小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

レトロ感をたまごメニュー活用する

こんな差別化オムレツってどうでしょう?というお話。


大阪万博「NTTパビリオン」の横に

人でにぎわう公衆電話が。

えっ!?この令和の時代に?
なんだろう。

見てみると、
短縮ダイヤルを押すことで
疑似的に世界(宇宙?)の
いろんな架空の人から電話で
話を聞けるという面白いサービス。

『せかいがきこえる伝話(でんわ)』
という企画でした。

歴代の公衆電話が並んでいて、
初めて使うお子さんとおばあちゃん、
みたいなほほえましい光景もあって
良いにぎわいでしたね。

 

案内のお兄さん
「110番緊急通報ボタンも押せますよ!
やってみたいと思いませんでしたか?ぜひ。」

とのことで、
え!いいの!?と
子供のころにあったイタズラ心を
思い出しつつ喜んで押してみまして、

これも面白いメッセージでしたね。

 

◆なつかしさ感は魅力になる

こういう『レトロ感』ってステキですね~。

ちょっとホッとしつつ
新たな出会いの体験がある。

たとえば他の万博パビリオン
西アフリカ・ブルキナファソのブースは、

主要な掲示物が「手書き」でした。

しかも和紙に筆書き

これなんかもイイ差別化です。

意外すぎる感じですが
すごく温かみがあって
ブルキナファソの方々や
その生活が身近に思えて

行ってみたいなぁ

と感じるんですね。

他の国々がスタイリッシュな感じの
ディスプレイ映像が多かったので、
余計に「手書き」がめだつんです。

同質化してない、といいますか。

 

◆昭和レトロな卵料理の魅力

レトロな電話機で新しいサービス

古っぽい手書きの温かみで今を伝える

どちらも良い狙いだと思いませんか!?

 

あなたのお店でも、
これらの手法って使えるんじゃないかと思うんです。

といっても、
レトロなものを置くべき、
手書きにすべき・・・
という意味じゃありません。

古かったり
温かみのあるイメージを
新しい価値にして魅せる。
しかも玉子料理でやると効果的

という意味です。

 

たとえば、昭和の時代
家庭でお母さんがつくっていた

ひき肉と玉ねぎのオムレツ

これ、
僕のような昭和生まれには
めっちゃ刺さるんですよ。

ああ、これ旨かったよなぁ、と。
そして単なるなつかしさだけじゃなく
炭水化物が無いので、

低糖質オムレツ料理

としてすご~く優れているんです。

 

◆令和の技法で昔の良さを呼び覚ます!

ハンバーグが昭和から令和に
すごく洗練されていったように、

ひき肉オムレツも
低糖質・肉のうまみを閉じ込め活かせるなど
いまの時代に求められるメリットがあります。

たとえば本格スパイス
ひき肉オムレツを作ったら
どんな新しい魅力になるのか?

ふわとろ感が増したオムレツ手法で
やってみたらどんなおいしさになるのか?

ぜひとも令和版の

『レトロ感』×『最新』昭和オムレツを
食べてみたいですね~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。