小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

実はアウトドアとたまご料理って相性が良いんです。

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

先日、スモークサーモンなど
燻製の料理食材を扱う会社さんと
話をする機会がありました。

「キャンプ流行りで
スモーク料理に触れる機会も
増えていますよね。売り上げ増に
なっているのでは?」

と聞いてみたところ、

「いえ、逆です。サッと出せる
ホテルのグランピングでも、
生はいっさい提供NGというところも
多くて・・・。」

とのことでした。

もともと燻製とは、
食材を燻煙すると水分が抜け
また煙で雑菌を殺すことで
保存性を高める調理法です。

ですが、
生の食材に軽くいぶして
その淡い香りを楽しむ目的で
調理することも多いわけで

アウトドアとの相性は
決して良くないんですね。

合いそうなのに、意外と
なかなか難しいですね。


その反対に、
割れ物で相性良くなさそうな
『たまご』は、じつは
アウトドアで意外と有効なのです。

◆アウトドアでの卵のメリット

まず生卵は、
常温で持ち運びができること。

これは、生肉や生魚介を想像
していただいたらわかりますが、
たんぱく質としてはかなり優秀です。

基本的に卵は、常温でも
表示の賞味期限を保持できるんです。

そして、加熱調理もできますし、
なんなら半熟やたまごかけで、
生にほど近い調理でも安心です。

次に、
調理方法とレシピが多岐にわたること。

世界には3万の卵料理のレシピが
あるとも言われますが、
アウトドアに向いた料理も
たくさんあります。

一例を挙げますと、
スキレットをつかっての
目玉焼きやスパニッシュオムレツ

また、BBQの火に直接かけても
香ばしくておいしいゆで卵になります。

アジアでは定番の味だったりも。

これけっこうおススメなんですよ。

最後に、
体力保持にちょうど良いこと

たまごはその良質なアミノ酸や
たんぱく質が、食べた後に長く
体温保持に最適なんですね。

冷たい海に潜るプロのダイバー
さんはゆで卵を食べてから潜るのだそうです。

秋以降の冷え込みやすい時期は
たまご料理は、アウトドアで
有用なんじゃないでしょうか。

「そんなこと言っても割れるじゃん。」

と思われたあなた。

じつは、こんな風に、
生卵を割らずに運べるツールが
あります。

それも、ダイソーで買えます。

他アウトドア専門店では
10個入りや6個入りの容器も
あります。

ぜひ、
屋外の料理でたまごをご活用くださいませ~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2022年10月24日