七夕はたまご!の風習がある(中国)
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
今日は七夕ですね!
この時期まだ
梅雨が明けていない事も多いので、
夜空がちゃんと見える七夕は
久しぶりのような気がしますね。
ところで、七夕発祥の中国では
七夕=たまごの風習
という地域がたくさんあるんです。
たとえば香港あたりの地域では、
めっちゃ複雑な細工を
赤く染めた卵のカラに施した細工を作り
飾ります。
七夕って本来「織姫」が主役でして、
つまり織り子や針子の日、
「働く女性の日」なんですよ。
なのでその技術を神様に見せるため
卵を染め、飾りつけをするんですね~。
あと、重慶のあたり
中国南部地域では
「卵焼き」の風習がありまして、
七夕の夜に近くの橋に
卵と薪を持ち込んで
その下で卵を焼きます。
おばあちゃんが家族のために
たまごをじっくり厳選して
良い物を選んで、
新聞紙にくるんで
焚火に入れまるごと
焼いて食べるんですね。
「焚き火の焼きいも」のたまご版です。
その卵に今年のお願いを込めて、
卵を焼くことで病気を焼き払い、
願いを祈るんです。
日本の「七夕短冊」と似てますね!
つまり短冊イコール
「焼きたまご」なんですね~。
卵屋としてなかなか興味深いです。
ちなみに焚火で作ると
メッチャほくほくで
美味しいゆでたまごになります。
ぜひ試してみてくださいませ!
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。