小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

軍師がいなかった戦国時代と兼務するたまご

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

本郷和人著「考える日本史」によると

戦国時代の日本には
「軍師」がいなかった

のだそう。

 

えー!?
そんなことないでしょう・・・?

 

軍師ってパッと思いつくだけで
上杉謙信の名参謀・直江兼続

秀吉のブレーン
竹中半兵衛黒田官兵衛

石田三成の右腕・島左近
武田の山本勘助

あと真田幸村とか・・・

きら星のような頭脳たちが
戦乱の世を彩っていました。

 

黒田官兵衛なんて
NHK大河ドラマで『軍師官兵衛』って
タイトルで放送されていたくらいですし、

「軍師いっぱいいるじゃん。」

と思ってましたが、
読んでみるとそうじゃなかったのです。

 

彼らみんな
普通に『バトル』するんですね。

“指揮をするだけの『文官』”
じゃなくって、

“武力を行使しながら指揮「も」する『武官』
なんだと。

つまり、
中国の「百家争鳴」みたいな
知力のみで世の中を渡る人がたくさんいる、
そんな時代が日本にはなかったわけです。

アタマ良くっても
ベースとして「戦える武将」じゃないと
ハナシを聞いてもらえなかった。

言われてみれば確かにそうですね~。


そういえば現代日本も、
企業文化で『兼任』の思想が強いと言われますね。

 

営業マンは営業だけをするわけじゃなくて
各種調整したり段取りしたり書類仕事や
経費処理もやっていることが多い。

 

工場スタッフだって、
見学のお客様には
キチンとご挨拶することが
当然のように求められます。

海外では営業は営業だけする
工場は自分の担当業務さえできれば
見学者が来てもムシです。

求められるものの違い、
という側面がありそうです。

 

兼務する日本式は大変ですけど
それって自身の成長や機会、
できる可能性を伸ばせたり
ステキなことも多いんじゃないかなぁ
と思いますね。

そして、
たまごの機能も、
武と知をかねる“武将兼軍師”と
似たところがあります。

 

◆いろんな役割を兼ねるたまご

飲食店さんのメニューでは、
たまごの効果は3つ。

 

・彩(いろどり)

たまごの鮮やかな黄色
料理のアクセントになります。

また少し前にも書きましたが、
黄身人の目を引き付ける誘因効果が
とても大きい食材です。

・食感(とろみ・ふわふわ)

加熱することでたんぱく変性が起こり

絶妙な食感なめらかさや
ふわふわ食感が出せます。

生―中間―固化

この間で重層的にふくざつな、
いろ~んな食感を楽しめる卵は
めずらしい食材なんですね。

 

そして最後に、

・繁盛提供

たまごはメニューの工夫で
おおきな満足を感じられる、
価値を高めやすい食材です。

シフォンケーキやオムライスのように
技術を価値(利益)にできますし、

温泉玉子のように調理法じたいが
生食と比べ5倍も価値を高めることもあります。

世界に3万レシピあるといわれる
多様なメニューは
ファンをつくり粗利益を上げ
あなたのお店の強い味方となる食材です。

3つの価値をフル活用して
ぜひあなたのお店を活性化してくださいませ。

これこそが
当ブログの目的です。

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2025年05月31日