小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

世界のたまごアートご紹介シリーズ。今回はちょっとチガウ路線で。

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写真はたまごパックのをよじ登ろうとしているカワイイたまごキャラクター達。 これは合成じゃなくって、薄い透明の板に直接キャラクターを描いて、それを手で持って撮影したものです。手軽ですが、それだけに作者のセンスが問われる面白いアイデアですねー。もうひとつニワトリさんの作品もありました。

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ちなみにコレ、動画もあるようで、こちらはなんと何枚もの絵を用意してアニメーションにしてあります。  これも面白い!というか、すんごい手間かかってますよね。脱帽です。

難しい技術が無くても、お子さんと好きなアニメのキャラクター共演とか、ちょっと変わった使い方も色々できそうです。

(参照:hombre_mcsteez on Instagram http://instagram.com/hombre_mcsteez)

(関連:【芸術】世界のたまごアート記事一覧_たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 世界のたまごアート 2014年06月4日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

急に真夏日にりましたねー。ビールの美味い時期になりました!さて、真夏の夜に一杯、となると重要なのは「酒の肴」、つまみです。

つまみとして重要なポイントは、健康的でそこそこボリュームがあって食べやすく、酒の味を十分引き立てる塩味や辛味や濃厚旨みがあること。どんな国でもそんなおススメつまみ料理があるのですが、本日は英国にて『最高の酒のつまみ』と評された玉子料理、「スコッチエッグ」の御紹介をします。

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スコッチエッグとは、要するにゆでたまごが真ん中に入った「ミンチカツ」です。先のNHK朝ドラ『ごちそうさん』でも美味しそうなスコッチエッグが登場して話題になっていましたが、日本にも大正以前とかなり早い段階から入ってきておりました。

このスコッチエッグ、発祥のイギリスではなんと280年近い歴史がありまして、1738年にロンドンのピカデリーにあった百貨店『フォートナム&メイソン』でメニューに上ったのが初出。今日の英国では、屋台にレストラン量販店とあらゆるお店で食べることができる大衆料理になっているのですが、最も美味しいスコッチエッグが食べられるのはパブの料理と言われます。

ピクニックの冷めたスコッチエッグも美味しいし、ちょっと気取ったレストランで食べるスコッチエッグも美味しいのですが、やはりお酒と会話と共に楽しむのがロンドンっ子、英国人にとっては何にも代えがたいようです。

特に最高なのは飲み始めてから2、3時間後に食べるスコッチエッグである・・・・・・のだそうですが、3時間…って日本人の感覚ではもうエエカゲン帰ろうか、ってくらいの長さなのですがイギリスの皆さんはいったいどれくらい飲み続けるんでしょうか!?(^^;)

◆スコッチというけれど・・・
余談ですが、スコッチエッグとは直訳すると「スコットランド風たまご」、つまり英国のスコットランド地方を指すのですが、実は発明者はスコットランドとは何の関係もありません。ロンドンで店を構える料理人がウケを狙って「スコットランド風」と名付けたのがキッカケなんだとか。

うーん、 日本で生まれたスパゲッティ「ナポリタン」とか、名古屋発祥の「台湾ラーメン」みたいなモノですね。面白い。

◆お酒から肝臓のダメージを守るたまご!
ちなみに卵はお酒から肝臓を守るヘルスフードでもあります。メチオニンやコリンといった卵に豊富な成分が肝機能を向上させます。父の日も近いです、ぜひお父さんの晩酌に体を労わる「最高のつまみ」を、作ってみてはいかがでしょうか?

今週後半に「小学生でも作れるカンタンなスコッチエッグの作り方」を御紹介しますねー。(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:ビールのジョーク・肝機能とたまご – たまごのソムリエコラム

(参照:“Why Scotch Eggs Are The Perfect Drunk Food”)

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。本日は短更新で卵以外のお話しを。

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ご存知の方も多いかと思いますが、コカコーラがいろんな方の苗字や名前が入ったボトルを期間限定で販売中です。250種類ほどあるそうで、見かけるたびにチェックしているのですが、まだ私の名前は見つかっていません。
コカコーラはあまり飲まないのですが、コンビニに行くたびに気になっちゃってます。

◆モノより価値、のコカコーラ戦略
モノではなく体験を売る、というマーケティング手法があるのですが、コカコーラという会社は商品を売るんじゃなく「コカコーラをみんなで楽しむ」という空気感というか『体験』を売っているように見えます。CMも、必ず皆でパーティしたりたくさんでいるシーンばかりですよね。

今回の名前入りコーラ企画も、すごくコストがかかっていると思いますが、もし「自分の名前が入ったコーラ」を見つけたら、もしかしたら一生モノの価値がその人にとって生まれるかもしれません。単なるコーラじゃないんです。

こういった「オドロキと感動」につながる細やかな企画は、実は中小企業の得意なところ。画一化しがちな大企業ではやりにくい部分のハズですが、コカコーラ社だけでなく任天堂や象印といった大企業でもこのような価値を追求し新サービスを提供しつづけています。私達小さな企業はもっと努力しなくちゃァいけないですね!

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2014年06月2日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
「オレらをナメたらいかんぜよ!」
・・・・・・と言ってるような“鳥さんの逆襲動画”を御紹介。
こちらが鶏さん↓アチョー!な子供がカワイイ!

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そして、こちらが・・・ガンかな?カモかもしれません。親は強しですね。

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ちなみに鳥類最強とも言われるのが、「ヒクイドリ」。

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キックがすんごいのだそうで、油断してると飼育員さんを蹴り殺すこともあるようです。これはオッカナイですねー。(^^;)

獰猛なニワトリさんは「動物のお医者さん」という漫画でも登場していましたが、鶏サンは特にオスの場合発情期を経て獰猛になる事も多いようです。 この場合、しつけることはほぼ不可能で、叩くなどの“調教”をしようとするとますます狂暴化、餌を少なめにして弱らせようとしても空腹になった時点で狂暴化して逆効果になっちゃうようです。

のびのび育った雌鶏サンは良く懐いて優しいんですけどねー。ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年05月31日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日のコラムで、会社の周りは田んぼと畑、とお伝えしました。実際はこんなカンジです。

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いやぁ、のどかなもんですね。この間の道を、たまごのお届&農場から選別場への輸送で走り回ってるわけです。(^^)

毎日育つ様子を見てますので、新米の時期が来るのがホント楽しみなんですよねー。こういった「お米」とたまごでは結構いろんなコラボがありまして、例えば私共がお届けする黄身真っ白の「玄米たまご」は玄米中心の五穀を食べさせている親鶏さんの卵ですし、また「焦し香味たまご」でたまごと共にお送りしている『焙煎した籾殻(もみがら)』はウチのすぐ隣りの田んぼで採れた籾殻です。また、鶏さんが出す鶏糞は、稲を育てる良い肥料になります(^^)

そして、何より卵かけご飯としてのコラボですよねー!

お米の素晴らしさに感謝!です。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年05月30日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
以前、下記のようなたまご伝説をご紹介しました。

イタリアのモンフェラートでは、キリストが昇天した日に新しい巣で生まれた鶏卵は、胃と頭と耳の痛みを治し、麦畑に持ちゆけば麦奴の侵害を予防し、葡萄ぶどう園に持ち往けばその葡萄が霰あられに損害を受けることは無くなると信じられている 南方熊楠著 十二支考(下))

この「キリスト昇天日」というのが、本日!5月29日なんですねー。

この日のたまごを麦畑やぶどう園に持ってくと、畑を災害から守ってくれるという事ですが、お米の場合はどうなんでしょうかねェ・・・? なにせウチの会社のまわりは見渡す限り田んぼ、今朝も徳島は良い天気、私達のお届けする卵が農場から田んぼの間を通り抜けて自社選別場に入ってますので、もしかして多少は御利益があるかも・・・!?(^^;)今年も台風にやられることなく美味しいお米になってほしいものです。
「個人的な健康」の方としては、耳は良いのですが頭痛の方はわりとあるので、今日の産みたて卵を美味しく食べようとおもってます。

といってもほぼ365日、卵をたべてるのですが。

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カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2014年05月29日