小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

面白たまご話 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先週末は「キリストの昇天日」でした。

イタリアの伝説によると、

昇天日生まれのたまごを食べると胃と頭と耳の痛みが治るんだそうです。

日本でも、明治時代に紹介されています。

『イタリアのモンフェラートでは、キリストが昇天した日に新しい巣で生まれた鶏卵は、胃と頭と耳の痛みを治し、麦畑に持ちゆけば麦奴の侵害を予防し、ぶどう園に持ち往けばその葡萄が霰あられに損害を受けることは無くなると信じられている』( 南方熊楠著 十二支考(下))

イタリアの伝説で健康になる、なんてちょっと素敵かもしれません。

来年は2021年5月13日です。

メニューイングのヒントにいかがでしょうか?

また、デスクワークで目や頭の疲れが出ている方、ぜひ今、量販店さんに並んでいる卵を食べるとちょうどそれくらいの産卵かもしれません!

ゲン担ぎにいかがでしょう?

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2020年05月24日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

「孔雀の卵」

という慣用句があります。

どういう意味か分かりますでしょうか?

これ、いわゆる長っ尻(ながっちり)、

つまり人の家に行って長居する事を「孔雀の卵」と言うんです。

なんで孔雀なのかと言いますと、

孔雀の卵はなかなか産まれず、またふ化するまでの期間も長くて、孵るまでが大変だ

なかなか孵らない→「なかなか帰らない」

という訳です。

ダジャレですね。

ちなみにクジャクのふ化期間は約28日。

ニワトリさんは21日ですから、約3割ほど長い計算になります。

そんなに言うほど長くも無いですね…

何はともあれ、

このような、ちょっとわかりにくい言葉に変えてのコミュニケーションは「洒落言葉」と呼ばれ、関西では昔っから商売や日常の中での言葉あそびとして親しまれてきました。

例えば、

「お前は八月の槍やなぁ。いっつも忘れ物しとる。」

みたいな言い回しをするんですが、八月にはお盆があります。なので「盆槍」→「ぼんやり」というわけです。

それは勘弁してください・・!なんて場面でも、

「それだけ値引きせえ言われたら、ホンマ仏の椀ですわ。」

なんて言うんです。

これは仏の椀 イコール金属の椀→「かなわん」という意味。

四国でも関西が近いせいか、タマにこういった洒落を言う年配の方がいますが、なんとなく場が和むというか、しゃーないなぁというなんだか通じ合った感がでるというか、ふんわりした笑いの雰囲気に包まれるんです。

前述の「孔雀の卵」だって、そのまま口に出したら感じ悪い悪口ですが、

「アンタいっつも孔雀の卵なんよ。ほんま早よしてや~。」

・・・となるとちょっと和らぎますよね。

大阪的商売からくるコミュニケーションの知恵だなぁと感じます。

せっかくですから、新しく考えてみても良いのかもしれません。

ちょっと卵屋として僕も考えてみますと、

ウチの亭主は最近「夏のニワトリ」さね。→「飲んでばっかり」

今回の口ゲンカは「傷んだ卵」だよ。→「黄身(君が)わるい」

どうでしょう・・・!?(汗)

(関連:「ゆで玉子におろし金」って何のこと?-たまごのソムリエ面白コラム

(関連:生きてるみたい!?幻想料理ってなんだ?-たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2020年04月6日

kamonohashi201710.jpg

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

卵を産む生き物っていうと、

鳥さんと魚

あと虫、

カエルなど両生類や

爬虫類もそうですね。

ぼくたちの仲間、

“哺乳類”は基本たまごを産みません。

ですが、

ほんのわずかながら、

『たまごを産む哺乳類』が存在するんです。

その一つが、

「カモノハシ」

オーストラリアにのみ生息する、超不思議な動物です。

なにせ、

・哺乳類で唯一くちばしがある

・哺乳類なのにたまごを産む超レアな存在

・前足のツメに犬をも殺す猛毒を持つ

・くちばしで微弱電流を感知するソナーを持ち、獲物を捕まえる

…とまぁ、『ナゾ機能』がてんこもり。

とにかく常識外の存在なものですから、

200年と少し前に初めて、英国人によって発見されたときには、

剥製を見た本国の科学者たちは

「こんな生き物がいるわけない!ニセモノに決まっている。」

…とまったく信じようとしなかったそうです。

まぁさもありなん、ですね^^;

また研究が進んでも、

やっぱり更にナゾは深まるばかりでして、

遺伝子を解析してみると哺乳類と鳥類さらに爬虫類のDNAまであわせ持っていることが判り、もしかすると恐竜の時代からいたんじゃないか!?…なんて説まであるようです。

◆カモノハシのたまごはどんなもの…!?
さて、カモノハシが生む「哺乳類のたまご」はどんなものかというと、

直径20mm弱、一円玉よりちょっと小さいくらい。

ソラマメみたいな大きさです。

殻の色は白。

「コレ…食べたらどんな味だろうか…?」

と思ってちょっと調べてみましたが、

カモノハシの赤ちゃんは生まれるまでに38日かかり、

卵は「ヒナ(?)が生まれるわずか10日前に産まれる」との事でしたので、

ようするに、

たまごが産まれた時点ですでに、けっこう大きくなった赤ちゃんが卵の中にいるみたいです。

これじゃァさすがに食べられないですね^^;

ちょっと「カモノハシ卵の目玉焼きをつくってみよう。」・・・なんてわけにはいかないなぁ。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2017年10月8日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

セガ往年の大ヒットゲーム「ソニック ザ ヘッジホッグ」

eggman_sonic201705.jpg

アニメも世界的人気となっているのですが、

作中ライバルとして

「ドクターエッグマン」

なるキャラクターが登場します。

 

直訳すると

「たまご博士」

dreggman201705_1.jpg

その名の通り、卵っぽいまるっこい体が特徴の

いわゆるマッドサイエンティストなのですが、

中国ではなぜか

『蛋頭博士』(卵頭博士)

と呼ばれています。

「蛋」とは中国語でいわゆる「たまご」の事

つまり、「たまごアタマ博士」ですね。

どうして「頭」になっちゃったのでしょうか!?

 

◆英語では「たまご」=インテリ
実は英語では、

「たまごアタマ(Egg head)」と書いて、

インテリ・知識人を表します。

“卵=知識”がつまっている

というイメージですね。

dreggman201705_2.jpg

ですので、

このキャラクター「Dr.エッグマン」も、

その“名前”を聞くだけで、すでに

「頭のいいヤツ」

みたいなニュアンスを英語圏の人は感じ取っているわけです。

『ソニック』のゲームやアニメは、

米国で大ヒットして、それが波及した

そういう一面もありますので、

もしかすると英語由来のイメージが

そのまま中国にも伝わったのかもしれません。

英語の「知識」や「頭脳」みたいなイメージを伝えたくて、

「Egg head」をもじったのかも。

 

◆中国では「たまご」=バカのこと!?
もう一つの理由として、

中国では「蛋(たまご)」と書くと、

「あのヤロウ」

みたいなちょっとバカにしたイメージがあります。

たとえば、

「混蛋」と書くと

「脳無し」「おバカ野郎」

みたいな意味に。

また、

「笨蛋(竹たまご)」と書くと、

「のろま」とか「まぬけ野郎」

みたいな意味になります。

dreggman201705_3.jpg

なので、

ドクターエッグマン、

そのまま直訳の「蛋博士(たまごはかせ)」だと・・・

ちょっとマヌケなイメージが付いちゃう(笑)

それを避けるために、

「カシラ」、つまりリーダーのイメージのある

「頭」の文字を入れたのかもしれませんねー。

中国とアメリカ、

卵の印象の差が、名前のちょっとした変化に出ているんだと思うと、

なかなか、面白いです。

ここまでお読みくださってありがとうございます。

(関連:たまごは頭がいい!?(たまごのジョーク) – たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2017年05月31日

long_e_af001.jpg

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

当社にてかねて開発中でした、

ゆでたまごの輪切りに最適な、超長たまご「LONG-G」の販売を4月より開始します。

この卵は茹でてピザやカレー、

サラダなどにお入れする事を想定しておりまして、

輪切りにした際にどうしても端っこができてしまう、

という問題を解決する画期的な商品です。

long_e_AF02.jpg

ロングな卵を産んでもらうため、

10年の歳月をかけて、超ロング卵専用の鶏を育種しました。

long_e_af004.jpg

各種メディアでもお取り上げいただき、

すでに沢山の反響・ご注文をいただいております。

この場を借りて御礼もうしあげます。

お問い合わせ、ご注文に関しましては、下記をご参照くださいませ。

<小林ゴールドエッグ 超ロング卵ご注文窓口はこちら


(関連:卵かけご飯アートが米国で大ブーム!NY美術館で当社のたまご展示・・・!? – たまごのソムリエコラム

(関連:ギネス級・・!?超スゴイサイズの鶏卵、当社で産まれる! – たまごのソムリエコラム

(関連:【ニュース掲載されました】ペンギンの卵を販売します・・・!? – たまごのソムリエコラム

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

というエイプリルフール向けのフェイク記事です^^

ウチのたまごに「美脚アプリ」で撮影補正をかけたらどうなるなかぁ、

と思ってやってみたのが上の写真です。

なんかわりとそれっぽく伸びたのでなかなか満足。

もっと長くもできたのですが、ちょっと異様すぎるのでやめました。

long_e_AF03.jpg

ちなみに「中身」の写真は実際に存在する商品です。

longegg.jpg

「ロングエッグ」といいまして、

一度白身と黄身に分けたあと筒状の容器に入れ、ゆでたもの。

輪切りにして使う専用品です。

ただ、食感がやや普通のゆでたまごとは変わってしまうこともあって、日本ではほとんど使われていません。

今後とも、当店の真面目な記事をよろしくお願いします^^

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2017年04月1日

rotegg201703.jpeg

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

以前、「ペンギンとたまご」に見えると話題の銀河を紹介しました。

そのほかに卵マニアとして気になるのが、

「くさったたまご星雲」と呼ばれる星雲。

“星雲”とは宇宙のガスやチリがあつまって雲のように見えている天体の事を言います。

もともとその形から「カラバッシュ(ひょうたん)星雲」と名付けられたのですが、

この天体、集まっているガスの正体が

「大量の硫黄」

だったため、「腐った卵」の別名をもつようになりました。

真ん中に見える黄身のような黄色い部分は、両側に時速150万キロで離れつつあるそうで、ほどなく“惑星状星雲”という形に落ち着くのだとか。

面白いことに、惑星状星雲も、わりと玉子っぽい見た目なんですね。

wakuseinebu201703.jpg

ピータンみたいですねー。

宇宙の始まりビッグバンは「宇宙たまご」と呼ばれていましたし、

ヒンドゥー教の神話では、世界はもともと「宇宙のたまご」から生まれた、と言います。

宇宙に見えるたまご、なかなか興味深いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:宇宙のロマン!銀河の卵とペンギン – たまごのソムリエ面白コラム

(関連:そもそも鶏卵はなぜ楕円なの?・太陽系は円形でなく卵形でした(NASA研究) – たまごのソムリエコラム

(関連:宇宙で新鮮なたまごかけご飯を食べる方法 – たまごのソムリエ面白コラム

(参照:’Rotten Egg’ Nebula Hosts Flashy Star Death )

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2017年03月7日