小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

googleのトップ画像が「たまご」に!

 

ImperialEasterEgg.jpg

こんにちは。こばやしです。

 

本日googleトップ画像が「たまご」になってますね!

ピーター・カール・ファベルジェさんの生誕166周年だそうです。
この方、ロマノフ王朝皇帝に依頼されてかの有名な「インペリアルイースターエッグ」を作っていた宝石商さん。  インペリアルイースターエッグとは別名「世界一高価なたまご細工」、ナントお値段一個10億円!

このたまご細工は、金細工の粋を極めた芸術品で、細工に一年以上をかけます。

皇帝から妻への贈り物として、毎年のイースター(復活祭)の日に献上されていたもので、58個が作られたと言われています。

そのウチ現存するのは50個。

残りはどこに行ったのか未だ不明なんですね。

なにやらロマンを感じます。 ルパン三世の世界ですよ!(^^)

 

◆こだわりの極み、「サプライズ」とは・・・・・・!?
皇帝ニコライ3世はファルベルジェさんの腕前を見て感動し、インペリアルイースターエッグの作成を命じます。

その際の約束はたった一つだけ。

毎年驚かせる細工を凝らすこと。

そこで、『サプライズ』と呼ばれる独特の数々の仕掛けが、それぞれのたまごに施されることになりました。

例えばクジャクのオートマータ(自動人形)が入っていたり、世界一周を成し遂げた戦艦Azova号のミニチュア細工が仕込まれていたり、たとえばシベリア鉄道開通記念の年には蒸気機関車と5両の客車がまるで息をのむような精巧さでたまごの中に折りたたまれて入っているわけです。

それらも単に゛精巧”というだけでなく、とにかく゛豪華″。 検卵、いや゛絢爛゛。  たとえば「冬」を表現するために数百個のダイヤモンドをちりばめてあったり、雪解けは1000個を超えるピンクダイヤモンドをつむいで表現する・・・といった具合で、贅沢と世界最高峰の技術を余すところなくつぎ込んだ、まさしく人類至高の芸術品といってもさしつかえの無い出来栄えなんですね・・・・・・。

あまりにスゴすぎて、現在では「作ることが不可能」とされています。

うーん、スゴイ。(^^;)

普段はロシアのクレムリン宮殿で見ることができます。 日本でもロマノフ王朝展として過去に海を渡って展示されたこともあるそうです。 見てみたかった!!

ぜひロシア旅行される際にはちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか!?

関連日記→「1並びの日にちなんで世界一たまごを色々紹介します その2」http://bit.ly/M4yygq

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話2012年05月30日