小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

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 もうすぐ節分ですね!今回は節分とパン屋さんの意外な取り合わせを紹介します。
関西方面では昔から、恵方巻きという習慣があります。『節分の日に恵方に向かって目を閉じて、無言で巻き寿司を丸かじりする事で、商売繁盛、無病息災などの幸運を願う』というもの。最近は四国徳島でも定着した感があり、弊社の得意先さんでも、いろんな趣向を凝らしたこだわりの巻き寿司を2月3日には限定販売されます。 今年も楽しみです。Smile
 こういう限定企画はお客様に楽しんでいただく一つのキッカケなんですが、和食料理屋さんやお寿司屋さんだけじゃなく、なんとパン屋さんでもこのイベントに参加されているお店を発見しました。

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写真は、昨年の節分の日に撮った、愛知県武豊市のあるスーパー内のパン屋さんの商品です。これ、実はサンドイッチです。面白いですねー。見ている間にも、何人ものお客さんが笑って買っていかれました。

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「ゲンかつぎはしたいけど、丸まる一本の巻き寿司なんて、食べられないですよー。」これは弊社パートさんのMさんの言葉です。御飯よりパン食、って人もいるだろうし、一定のニーズはありそうです。こういう取り組みも面白いですね!
「節分は和のイベント」という発想にとらわれず、柔軟に考えてるんだろうなー。勉強になりました。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2009年01月31日

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昨日のつづき。誕生日だったので、夕食は家族で外食でした。

行き先は、徳島ワシントンホテルの「チャイナテーブル」さん。いろんな中華料理を頂きましたが、中でもお気に入りは、「蟹と卵白のとろみスープ」。卵の白身のやさしい風味と、蟹のうまみが一体となって、油料理で疲れた胃にやさしく食欲をとりもどしてくれます。卵白スープは中華料理では割とメジャーなメニューです。キレイな外観と味の淡泊さもさることながら、卵白は食感が滑らかでスープには向いていますね。豆腐の細切りも入っていて、とろふわつるんと、とっても面白い食感に仕上がっています。(^O^)/
以前勤めていた会社で、老人食の研究をしたことがあるんですが、実は「飲み込み易さ」に一番重要なのが、この「とろみ」なんですね。適切なとろみは、するっとノドを通り、「飲み込み」動作に使う体力がもっとも少なく、むせにくい食品に、液体を変化させます。また、「とろみ」の効果は胃腸への吸収スピードを遅らせ、急激な血糖値の上昇を防ぎます。
?そして、卵白ペプチドを接種することにより、疲労物質の除去回復が早くなることが知られています。卵白と蟹のとろみスープは、おいしさからも健康面からも理にかなった、とっても体にやさしい食べ物ですね。(^^)

みなさん、外食ってされますよね? 多寡はあるにせよ、全く行かない方は珍しいかと思います。
そこでちょっと質問です。
「世界中の飲食店で、日本だけにしかないサービスはなんでしょう?」わかりますか?

答えは「おしぼり

そうなんです。 いつも当たり前の様に使っていますが、コレ、世界中で日本でしかないんだそうです。 勉強仲間でもあるおしぼり業の「徳島ランドリー」寺田さんの話では、その理由とし「衛生観念が高い日本人の潔癖さ」「茶道にも通じる『おもてなし』の文化」「店の食中毒対策・リスク軽減」など、様々な側面があるようです。 実際キチンと塩素殺菌された「おしぼり」で手を拭くことで、劇的に衛生リスクが下がるそうです。そして、なんと心理学の最新研究結果から、おどろくべき「おしぼり」のメリットが明らかになってきました。 それは・・・

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カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2009年01月11日