小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

3月3日(火)-3月6日(金)

幕張メッセにおいて開催されます、アジア最大食の展示会Foodex Japanにて出展いたします!

同展は国内最大級の外食産業活性化のための専門展示会として大変な注目を集めておりますが、この場で、「料理別専用たまご」新商品及び「四国山脈の高原放し飼いたまご」「あわそだちたまご」など新商品含めた16種を発表致します。

よりご繁盛のお手伝いとなるワクワク感をお伝えしてまいります^^

 

※ブース番号「7D30」です。ぜひお立ち寄りくださいませ。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2015年03月2日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

今週の日本テレビ情報番組「PON!」様にて、当社の「究極のたまごかけご飯専用たまご」のご紹介をいただきました!
番組名:日本テレビ 朝情報番組「PON!」 http://www.ntv.co.jp/pon/
放送日:2月24日(火)
内容:ちょとおトークというコーナーの中で、ゲストのエイベックス「AAA」様に「究極のたまごかけご飯専用たまご」をお召し上がり頂きました!
また、当社料理別専用たまごシリーズのご紹介もいただきまして、うれしいかぎりです^^
今後も頑張って良いものをお届してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2015年02月26日

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こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

本日はたまご・鶏さんのことわざ
第26弾です。今回も欧米から。

 

<おばあちゃんに卵の吸い方を教える>
(Teach grandmother to suck eggs)

日本でいう「釈迦に説法」の事です。

自分よりも
経験や知恵のある年配者に
物事を教えようとしちゃう
ことですね。

 

Teach grandmother to suck eggs

なるほど、
こういう事ってありますよねー。

たまたま仕入れた
付け焼刃の知識を
自信満々に語っちゃって、

実は向こうが
その専門家だったりして。

あいたたた・・・

 

◆「卵を吸う」ってナニゴトなの…!?

さて、
そもそも

「卵の吸い方」

を教えるって
どういうことなんでしょう??

そんな知識、
必要かなぁ……!?

日本人である我々には
ピンとこないかもしれません。

「たまごを
チューチュー吸って
飲むのだろうか!???

まさかヘビじゃ
あるまいし・・・・・・。

 

いえいえ、
これ、実は

イースター
クリスマス

と言った
お祝いごとにすごく重要な
ノウハウなんです。

 

「たまごを吸う」とは、
たまごの殻で飾りつけを
作るために

「卵の殻を壊さずに
中身を吸い出す」事。

欧米、
特にキリスト教徒の皆様
にとって、

卵は“キリスト復活の象徴”で
ありまして、

お祭りごとに
盛大にたまごを飾り付ける風習が
広く残っているんですね。

tamagokazari2014032.jpg

以前もご紹介しましたが、
スーパーでたまご飾り
特設コーナーができるくらい。

 

その飾りをつくるにあたって、

「割らずに
中身をキレイに
吸い出すテクニック」

がとっても重要に
なってくるわけです。

 

中に少し残っちゃうと
飾ってあるうちに腐っちゃって
大変なコトになってしまいます。

たくさんの卵の殻から
効率よく手早く正確に
中身を出すというのは、

伝統行事に際して
昔っから必要なまさに
“おばあちゃんの知恵”
だったわけですね。

 

なので、
「おばあさんに卵の吸い方を教える」
ということわざは、

日本でいうなら

「おばあちゃんに
正月のしめ飾りの
作り方を教える」

とか、

「おばあちゃんに
おせちの作り方を教える」

みたいなイメージなんですね。

 

おお・・・、
これは確かに
不敬だなー。

和風に言い換えると
先人の知恵を侮るなかれ!
というのが実感できますね^^

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

(関連:面白たまごグッズ 【卵の中身吸出し器】 – たまごのソムリエコラム

(関連:エッ!卵の成る木!?_たわわに実ったたまごのニュース他(ドイツ) – たまごのソムリエコラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2015年02月23日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

なかなかしばらく忙しい日が続いております。

少し前ですが、量販店小売店様、そして全国のこだわり食材提供企業が一同に会する「スーパーマーケットトレードショー2015」に出展してまいりました!

いろんなご質問やご興味の声をいただき、先の御縁と併せて沢山の勉強をさせていただき、とってもワクワクしているところです^^

新たなご縁が広がりますこと、とっても楽しみです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2015年02月21日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

知人から「生たまごで淹れるコーヒーがあるらしいぞ。」、と聞いて仰天ビックリしたので調べてみました。

 

卵コーヒー」は北欧伝統の淹れ方だそうで、米国でも中西部あたりに多くある“北欧系ルター派教会”にて長い伝統としてふるまわれているのだとか。

味は軽めでクリアーな風味、酸味や苦みがなくて飲みやすいのだとか。わりとカンタンにできるので、淹れ方をご紹介しますねー。

<用意するもの>
鍋(ポット)・コーヒー豆(挽いたもの)・たまご1個・紙フィルター1枚

<作り方>
1)鍋に9カップ分の水を入れ、沸騰させます。

2)粉ひきコーヒーに水1/4カップと生たまご一個を入れてかき混ぜます。→ 混ぜ終わるとなんとなく「湿った鉢植えの土」みたいになります。

3)卵&コーヒー混合物にお湯を注ぎ、3分間ボイルします。(※コーヒー粉が固まって浮かんできますが気にしません)

4)3分経ったらすぐに火から離し、1カップの冷水を注ぎます。その後、10分静かに置きます。(コーヒー粉のカタマリはゆっくりと鍋底に沈みます)

5)ペーパーフィルターなどを通してドリップし、カップに注ぎます。ドリップ前にゆっくり置く時間を長くすると、苦みは強くならずにコーヒーの風味だけが強くなります。

以上です。

最初に卵とコーヒー粉を混ぜる事、沸騰させて煮込むこと以外は、作り方は普通のコーヒーと変わりません。

卵コーヒー愛好家は卵殻も一緒につぶして混ぜる!?らしいですが、カラは入れなくても美味しく作れます)
こんにちは。

卵コーヒー愛好家の人は卵殻も一緒に砕いて混ぜる(!)らしいですが、カラは入れても入れなくても美味しく作れます。

そもそもなぜ“卵”を入れるのか??・・・と言うと、

こばやしが思うに、これはフランス料理などでも使われる“卵白(と卵殻)の吸着作用”を利用する調理法の応用ではないかと思います。フレンチではコンソメスープなど澄んだスープを作るために“卵の白身”を鍋に入れることがあります。これは卵白の「水溶性たんぱく」が固まる際に不純物や雑味成分を取り込んで固まるためです。同じ目的で、ラーメン店でもスープのアク取りに「卵のカラ」を鍋にいれるんですね。

この「たまご吸着効果」のおかげで、珈琲でも「清んだクリアーな豆本来の持つスッキリとした味わい」が楽しめるのではないでしょうか!

うーん、とっても興味深いです。

苦みや酸味の強い珈琲が苦手な方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

普段外では味わえない北欧伝統のコーヒーの風味、ぜひこの寒さ一番の夜に帰ってきたお父さんに、「おつかれさま。」の言葉と共にお出ししてみてくださいませー(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:About.comScandinavian Food:Egg Coffee http://scandinavianfood.about.com/od/beverages/r/eggcoffee.htm

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2015年02月7日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本日は節分ですね!

ごぞんじのとおり、豆を鬼にぶつけて邪気をはらい健康をお祈りする日。 もともとは平安時代から続く伝統的な行事でもあります。

この日は卵が良く売れるんですねー。それは「恵方巻き」につかうから。私達がいるのは四国の徳島ですが、文化的には関西圏寄りでありまして、節分に「恵方巻き」を食べる習慣にも比較的なじんでいる地域です。

「恵方巻き」の発祥は諸説ありますが、江戸時代に大阪商人の商売繁盛祈願のゲン担ぎから始まり、昭和に入って大阪海苔問屋協会と鮨協会がイベントで取り上げたことがキッカケで一般の家庭にも普及していったようです。

商売繁盛と関係がありますので、七福神を模して具は7つ。種類はお店やご家庭によって異なりますが、かんぴょうやあなごと共に玉子焼き(伊達巻)が入ることがとても多いんですね。なので、スーパーさんでもお寿司屋さんでも、この日はたまごのご注文がとても増えます。

たまご自体はずーっと続いてきた豆まきとは反対に、平安時代以降に仏教の戒律(殺生はダメ!)として食べることを長らく禁じられ、その後江戸時代に大復活した食材でもあります。 商売と縁起のもととして江戸→昭和と右上がりに広まっている恵方巻きとつながっているのは、たまご屋としてうれしい限りです^^

ぜひ本日は、西南西を向いて恵方巻きを食べて、一年間お元気いっぱいに!お過ごしくださいませ。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2015年02月3日