飲食店でヒットする卵メニュー「あたりまえ構文」
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
先日スーパーで買った
レトルトのパスタソース。
このパッケージ
興味深い訴求がされているんです。
それは・・・
卵の黄身シズル写真といっしょに
「ベーコンと卵入り」
と書いて、赤で強調しています。
これ、あなたはどう感じましたか?
「へ~、本格的なんだ。」
「おいしそうだな。」
なんて印象を持ちませんでしょうか。
◆どの商品にもある魅力
日本国語大辞典で引いてみると、
カルボナーラ〘 名詞 〙
ベーコン、チーズ、卵で作ったソースのことで、パスタにあわせて用いる。
とあります。
つまり・・・
ベーコンと卵が入ったものこそが
『カルボナーラ』。
入っているのが
『当たり前』なんですね。
それを大きくアピールしている。
いや~、いいですねェ。
これ、僕の大好きな「当たりまえ構文」ですね。
これって、繁盛する
メニュー魅力アピールのコツなんです。
◆当たり前すぎて自分が気づかない魅力
たとえば
あなたがご自分のお店のシフォンケーキを
「もっとPRしたい!」と思ったとします。
いろんな方法があろうかと思いますが、
ただシンプルに
「たまごをたっぷり使った
シフォンケーキ」
と打ち出すだけでも
十分な魅力になるのです。
ラーメン店さんであれば、
「四十時間じっくり
漬け込んだ煮玉子」
なんて書くと、
単に「おいしい煮卵です」
よりもずっと、魅力とこだわりを感じますよね。
どちらの表現にも共通するのが、お店で
「あたりまえにやっていること」
だったりします。
自分のお店にとっては、
あるいはその料理については
当たり前なんだけど、
実はお客さんの魅力になることって
気づいていないだけでたーくさんあるんです!
◆当たり前を伝えてみるコツ
ポイントは、
パッと見てお客様がわかりづらい
「あたりまえ」であること。
玉子焼きやTKGで
「たっぷりたまごを使った」
なんて言っても
「そりゃそうだろう。」
となっちゃいます。
ですので、
いろんな方に普段の取り組みや作り方を話してみた方がいいですね。
友人やご家族、あるいはお客さん・・・
「えっ、そうなの!?それってすごいじゃん。」
・・・といわれることがあれば即採用、
POPやメニューで伝えてみるべきですね。
ぜひ、あなたのお店の当たり前を
繁盛する魅力に変えましょう!
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。
※もう少し詳しく事例を書いてます↓ オススメ♪