小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

 

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クリスマスの時期になると、

毎年愛妻の実家より、クッキーでできたツリーのオーナメント(かざり)を頂きます。

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こんなのです↑。沢山送ってくださるので、社員さんと一緒に分けるんですが、これがみんなに大好評。

見た目もカワイイし、なにより食べられるものってのがイイですよね。親しみが大きいです。

■お菓子の家
このクッキーオーナメント(かざり)と、

併せてちょっと大きめの「お菓子の家」も頂きます。

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英語圏では「Gingerbread house(ジンジャーブレッドハウス)」といいます。

これは西欧で親しまれているショウガ入りクッキー、つまりジンジャークッキーやジンジャーブレッドが、「見た目も楽しい特別なお菓子」として家の形に定着したと言われています。

ちなみに「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる「お菓子の家」は、このジンジャーブレッドハウスが元になっているんだとか。

 

■なぜクリスマスなのか?
という由来は調べてもよくわかりませんでした。

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ワクワク楽しいものを作ってみるのにはクリスマスはピッタリのイベントだからかもしれません。

だってハロウィンはカボチャがありますし、イースターは卵細工がすでにありますし。

せっかくなので西欧にならって、年明けまではこのクリスマスツリー、目で楽しもうと思っています。その後は舌で。たのしみだなー(^^)

※ジンジャーブレッドハウスの作り方はコチラ。来年にどうぞ。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年12月25日

 

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本日はクリスマスイブですね。

日本中、いや世界中の半数の人が、なにやらワクワク幸せな気分になる日です。

そして、得意先の洋菓子店さんはおそらく一年で一番忙しい日です。

■キリスト教と卵
ときどき書いていますが、西欧では卵は生命と復活の象徴。復活祭だけじゃなくてクリスマスにも大事にされる食材(アイテム)なんですね。

クリスマスツリーに色とりどりのたまごを飾る地方も、多いです。

■カラの活用
宗教的な意味に加えて、単にこの時期この日は「たくさんたまごを使うから」という理由もあるのかも?

ケーキにフライ、サラダ、クリスマスには定番のお酒エッグノックだってあります。

残ったカラで、キレイに飾り付けできれば一石二鳥ですしね(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年12月24日

 

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夜コンビニに行ったら、お弁当がほとんど売り切れ状態でした。

初めて見ましたが、この方が健全ですね。

もちろん機会損失は大きいし、「コンビニエンス(便利さ)」を売る店としてはあまり良くないことなんでしょうが、こと「食」という観点から言うと好意的に感じます。

「24時間ずっと、お弁当がワンサカ山積みになっているお店」と、

「時間によっては、お弁当が売り切れるお店」

なんとなくホッとするのは、後者のお店かもしれません。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年12月23日

「広末涼子似」で有名なモノマネ芸人おかもとまりさんが、所属事務所の先輩である有吉さんから誕生日プレゼントとして「謎のたまご」をもらったとブログに書いています。

広末似芸人おかもとまり 有吉弘行から謎の卵もらう(アメーバニュース) 

コメントでは「生卵・・・ですか?」などと質問されているようですが、

うん。ブログの写真から形状とサイズを見るに、明らかにニセモノ(?)たまごです。

お守りですから、やはり陶器とかプラスチックとか、おそらくはちょっと頑丈なものじゃないでしょうか?

 

■いろいろある幸運のたまご 

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埼玉県鴻巣市(こうのす市)にある鴻神社には、コウノトリ伝説にちなんで「幸運のたまごお守り」というものがあります。

また、映画「クールラニング」には、登場人物のサンカが首から下げている「ラッキーエッグ」なるものが出てきます。ここ一番というときにこの卵にキスすると、ツキがめぐってくるんだとか。

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そして10世紀ごろの英国では国王エドワード一世が、金めっきをほどこした卵を友人や兵士に授けたことから、装飾した卵が幸運や幸をもたらす象徴であると信じられることになりました。そして現在では広く「イースターエッグ」として親しまれています。

有吉さんも、かつては猿岩石として世界中を旅していましたし、もしかしたらどこかの国の知られざる風習から提案したのかもしれませんね。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年12月22日

ここふた月ほど、平日は毎日更新をずーっと続けてこれたのですが、

ついに昨日更新できずに終わってしまいました。

忙しいときほど書きたい事が沢山心に浮かんできて、

比較的ヒマで書けるときにはサッパリ思い出せない。

こんな経験はないでしょうか?

まさしくそんな感じ。

最近とっても感動する経験が沢山ありました。

そのご報告や、想いを形にしたいのですが、いかんせん全く時間がとれずです(^^;)

 

■失敗学のすすめ
さて、結構前になりますが、「失敗学のすすめ」というものを聞いてきました。

これは、工学院大学教授、畑村洋太郎先生が研究されているものです。

以前から興味あったのですが、ようやく拝聴することができました。

失敗という事象を前向きにとらえ、そこからあたらしい創造をしていくという学問。

もっと簡単にいえば、

「自分がしちゃった失敗を、深ーく掘り下げてみんなに知ってもらう。」

というもの。

失敗というものは、誰しも早く忘れたいしあまり見たくないものですよね。

でも、失敗の原因を共有化できれば、沢山の人のプラスになるかもしれません。

誰かの失敗が、他の誰かの「宝」になるんです。

この考えは、「人を責めずにやり方を責める」という経営思想、カイゼンの考え方とも共通します。

「水に流す」という言葉がありますが、こと「やり方」については徹底的に「水に流さない」を考えるべきですね。

上記の「ブログ更新」ひとつとっても、実は以前忙しかった時に

「思いついた時に片っ端からブログの見出しを入力する」→「時間ができたときにじっくり本文を書く」

 というやり方に変えてから、ずいぶんと更新しやすくなりました。

最近は、「PCに全くむかえない日が出てきた」ことが、更新の妨げになってきましたので、これまたその原因掘り下げと、新しい工夫が必要なんですね。

小さいことなんですが、もっと大きな、仕事の枠組みと共通しているなと感じます。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年12月19日

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全国的に寒い週末となるようですね。

こんな日はあったかい鍋かおでんですね!

さて、あったかくした料理を食べる場合、ちょっと気になるのがその栄養成分の変化と消化吸収率。

一般的に卵白は加熱凝固させた方が生より消化吸収がよく、卵黄では生の方が良いとされています。

ということは、黄身半熟のゆで玉子が消化の面では最高、ということでしょうか。

効率よく熱量(エネルギー)になるため、ダイバーは冬に潜る際、ゆで玉子を食べて潜るケースもあるそうです。

また、たまごは加熱による栄養価値の変化はかなり小さい食材です。無機成分、ビタミンB1、B2などは普通の加熱調理ではほとんど減少しません。

アツアツの料理で健康になるなら、たまごはピッタリの食材ということですね!

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年12月17日