小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

2009年7月15日(水)付けの徳島新聞朝刊経済欄にて、弊社のミニ温泉卵の提案が紹介されました。(クリックで拡大します) うずら卵の全国的な不足状況を受けて、逆に付加価値の高いメニューにつなげていただければ、というご提案です。

 

tokushin_ontama.jpg

 

 

弊社の取り組みをより多くの皆様に知っていただける事、とても嬉しく感じております。

飲食店オーナー様、仕入担当様、
上記企画も含め今夏・今秋冬の付加価値創造ご提案をいたしております。

もしご興味ございましたら、お気軽にご一報ください。

今後とも「おいしさと健康」をお届けする為、全社一丸となって頑張ってまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

カテゴリー | ソムリエ日記 2009年07月15日

マウスが故障したので、前から気になっていた「たまご型マウス」に買い替えました。

エレコム社製、卵型デザインのUSB光学マウス「M-EGUR」です。

mouth20090713.jpg

『タマゴの滑らかな曲面は誰の手の中にも記憶されている。マウスは毎日手にするものだから、タマゴのような誰もが親しみのある形を目指しました。 』

 

というのがコンセプトで、

「なるほど。僕だったら、特に卵は一般の方以上に手になじんでいるわけだし、しっくりくるに違いない!」

と思っての購入。

早速使ってみると、

「おお!これは・・・。」

「デカイ!」

・・当然といえばそのとおりなんですが、マウスサイズなので普通の卵よりも大きいです。 単純に倍くらいでしょうか。

毎日リアル卵を手にしているだけに、逆に一般ユーザーよりも違和感が出たようです。

とはいえ、このフォルム、この曲線はかなり手になじみます。ずっと持っててもあきないカンジ。

特にマウスホイールが使いやすくてかなり気にいっています。

回しやすさ、中ボタンのクリックしやすさはピカイチですね。

高さがあるので、ちょっと手首がきになるかもしれません。(私はすぐに慣れましたが)

 

tamagospika.jpg

パソコン関連商品、他にも卵型のスピーカーなんてものもありますので、ダイニングでお使いの方やかわいいもの好きの方、併せて使ってみてはいかがでしょうか?

 

参照:エバーグリーン、割れるたまご型のスピーカー、カードリーダーとUSBハブも 

注)写真は上記リンク中の記事のものを使用しています。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年07月13日

 

みんな大好き玉子焼き。
この玉子焼きに関するちょっとした質問が、大論争を巻き起こしているのをご存知でしょうか。

 

24時間で500以上のレス!お題は「砂糖入りの卵焼きはアリ?」
http://news.livedoor.com/article/detail/4241626/

 

これは、読売新聞が運営している「大手小町」という質問掲示板、発言小町に投稿された『お砂糖入りの「卵焼き」にビックリ!!』と題したトピックスのことです。

「夫の実家で食べた、砂糖の入った玉子焼きが信じられない。」

「こんな玉子焼きを食べて育った夫がかわいそう。」

「砂糖入りなんて、クレープかデザート です。」

挑発的な言葉の数々に、 500以上の意見がまじわされて喧々諤々、他の掲示板でも取り上げられ熱い論争となっています。

 

いやー、うれしいです

なんにせよ、卵料理に関してこれだけみんなが熱くなるのって、すごくステキだと思います。

ここは譲れない、っていうこだわりが卵料理にあるのは、それだけ卵が生活に無くてはならない、いや人生に無くてはならない食材である証拠だと思います。 ええ。
ちょっと言いすぎかもしれませんが、そう思うことにします。商売上からも。

さて、個人的には砂糖入りも、ダシや塩入りも、どっちもアリだと思っています。
すき焼きや煮物も「甘いおかず」ですけど、十分ご飯に合いますよね?

弊社には卵料理のレシピ集が、十数冊あります。
そして、その全てに「砂糖入りの玉子焼き」のレシピが載っています。
これも、広く認知されている証拠じゃないかと思います。

以前、必ず盛り上がる卵の話題ネタとは?というタイトルで、「目玉焼きに付ける調味料」のお話をしました。

そのアンケート結果もそうでしたが、やはり家庭でよく食べる料理は「思い入れはより強く、違う食べ方はより認めにくく」なるようです。

結局は違う文化をどう楽しむかということなんでしょうね。

 

実際問題として、たとえばアフリカの方から、

「小麦粉をクスクスにしないなんて、信じられない。」

 

ヌーのステーキを食べずに育った夫がかわいそう。」

 

ハリッサ(Harissa)を入れないワニ料理なんて、クレープかデザートです。」(注※すべて妄想です)

こう言われる可能性だってあるわけです。

・・、いやおそらく無いとは思いますが、無理やり想像してみると、「そんなん文化の違いでしょ。」と思うはずです。

結局はこちらの議論の最後のコメント、
「カーチャンの作った玉子焼きが一番てみんな思ってんだろ」
これが一番的を得ているのかもしれませんね。

 

■ところで・・・
ちなみに「ウチのカーチャン」の作った玉子焼きはダシ入りです。

■ところで・・・2
正式には、「卵焼き」ではなく「玉子焼き」です。Smile
「調理した卵」は「玉子」なんです。念のため。(例:ゆで玉子)

 

参照:南部アフリカで味わう 一風変わった肉5種(All About)

関連:めだま焼きに何をつけますか?_ともだちと超盛り上る議論とは

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年07月11日

 

nikkei_restrant3.jpg

レストランのメニューを見ると、必ずおいしそうな料理写真が載っています。
やはり色彩から調光、料理の盛り付けまで、
「おいしさ」にとって、五感のうちの「視覚」はものすごく重要です。

 

さて、飲食店での、料理のイメージ喚起。

シズルとも言いますが、これはほとんどが写真ですよね?

マンガやアニメでも、「おいしそうだなー。」と思うことはありますが、やはり食欲に訴えかけるには、絵よりも写真、より現実に近い方が良いようです。

ところが、これをくつがえすくらい、凄い油絵を書く人たちがいるのをご存知でしょうか?
下記のリンク先を見てみて下さい。

__超リアル油絵(pya!)
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=73591

いかがでしょうか。コレすごいですよね。

とくに三枚目のブドウなんて、本当にみずみずしくて、喉が鳴ってしまいます。(*1)

そして、こちらも超絶すごいです。↓
下記リンク先の、86番目のコメントにある、卵うどんの『』です↓
(リンク先の絵クリックで拡大します)

__「おおすげぇ・・・」ってなる画像ください(コメント86番目) 
http://afoafodayo.blog84.fc2.com/blog-entry-557.html

おおすげぇ・・!ってなりました。
めっちゃうまそうですね。おなか減ってきました。今日の晩御飯はうどんにしよう。Smile

(*1)「スーパーリアリズム」というそうです。ジャンルまであるのか・・。

 

■ところで・・
親子丼専用卵をTVで取り上げてもらったとき、僕が書いた親子丼の絵をblogに載せようと思ったことがあります。

小林「ねえねえ、この絵みてどう思う?」

スタッフ「うーん、もうちょっと色濃くした方がカレーっぽいですね。」

小林「・・・。」

もちろん掲載はやめました。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年07月9日

 

tanabata1.jpg

本日は七夕ですね。

 

織姫と彦星2人の伝説、澄んだ夏の夜空と相まってとってもステキな文化として、日本でも親しまれています。さて、この七夕の期限は中国。日本では笹竹に短冊を飾るなどの風習が主流ですが、本場(?)中国では少しまた違った風習があるようです。

■中国の七夕と卵
もともと織女星(おりひめ星)の伝説から始まったこともあり(*1)、針仕事や機織り、子宝祈願などの風習が多いそうです。

中国の南地域、広州・香港では、女性の皆さんが手工芸の腕を披露するため、卵の殻をくりぬいて灯篭をつくったり、 工夫をこらした刺繍細工を作っているようです。
織姫さまにちなんで卵細工・・。 はたして織姫さまは職人工芸の技術も持っていたんでしょうか?気になるところです。なんにせよ、ぜひこの目で見てみたいですね。Smile  また、殻を赤く染めた卵を供え物にして、子どもが授かるようにとお祈りするとの事です。

夜には唄って宴会など、日本と比べて賑やかな印象です。日本の花見みたいな感じでしょうか?

 

■日本の七夕と食
対して日本の七夕は、竹笹に短冊だけでなく、赤飯や団子など、特別な料理をおそなえする風習も多いそうです。
そして、外せないのが素麵(そうめん)。織姫の機織りに見立てたものだそうで、そうめんを食べるのが最も古くから伝わる由緒正しい風習なんですね。
冷たくて夏にピッタリですしね。 ぜひキラキラ鮮やかな錦糸卵と、ひんやりツルツルのおそうめんで天の川ディナー、今夜おためしくださいませ。

 

■ところで・・
(*1)大崎正次「中国の星座の歴史」によると、古代よりあったのは織女星のみで、七夕のストーリーが普及してから、対になる牽牛星が天の川の反対から決められたとの事です。(参照・異説あり)

うーむ、彦星は後付けですか。 キリスト教でも、聖書にほとんど記述の無かったマリアさま人気が、教義普及の大きな一端を担ったそうですし、ロマンチックな物語の主役はいつの世も女性なのかもしれませんね。

(中国では七夕を「夏のバレンタイン」と言っているそうですが、なるほどバレンタインも女性のイベントですね)

 

参照:七夕文化(日本人七夕研究会)
参照:祭りの歳時記 七夕節(人民中国)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2009年07月7日

「あれ・・?なんかヘンだな。」

街を歩いていて、こう思ったことはありませんか?

たいていの場合、 「普段そこにあるべきものが無い。」ことが多いそうです。

今まであった店が更地になっていたり、看板が改装で外れていたり。

さて卵で、こんなことが起こったら、皆さんどう思われるでしょうか。

【ニュース】気味悪い?黄身なし卵
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090701-OYT8T00015.htm

「ゆで卵を剥いたら、黄身が無かった」というニュースです。(写真あり)

……ほとんどの方の人生にとってどうでも良さそうなニュースの気もしますが、なぜかヤフーのトップニュースに取り上げられていました。 。

さて、 このたまご、

全部が白身。

もちろん食べても健康上の問題はありませんが、ほくほくの甘い黄身のゆでたまごを期待していたら「無かった。」というのはちょっとショックですよね。

さて、この様なたまごのことを「無黄卵(むおうらん)」と言います。

経験的に、まだ産み慣れていない、若鶏のたまごに出る印象があります。

この記事でも「小さい卵だった。」とおっしゃってますが、これも若鶏の産む卵に見られる特徴の一つです

もともと確率が少ない上に、「透光検卵」という工程で目視除去しますので、お客様の目にとまる事はほとんどありません。

逆に黄身が倍、

2個入った卵「二黄卵(におうらん)」と言います。

これも、産み慣れていない「若鶏」に多いたまごです。

「昔たまご割ったら、黄身が二個あってさー、ラッキーだったよ!」
こんな話を聞きます。

よろこんでもらえるのは大変うれしいのですが、基本的にこの二黄卵も「目視除去」してしまいます。
お客様の食卓に届く確率は低いです。

「割ってみたら黄身が二つだった。」

「予期せぬ喜び」となってくれればイイのですが、摂取カロリー制限中の方、ケーキのようにレシピに沿って料理される方もいらっしゃいます。

この様なお客様にとって、「想定した分量と違う」ことはマイナスになってしまいます。

お客様の不利益も考えられることから、この「二黄卵」も無黄卵と同様に一般の卵に混ざらないようにチェックしているのが現状です。昔とくらべ、検査精度が上がっていますので、ますますお手元には届かないかと思います。

「えー、残念!」

そんな方もいらっしゃいます。

「めったに無いレアたまご」

に出会えたら、うれしい方も多いはずですよね。

そんなワクワク感も価値として提供するお店があります(尾道・いっとくグループ)。

自然に近い開放鶏舎の元気鶏から、わたくしどものスタッフがひとつひとつ手でより抜いた双子卵黄のレア卵料理が味わえます。ぜひ一度、お近くにお寄りの際にお試しになってみてください。いろんな料理もめっちゃ美味しいですよ。

■ところで・・
「におうらん(二黄卵)」とタイプすると、

「臭う卵」、「仁王卵」の2変換のみ出ます。
どっちも想像するとなんかイヤな卵ですね(^^;)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年07月3日