小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまごの殻を使った、不思議ムービーです。

みてのとおり、卵の殻のカケラを置いて、お皿をチョイとまわすと卵の殻が猛烈に回転します。

なんでしょうね、振動かな!?

不思議ですねー。

むかし「ジターリング」なるジャグリング道具が流行ったことがありましたが、原理としてはそれに似てるかもしれません。

この道具は、指輪状の小さな金属リングを、大きな丸い金属製の輪っかに通してあるもので、弾みをつけたあとはくるくると大きな輪っかを回してやるだけで、金属リングが猛烈に回転するという不思議な道具。 やってみるとなかなか気持ちいいのですが、見た目に「地味」なためかすぐにブームは終わっちゃいました。

 最近この小さいものが出たり、トリックが動画で紹介されることで、ちょっと復活しつつあるようです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること , マジック 2014年02月5日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

少し前ですが、「直立歩行するニワトリ」さんが中国で話題になっていました。

このニュースで興味深いなー、と思ったのは、

あまりに珍しいので、「一羽だけ食べられずに育てられ続けている」という点。 牧場ですから、他のニワトリさんはどんどん出荷されちゃいます。

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「直立歩行する」というオンリーワンの価値が“生存”につながってるんですねェ。

たとえば稲なんかは「美味しい」という一点の価値が生存につながっています。 栄養となって美味しいおかげで、ライバルの雑草や敵の虫を人間がすべて駆除してくれて、大事に大量に育ててくれるわけです。

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食べて美味しい = 生存競争の勝者

となってるんですねー。

可愛いから生き残る

面白いから生き残る

珍しいから生き残る

私たち中小企業にとっても、共通するかなァ…?と仕事しながらぼんやり考えていました(^^)

今日もお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:Spared from the pot, the waddling chicken that thinks it’s a penguin | Mail Online http://www.dailymail.co.uk/news/article-1299178/Spared-pot-waddling-chicken-thinks-penguin.html#ixzz0vUQfADiY

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年02月3日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

久々に、たまごの慣用句です。

good egg”(グッド エッグ)

と書いて、「カンジの良い人」「信頼できる人」という意味があります。

反対に

bad egg”(バッド エッグ)

は「悪人」という意味です。

ちなみに“bad apple”(バッド アップル)という言葉もありまして、これも「悪いやつ」を指すのですが、「周りに悪影響を及ぼすヤツ」という意味が含まれます。

金八先生で言う、「腐ったリンゴ」ってヤツですねェ。 周りまで腐らせちゃう、みたいな。 バッド エッグ「悪いタマゴ」の場合は、アウトロー的な「一匹狼の悪人」のような感じなんでしょうか!?

なぜ「信頼できる人」がなのかというと、やはり「見た目じゃなかなか判別つかない」というイメージが反映されてるんじゃないでしょうか?

卵の傷んでいる・新鮮な、の判別は割ってみないと中々わからないもの。人の善悪も、ある程度深く付き合ってみないことには判らない。それだけに「良い卵」であるという周囲の評判や信頼が大事になってくる・・・そんな意味が込められているのではないでしょうか?

日本の卵は世界的に見ても品質管理がトップクラスです。 買いたてのものは「生で食べられるもの」という無条件に近い“信頼”があります。 非常にありがたいことだと思います。また、その中でも更に我々自身が「グッドエッグだ!」と言ってもらえるように、更に信頼を重ねていただける精進をしなくちゃいけません。(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

関連:たまごのソムリエ日記・・・たまご・鶏さんのことわざシリーズ一覧

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2014年02月1日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

写真の美味しそうな目玉焼き&ベーコン・ソーセージのイングリッシュブレックファスト、

コレ実はぜんぶ「ケーキ」なんです…!

というか、お皿やナイフ、紙ナプキンにケチャップ瓶もすべてスイーツでできています。

スゴイですねー!

作ったのは英国在住のポール・ジェームスさん。

「ポールのクリエイティブケーキ店」として開業準備中にもかかわらず、すでに注文が山のように殺到しているのだとか。

ポールさんは22年間料理人としてお仕事をされてまして、お菓子部門を任されたときに、手の込んだお菓子を家族や友人にプレゼントするようになったそうです。

他にもどんな作品があるかというと…

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ホットドッグとドーナツのセット(※ケーキです)

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食べかけのドーナツとサンドイッチ(※ケーキです)

なんてのもあります。ポテトチップスやチョコレートバーの袋なんて、リアルそのものです。(^^;)

他にも2メートル近くあるお城のケーキなど、ビックリ感満載のケーキ「作品」をたくさん作ってらっしゃるんですねー。

お値段は35ポンド(約5,900円)から作ってくださるそうで、意外に安いんだなーとちょっと驚きました。

もし私が作ってもらうなら、味噌汁とご飯に出し巻き玉子&焼き鮭の和風らしいご飯風ケーキをぜひ頼んで、友人の誕生日にプレゼントしたいところです(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:The cake that thought it was a full English breakfast: Chef recreates anything from bacon and eggs to a packet of Custard Creams using icing and sponge http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2107662/The-cake-thought-English-breakfast-Chef-recreates-bacon-eggs-packet-Custard-Creams-using-icing-sponge.html

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2014年01月31日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

上の可愛らしいキャラクターの「たまご広告」は、放映中アニメの原作ライトノベル「のうりん!」中の挿絵。 「岐阜のマジメなたまごです。」などと書いてあることから実在する卵の“萌え広告”と勘違いされ「岐阜県がついに壊れた!」などのコメントと共にツイッターで拡散されているようです。

「萌え無精卵広告」拡散で混乱呼ぶ | ニコニコニュースhttp://news.nicovideo.jp/watch/nw922901

うーん、なんというか、すごく斬新なPRです。 ゴムを付けた、ってのは「無精卵」であることのキャッチコピーなんだそうです。(^^;)

ゴムって・・・・・・

世の中の99%以上のたまごは“無精卵”なので、それをアピールすることってほとんどないんですよね。 有精卵は鮮度の劣化が非常に激しいため、きわめて短い期間しか保存できません。 なので無精卵の方が安全性に優れ、保存性も比較にならないくらい良いんです。 また栄養面でも、有精卵は「精がつく」ようなイメージがありますが実際はそんなことはなくて、無精卵と有精卵の栄養成分に差はありません。

なので「無精卵の方がいいんだよー!♪」とアピールすることも不可能ではないのですが…

ちなみにこの「のうりん!」という物語は農業高校を舞台にしたコメディで、上記の広告(?)は純情な新入生の女の子に「無精卵と有精卵の違い」をHな表現抜きで説明するための苦し紛れの説明をポスターにしたパロディ広告。

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第58回「小学館漫画賞」の人気漫画「銀の匙」や、第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞の「もやしもん」のように(両方春までに連載終わっちゃいますが…)、これらのアニメや小説を見て将来畜産を目指して学びの途に就かれる学生さんが増えてくれるとうれしいですねー。

徳島でも農業関係の学生さんとお話しする機会が時々あるのですが、私も元気をもらってます。(^^)

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おんなじ理由で、カワイイキャラクターをもとにして商品PRをすることも、充分アリだと思います。 上記の広告は徳島は勝浦町発、私の大好きな「勝浦貯蔵みかん」のイメージキャラクター、「ちょぞっ娘」ちゃんです。 これホント甘くて美味しいんですよー!

このキャラクターを知って、徳島の美味しいみかんに興味を持って下さった方もたくさんいらっしゃるようで、そういう意味でも「伝え方の多様性」って大事だなーと思います。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2014年01月29日