小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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上の写真は、南アフリカの大道芸人「エッグマン」

サッカーワールドカップ加盟国32ヶ国にちなんで、32キロのオブジェを頭に乗せているそうです。

32キロ・・、これは大変そうです。

「32個のオブジェ」とかじゃダメだったんでしょうかね?(^^;)

沢山たまごが乗っていますが、

カラだけの重さなら、平均でたまごの約10%前後なので5から7グラムくらい。

100個くっつけても1キロにもなりません。

もし中身入りの卵だったとしても、

32キロだと約500個必要です。

おそらくその上のサッカーボールや固定する台(?)が相当重いのかも!?

 「人間の生命の源」がテーマということで多数の卵の殻を施したそうですが、キリスト教圏を中心に海外では「卵=生誕のシンボル」のイメージは根強いです。

私共の理念にも

「生命の源である卵という食材をとおして・・・」

という一文があります。

たまごを通して人間賛歌・そして生命尊重のメッセージが世界に広がること、

ワクワクうれしいですね。Smile

(参照)サッカーW杯:「32」キロの卵オブジェでPR 南ア(毎日jp)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年12月10日

 

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麦飯を中心とした刑務所の食事メニューが、糖尿病に大きな効果があるそうです。

 

下記のリンクによると、糖尿病の症状がある服役者の約84%に糖代謝改善効果が見られたとか。

(ニュース)刑務所の食事で健康増進 麦飯、糖尿病に効果 医師が分析 (河北新報)

糖尿病の指標となるグリコヘモグロビンの平均値も8.4%から5.9%と激減していたそうですから、かなりの効果ですね。

「でも刑務所だって運動や重労働するだろうから、その効果じゃないの?」

そう思って読んでみたら、服役中の運動量は決して多くないと書いてありました(ーー;)

これらのことから、カロリー制限食や運動よりも「繊維食や規則正しい習慣が非常に有効である」と結論づけています。

うーむ、そうですか。

食物繊維の豊富な食事はともかく、毎日不規則な生活をしている私には、結構耳の痛いお話です。

刑務所はもちろんゴメンこうむりたいものですが、入ったつもりで暮らしてみるのも悪くないかもしれませんね。

 

■ところで・・・
もう年の瀬もすぐそこですね。ちなみに年末年始の刑務所の食事は、どうなってると思います?

下記リンクのようになっているそうです↓
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51522251.html

正月には特別配給品のお重も出るそうですよ。

※写真はアイルランドのキルメイナム刑務所。 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2009年12月9日

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大辞林(三省堂)で「にぎりつぶす」握り潰す】を引くと、こう出ています。

___(1)強く握りしめておしつぶす。
___    例  「卵をにぎりつぶす」

 

卵を握りつぶす・・。

うん。やりませんね。普通。

空き缶でも何でもあるでしょうに、よりによって卵。

どんだけレアな用例なんでしょうか・・。

さて、この用例とはうらはらに、実は驚愕のトリビアがあります。

「卵を人力で握りつぶすのは不可能」

というお話をご存知でしょうか?

根拠は二つあります。

 

■根拠1(形状)
卵は、一定の面圧・全体的な圧力に対してはすごく強い耐久性を発揮します

ギュッと握った力に対しては、非常に強いんですね。ちょっとやそっとの力ではつぶれません。(注1)じっさい、卵の形状を模した古代建築様式は世界中にあります。

■根拠2(精神的抵抗)
「えー。そんなこと言ったって、さすがに全力で握ったらつぶれるでしょ?」

そう思う方、ぜひ試してみてください。

冷蔵庫にある卵を出して、すぐにでもやってみることができますよね?

・・・

どうでしたか?

できなかった or やらなかったでしょ? 

そう。想像したとたん、気がつきます。

卵は力に耐えきれなくなった瞬間に「パチュン」と潰れるはず・・。

もし思い切り握ってみごと成功したら・・。大変な事になりますね。

そして得られるメリットはいかほどでしょうか・・?

この心理のタガを外し、持てる握力のすべてをそそぎこむ。これは結構大変なことです。 どこかで「こりゃ掃除がスゴイことに・・。めんどくさいそう。」とか思ってるうちは、おそらくムリです。

皆さん、いかがお考えでしょうか?!

 

(※)もし「どうしてもやってみたい!」と思うなら、お風呂場をおススメします。

(注1)このトリビア(?)、有名漫画「パタリロ」にも取り上げられています。

(関連:なぜたまごは握りつぶせないのか? その2 – たまごのソムリエ日記)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごのビックリ科学 2009年12月8日

 

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ようやく一息、ブログを書いています。

 

先日知ったトリビア

「ドラえもんはこしあん派」

うーん、そうなんですか。私もこしあん派です。

なんとなく、手を抜かれている気がしちゃうんですよね。粒あんって。

「どうせなら全部つぶしてよ!」って。

いや、そうじゃないのは分かってるんですが・・・。

そういえば、外国にもこんな議論あるんでしょうかね?

「チョコチップクッキー派か、チョコクッキー派か?」とか。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2009年12月7日

今から経営者の勉強会忘年会です。

おいしい料理、楽しみです(^^)

ところで、以前私がサラリーマンをしていたとき、

「寒さ暑さがハッキリしている方が景気が良くなる」

こんな話がありました。

食品業界だと、特にそうかもしれませんね。

「うーさむい。こんな日にはアツアツの餃子たべたいなー。」

とか、

「暑いなー・・・、こんな日にはキンキンに冷えたビールだぜ!」

なんて、テンションあがりやすいのかもしれません。

残念ながら(?)本日の徳島はポカポカ良い陽気。

まぁ、どんな天気でも、旨いものはウマい!

楽しんでまいります。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2009年12月5日

 

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 以前書いた「味と記憶」についてのお話続きです。

■記憶に残る味がある!?
最近の研究によると、脂っこい食品ほど記憶に残ることが分かっています。

脂質分たっぷりの味・および食べた状況を記憶する事は、原始の人類にとってかなり重要な事柄であったためとも言われています。

脂っこい食品は「おいしかったなー、また食べたい。」といつまでも思いやすいわけですね。

ですから、太り気味な方はむしろ「あっさりした味を、いかに記憶に残すか」を意識すると、無理せず痩せられるかもしれません。

あっさり食を、しっかりと見て五感で味わう。

これだけで、

昔の記憶を“高脂肪の料理”に占有されることなく、「以前食べたあの素麺おいしかったなー。今日のお昼は軽めの素麺にしよう。」となるわけです。

選択的に記憶を強化するという意味では、食べに行ったらメモをとったり、blogmixiに写真をアップするのも重要なんですね。

私も仕事柄よくメモし、よく写真を撮り、そしてこんなblogを書いています。記憶の面で、よっぽどトクしているのかもしれませんね。(^^)

 

(関連)味の記憶、匂いの記憶・・その1

(関連)味の記憶、匂いの記憶・・その2

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2009年12月4日