用意するのがカンタンだから。

白い服 + 黄色い + ツノとしっぽ

以上。

ね? フランケンシュタインとかドラキュラよりも、カンタンでしょう!

手作りもしやすい。 そして子供大好きのたまごです。

ぜひ、皆さんもハロウィンパーティに出席の際は、カンタンで楽しいたまごオバケの仮装をどうぞ!

そしてもちろん料理悪魔たまご(デビルエッグ)ですよ!(^^)

デビルエッグのレシピはこちらをご参照↓↓↓

(参照)ハロウィンパーティに超オススメ、伝統の「悪魔のたまご」料理 – たまごのソムリエ日記

(こちらもどうぞ!)こりゃ簡単!ハローウィンのビックリおばけデザート – たまごのソムリエ日記

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2012年10月24日

 

eggtank1.jpg

たまごのソムリエ、こばやしです。 こんにちは!

上の写真はたまご容器5016パック(卵約3万個分)で作った戦車。 毎年ロンドンで開催される「Eggs for Soldiers(兵士のためのタマゴ)」という、戦争で負傷した軍人を支援するための資金集めイベントの一幕です。 このたまごは英国内で年間通して販売されていて、1パック買うごとにに、15ペンスが傷痍軍人支援団体に寄付されます。

eggtank3.jpg

このパック容器は戦車のためにワザワザ着色したわけではなくて、もともとミリタリーっぽいカーキ色のデザインなんですね。 割とカッコよくて、売り場でもけっこう目を惹きそうです。(^^)

以前に紹介した、オーストラリアでも病気の子供救済の寄付つきたまごが売られていますし、主義主張の是非はともかく、美味しさや健康だけじゃない新たな価値を持った商品が売り場に並ぶというのは、悪くないですね。

「日本一儲かる農業」のもくもくファーム、木村社長さんがおっしゃっておられましたが、「モノから価値」への転換を考えた場合、やはり「応援したくなる」というキーワードがとっても大事になってきます。

少なくとも「あそこを応援してやろう!」と思ってもらえない限り、特に私達のような小さな企業はゼッタイに生き残れないワケです。

このニュースのような「軍人支援とたまご」なんて組み合わせは日本でなさそうですが、もっと誰かのためになる、共感を得られる価値ある商品の良いヒントにはなりそうです。

※作ったのは英国の彫刻家スチュアート·マードック氏、戦車は英国陸軍の主力戦車「チャレンジャー2」のレプリカです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2012年10月20日

 

dora_kiiro.jpg

こんにちは。こばやしです。

先週の9月3日は、ドラえもん生誕100周年“前”記念日なんだとか。

kaiga.jpg

 

ドラえもんがネズミに耳をかじられたショックで黄色→青色になっちゃったというエピソードは有名ですが、元の黄色い塗装がナント!「卵の黄身」だったことは意外と知られていません。 ピカタや天ぷらじゃあるまいし・・・。

テンペラ画法、という絵画技法は黄身のエマルジョン効果を利用して絵画の発色を長期に渡り劣化しないようにするすばらしい技法でした。 (ドラえもんの場合はショックでブルブル震えて剥がれちゃうのですが・・・)

 

また、中世ヨーロッパのお菓子は、黄金色に焼き上げるための「照り」に卵黄を多用していました。 未来の22世紀では、「エコ天然素材」として22世紀でも黄金色塗装として卵黄が見直されているのでしょうか!?

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2012年09月12日

 

ImperialEasterEgg.jpg

こんにちは。こばやしです。

 

本日googleトップ画像が「たまご」になってますね!

ピーター・カール・ファベルジェさんの生誕166周年だそうです。
この方、ロマノフ王朝皇帝に依頼されてかの有名な「インペリアルイースターエッグ」を作っていた宝石商さん。  インペリアルイースターエッグとは別名「世界一高価なたまご細工」、ナントお値段一個10億円!

このたまご細工は、金細工の粋を極めた芸術品で、細工に一年以上をかけます。

皇帝から妻への贈り物として、毎年のイースター(復活祭)の日に献上されていたもので、58個が作られたと言われています。

そのウチ現存するのは50個。

残りはどこに行ったのか未だ不明なんですね。

なにやらロマンを感じます。 ルパン三世の世界ですよ!(^^)

 

◆こだわりの極み、「サプライズ」とは・・・・・・!?
皇帝ニコライ3世はファルベルジェさんの腕前を見て感動し、インペリアルイースターエッグの作成を命じます。

その際の約束はたった一つだけ。

毎年驚かせる細工を凝らすこと。

そこで、『サプライズ』と呼ばれる独特の数々の仕掛けが、それぞれのたまごに施されることになりました。

例えばクジャクのオートマータ(自動人形)が入っていたり、世界一周を成し遂げた戦艦Azova号のミニチュア細工が仕込まれていたり、たとえばシベリア鉄道開通記念の年には蒸気機関車と5両の客車がまるで息をのむような精巧さでたまごの中に折りたたまれて入っているわけです。

それらも単に゛精巧”というだけでなく、とにかく゛豪華″。 検卵、いや゛絢爛゛。  たとえば「冬」を表現するために数百個のダイヤモンドをちりばめてあったり、雪解けは1000個を超えるピンクダイヤモンドをつむいで表現する・・・といった具合で、贅沢と世界最高峰の技術を余すところなくつぎ込んだ、まさしく人類至高の芸術品といってもさしつかえの無い出来栄えなんですね・・・・・・。

あまりにスゴすぎて、現在では「作ることが不可能」とされています。

うーん、スゴイ。(^^;)

普段はロシアのクレムリン宮殿で見ることができます。 日本でもロマノフ王朝展として過去に海を渡って展示されたこともあるそうです。 見てみたかった!!

ぜひロシア旅行される際にはちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか!?

関連日記→「1並びの日にちなんで世界一たまごを色々紹介します その2」http://bit.ly/M4yygq

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2012年05月30日