小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

飲食店さまへ 記事一覧

本日はご飲食店さま、洋菓子店さま向けに書いています。

たまごの見直しがなぜ利益につながるのか、がテーマです。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

緊急事態宣言

月末まで伸びそうですね。

ざんねんな半面、

「妥当な選択だ。」という

意見が大勢なようです。

 

経済との天秤、むずかしい2択

 

さて、

マイケルポーターさん、

という経済学者がいまして、

あなたや僕の「商売」について

こんなことを言ってます↓

 

お店で繁盛させよう、

あなたの商売を成功させよう

と思ったら、

やることは「2択」だと。

「安く作って安く売る」か、

「高品質で他社とちがうものを売る」

このどっちか。

 

ようは、

安くてまずまずのものを沢山か、

コストかけて良いものちょっとだけを売るか。

ということです。

 

あなたなら、どっちを選びますか?

 

ホントのところ、

「やすくてたくさん」

なんて、大手企業じゃないとムリ、

ですよね~。

 

中小としては、

「高品質でちょっとだけ」

しかないんです。

 

でも‥‥‥そこに

落とし穴があります。

 

それは「仕入れ」です。

 

美味しい料理!

ステキなサービス!をして、

 

全国チェーン店より高いけど

ファンがついてお店は繁盛

 

でも…

高く売れても

高いコストがかかったのでは、

結局もうけは少ないんです。

 

たとえば帝国ホテルでは

一杯1600円のコーヒーを出していますが、

その原価、

人件費、

設備費が高ければ

それでもぜーんぜん儲からないわけです。

 

ちなみに

コロナ禍のせいもありますが、

利益は148億円の赤字だそうです。

 

つまり、あなたのお店で売る

「価値」と

仕入れた「原料代金」の

差を大きくすること

 

これが超重要になります。

 

〇たまごの大メリットは「利益」

そして、

「たまご」は『原価』と

料理になったときの『価値』のあいだに

大きな差を生み出せる

「利益提供食材」です。

 

根拠は2つあります。

 

第一に、

たまごは他の食材とくらべ、

仕入れ値段が安いめなわりに

お客様は、

「たまご料理って調理がむずかしくって高い料理だよね。」

っていう思い込みがあること。

第二に、

卵そのものにかなりこだわっても、

一食あたり、

一個あたりの単価にすると、

数円の差しか、コストアップにならないということ。

 

ほら、たとえば「A5ランク和牛を使おう。」

なんて言ったら、

すごいお値段の仕入れになるでしょう?

 

でも、「伊勢神宮ご奉納の『あわそだち卵』を使おう。すごい品質だ。」

なんて思っても、さほどランチのお値段にコストが乗ってこないわけです。

「差別化になるたまご」を

使った時こそが、

うみだす料理の価値の上昇と

仕入れ値段の上昇幅のあいだに

いちばん大きなをつくれます。

 

差ってのは、すなわち「利益」です。

 

「利益」という視点でみると、

たとえば

ふだん1000円のランチを、

1500円の特別メニューにしたい

 

美味しくなって

100円コストが上がる

こだわり和牛肉と

 

同じくらい

美味しくなって

10円コストが上がる

おいしい卵

 

ぜひとも、

たまごのメニューを

さきに見直すべきですね。

 

ぼくも以前は

そんなことに気づかず、

とにかく売上があればいい!

なんて考えて

 

月数百万の売上

利益は3千円…

なんて仕事を

満足げにやってたこともあります。

 

美味しいものをつくって

喜んでもらって

高利益!を

ぜひいっしょに選んで

まいりましょう!

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年09月10日

今日は、美味しい表現を後押しするツールを紹介します。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

息子達の夏休みが終わりまして、

昨日より学校へ行ってます。

 

ギリギリなってようやく

読書感想文やレポートなんかを

やっておりまして、

なにやら自分の頃を思い出しました。

 

そういえば、ピース又吉さんが

「読書感想文を楽しく書くヒケツ」

を語った内容が話題となってますね。

 

登場人物になりきって

その目線で書いたり、

自分がたのしい書き方で書くべき

とのことで、なるほどです。

 

ボクも作文は大の苦手でしたが、

今はこうして

毎日ブログを書ける…

 

「書く楽しみ方」のおかげかもしれません。


若い頃読んだ、たしか

「サントリーの嗅覚」という

本だったと思いますが、

 

ウィスキーづくりに携わり

3万種類の匂いをかぎわける、

スーパーブレンダーさんの

お話が載っていました。

 

いろいろ面白い内容でしたが、

 

「3万種類の香りを

かぎ分けようと思ったら、

頭の中に

3万種類の“語彙”

がないといけないんです。」

 

というような事をおっしゃっていまして、

すごく印象に残っています。

 

「とにかく修練のみだ。」

とかじゃなくて、

「言葉」が必要だと。

 

なるほど‥‥‥、考えてみれば

そうですよね。

 

たとえば「甘い」しか単語をしらなければ、

せいぜい

「ちょっと甘い」

「チョー甘い」

みたいな区別しか脳内でできないですよね。

 

『この味は、舌の上に甘い蜜を滴らせる花がいっぱい咲き乱れてる感じだ。』

みたいに、

ニュアンスの違いを

自分の心の中で多彩な表現で

規定しておかないと、

「味の分類」ができないんですね。

 

たくさんの本を読んで、

「言葉」を増やさないと

味の違いが分からない

 

もしかすると、

美味しい料理を作るヒケツは、

『ステキな文学をたくさん読むこと』

なのかもしれません。

 

また料理のためだけじゃなく

お客様に「食べたいなあ。」

と思っていただくよう

メニューやサイトで表現するのに

美味しさを伝える表現力は必要です。

 

3万の語彙は時間がかかりますが、

この『他人への伝える方法』は、

スグにでも何とかする方法があります。

これは「おいしさの表現辞典」(東京堂出版社)

という本ですが、

いろんな文学書の中の、

「おいしい!」を表現する言葉が

食材別に分類されているんです。

たとえば、たまご料理でしたら、

たまごかけ【こつんと小鉢に割って、醤油を落とす。なつかしい香り。むらさきに透きとおっている。叢雲の感じにさっと混ぜ、ごはんにかけてすすりこむ。ふた口めでおいしさが湧きあがってくる。】(向笠千恵子・日本の朝ごはん)

すし【はだかの肌をするする撫でられるようなころ合いの酸味に、飯と、玉子の甘味がほろほろに交じった味わいがちょうど舌いっぱいに乗った具合―】(岡本かの子・鮨)

 

秋のきのこ料理でしたら、

マッシュルーム【舌ざわりは滑らかで心地よいものに変わり、かくれていた香りが立ってきて、深みのある味が生まれてくる。】

ステキな表現ですね~。

 

あなたのメニューのおいしい魅力を

お客様に伝える手段として、

ご参考にしてみてはいかがでしょうか!?

 

読書の秋は

もう入り口まで来ています

あなたのお店の繁盛のために、

ぜひ文豪の手を借りましょう!

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年09月2日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

お出かけする人が

この10年で劇的にやらなくなったこと、

って何かわかりますか?

 

2つあります。

それは、

「待ち合わせ」と

「調べてから外出」です。

 

スマホの台頭もあって、

一か所で待たずとも

ブラブラしながら相手を待てる。

「ハチ公前で5時に。」

なんて待つ必要無いんですね。

また、手元でいろんな情報が検索できますから、

「〇〇を目的に出かける」

よりも、

「着いてから考える・探す」

 

が激増しているのです。

 

ウチのスタッフもそうですが、

映画を観る時ですら

「シネコンに行ってから決める」

という行動原理の人が増えているんですね。

 

同じく、

「とりあえずユニクロに行く」

「とりあえずダイソーに行く」

みたいな人も多くなっています。

 

実感ありますよね。

フードコンサルタントの大久保一彦氏は、

こんな人々のことを「とりあえず客」と

言ってますが、

 

もし、

そんな人たちを

ターゲットにするならば、

 

「たまごのシズル写真」

はめっちゃ有効です。

 

フラッと寄ってもらうには、

目立つ看板や店頭POPがとっっても大事なのですが

丸い黄身の写真は、目を惹きつけるのにすごく高い効果があります。

 

 

ためしに、あなたの近所のスーパーさんに

行ってみればよく分かります。

 

中身と関係無いのに「たまごの黄身」を

パッケージ写真に載せている商品

がたくさんあります。

上の商品は『海苔』です。

卵は入ってません。念のため。

でも、つい見ちゃいません?

 

中には、

「単に黄色いマルを写真に合成しただけ」

の商品すらあります。

わかります?これ、

黄身っぽい〇が描いてあるだけなんですよ。

でもつい目がいっちゃいます(笑)

 

これは、「遠目」にでも

目を惹かせるための

とっても有効な手段なんです。

 

ネット広告でも、黄身を使ったシズルをよく見かけます。

記事の中の小さい写真でも、目立ちます。

こんな風に目を惹くと、お店に

「あら?ちょっと入ってみようかしら。」

となっちゃう、その率が上がるんですね。

単に目を惹くだけじゃなく、

卵の黄身は「食べたい」

という訴求もかなり強くって、

 

メニューに写真付きで載せると

注文数はすごく高くなります。

 

ぜひ、増えつつある

「フラッと寄ってもらう来店客」

の獲得に、

「たまごの黄身写真」を活用してみませんか!?

 

ちなみにボクは以前、

京都で居酒屋さんを探した際、

めちゃめちゃうまそうな

馬肉ユッケの写真に惹かれて

フラッとお店に入ったことがあります。

そのユッケ、かなりお値打ちだと思ったら

うずら卵の黄身+少量ユッケの小鉢」

だったのです。

2人でウキウキしながら注文して、

あまりの小ささにションボリしたのを

覚えています。

 

逆に言うと

こんなことが起こるくらい

黄身の訴求力がすばらしい

ってことかもしれません(笑)

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年09月1日

本日はお店の利益アップにつながる3つの食材について。

緊急事態で大変と思いますが、

時間の取れる今こそ!試作のチャンスです。


こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

新米の時期になりましたね!

当社の前は見渡す限り

田んぼになってまして、

収穫を待つイネの実りをみると、

ワクワクしますね!

 

我が家の朝ごはんは超のつく米派でして

年に361日くらい朝食でお米を食べてます。

 

モチロン想い入れはあるのですが、

外食さんとの打ち合わせになると、

また別の意味を持ちます。


ご飲食店のお客様と

打ち合わせする際に、かならず

「たった3つの食材がすっごく重要です。」

‥‥‥とお伝えします。

 

それは、

『米・粉・たまご』

 

「粉」とは小麦粉ですね。

米・小麦粉・たまご

この3つは他の食材よりも原価が安く

通年して色んなメニューに使いやすい。

そんな食材です。

つまり、

米・小麦粉・鶏卵の組み合わせで

みんなが注文する

お店の人気メニューができると、

お店の利益率が『飛躍的に』上がります。

 

たとえばあなたが

洋菓子店さんを経営していて、

「フルーツタルトが自慢の店」だとします。

 

フルーツケーキや生菓子は

原価も高く廃棄も比較的多いため、

 

売上は見込めても

高い利益率をめざすなら

思ったよりたくさんの仕掛けが必要です。

 

人気店は、皆さんすごく苦労なさっています。

でも、小麦粉と卵のシンプルな組み合わせ

に近い菓子、たとえば

 

「シフォンケーキ」

……がとても変わっていて絶品!とか、

「チーズケーキ」

がものすごくふわふわ、とか

「カステラ」がもっちり感がすごくて

色味も黄金色、香りが良いとか

 

……こんな評判の人気商品になれば

…僕たちのお客様で言いますと、

とんでもなく利益がでやすい傾向があります。

 

実際売り上げの6割をこんな商品にしぼり

数倍の高収益になった洋菓子店さんもあります。

 

中華料理店であれば、

たとえば「チャーシュー麺が大人気」

のお店は意外と儲かって無いかもしれません。

 

チャーシューって煮込むと縮みますし、

肉の原価だけじゃなく時間も費用も掛かります。

 

働き方改革のご時世、

とくにコストが上がっているんです。

ウチの店って売り上げは高いのに

利益がちょっと少ないなぁ…

…となりかねません。

 

でも、『米・粉・たまご』のうち

「米とたまご」→の組み合わせ

「あの店のチャーハンって

変わっていてすごく美味いよね!」

 

となると、どうでしょう?

比較的原価を抑えやすいため

利益率がだいぶん変わります。

 

実際、こだわりのラーメン店であっても、

チャーハン&ラーメンの組み合わせメニュー

で単価アップや満腹度アップを狙う人気店は

かなり多いかと思います。

 

そこから一歩踏み込んで

『この店に来たら、あの

チャーハンを食べなくっちゃ!』

…までイメージづけと

差別化ができると

もうしめたもんです。

 

洋食店さんなら、

ステーキもイイですが、

「米とたまご」でオムライスですね。

 


〇差別化コストパフォーマンスがすごく良い「卵」

そして、『米・粉・たまご』のうちで、

いちばんメニューの差別化をしやすいのが

「卵」です。

なにせ卵は、

・起泡性(泡立つ)

・熱変性(熱で固まる)

・両親媒性(水とも油とも相性良く混ざる)

・マスキング効果(味をまろやかにする)

・食感滑らかさ寄与

など、色んな機能があって、

メニューで差を出しやすい。

 

更に、ちょっとこだわった卵を使うと、

米や小麦粉の質を上げるよりも、

料理に差が出やすいんです。

 

そして、

最終のお客様にハッキリわかるレベル

の差がある料理になるこだわり卵でも、

 

一食あたりの単価で考えると

さほど大きなコスト増には

なりにくいんです。

 

差の出るたまごの使い方は、

いくらでもあります。

 

米・粉・たまご

 

ぜひ、この組み合わせで

人気メニューを育て

あなたのお店を

高収益のお店にしましょう!

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年08月30日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

あなたのお店の

「違いの伝え方」について、お話をします。


初水揚げサンマのニュースが出てましたね。

今年はかなり水揚げが少なくて

競りの結果が記録的高値、

昨年の倍以上になってまして

なんと1匹約3500円での販売スタートとなるのだとか。

 

漁獲高減は問題ですが、

面白いと思ったのは、

その価格

 

競り、ということは、

「高いな」と

「この値段でも欲しい」が

つりあった結果なわけです。

 

3500円でも欲しい

という人が現実にいるからこその値段。

 

たしかにサンマ美味しいですもんね~。

じゃあ、来年さらに倍の7000円になったら

買うでしょうか?

5倍になったら?

 

それでもめちゃめちゃ好きな人は買いそうな気もします。

ウナギなんて、高くても皆食べてますもんね。

 

もしかすると、

サンマの価値って

もともと3500円なのかもしれません。

 

ふだんの一匹200円、がオカシイのかも‥‥

 

ちょっとぼくたちの話をしますと、

以前、

ある製紙会社の

社長さんに、

「卵とトイレットペーパーって価格競争の極みですよね。お互い頑張りましょう。」

と激励されたことがあります。

 

そう、卵=特売=安い

というイメージがあります。

 

なぜか?

全国のスーパーさんで、

卵を特売しているからです。

 

しょうがないですよね。

 

…いや、ちょっとまってください。

 

どのスーパーの卵も、

基本はちがう農場のたまごです。

 

じゃあ、ホントなら

東京のスーパーさんで卵が安くても、

大阪で卵が安い理由にはならないはず。

だって、別物なんだから。

 

つまり、

お客様が

「どれも同じだよね。」

‥‥‥と思っていること。

 

これが、安いイメージの真の理由なんです。

 

では、

あなたのお店のメニューは

いかがでしょうか?

ライバル店さんとの違い

を説明できてますでしょうか?

 

わかりやすく言うと、

『コーラ』になっていませんか?

ということです。

 

コーラって日本中どこでも売っていて、

もちろん味もおなじ。

 

「同じコーラだったら

10円でも安い店がいいよね。」

だれでもそう思います。

こうなっていないかどうか‥‥‥

これ逆に言うと、

「違いがあれば

お金を出してもいい」

と、お客さまは考えているということ。

 

「そりゃ、もちろん

説明してるよ!

ウチは〇〇がヨソと違ってて

美味しいって、

きちんとメニューにも

HPにも書いてあるよ。

こだわってるんだ。

一緒にしてもらっちゃ困る。」

 

そうおっしゃるかもしれません。

実際その通りだと思います。

 

ただ、

その「伝え方」は

 

ほんとうに、

あなたのお店の魅力を

ちゃんと伝えられている

でしょうか?


僕たちが、

お客様のお店と

メニューの打ち合わせをする際に、

よくする話があります。

 

ボクの手元に

「47都道府県・地鶏百科」(丸善出版)

という本があります。

 

これには各県ごとに

千種類ちかい

地場のこだわり卵が

紹介されています。

 

しかし!

『水と飼料にこだわっています』

『安全・安心です』

『自然豊かな〇〇の地で生産しています』

 

…と、大別して

この3パターンの

商品PRをしている

「こだわり卵」が、

なんと半分以上

なんです。

 

いや、もちろん、

どれもめっちゃ大事で、

すばらしいこだわりですよ?

 

でも、

『違いがあって』

『こだわっている』ことを

伝えているつもりでも、

 

残念なことに、

「どこも同じことを言っているよねぇ。」

 

……と、

お客様にそう思われてしまっている

可能性があるわけです。

 

「〇〇県産の
水と飼料にこだわった
純国産鶏の卵」

「△△県産の
豊かな自然と
こだわり発酵飼料
で育った卵」

いったいどっちが上か下か、

一読して分からないですよね?

 

「食べてもらえば分かる!」

と思うかもしれませんが、

正直、食べてもらえないから

皆困っているわけです……。


あなたのお店の魅力も同じで、

すくなくとも

ライバル店さんとくらべて

 

「こりゃ違うよね。」

 

と言ってもらえる

『伝え方』じゃないと

いけないんですよね。

 

もちろん、上記のような

こだわりどころは

必要ですが、

 

「近所のライバル店も

小麦粉にこだわっていて

ウチも小麦粉にこだわっている」

 

「ライバル店は

地元産こだわり卵使用

をウリにしていて

自分達もそう」

 

なんてカンジだと、

チョット別の切り口で

伝える必要がある!

ということです。

 

僕たちは、お客様と

かなり長々と、

その部分の打ち合わせを

することがあります。


たとえば、

 

ウチの近所の飲食店さまなら

『当店から

歩いて5分の距離

で生まれた新鮮たまご

を使用しています。』

と書いてもらい、

 

東京のお客様には、

『四国の自然を活かす

放し飼い農場のたまごを

産みたて当日に直送

してもらっています。』

 

と、アピールしてもらう。

コレ、

どちらも同じことを言ってますが、

 

伝えている『価値』は、

 

一方は『近い』

もう一方は『遠い』『わざわざ』

を“魅力”として言っているわけです。

 

なぜなら、

どちらも近所のライバル店さんで

言ってない(言えない)ことだから。

 

これはホンの一例ですが、

ひとつのたまごでも、

風味

育て方

考え方

飼料‥‥‥

いろ~~んなこだわり価値の

伝え方ができます。

 

たまごに限らず、

お店のいろんな素材と魅力を

違いとして伝えていければ、

 

「たとえ有名店が隣に来てもカンケーない。」

となって

 

もし、

そのご繁盛のお手伝いが、

 

たまご屋として

たまごのソムリエとして

できれば、

 

こんなワクワクは無いな!!

 

そんな風に考えてます。

 

それで83種類のたまごを

作り分けしているんです。

 

ぜひ、

あなたのお店がワクワクいっぱいでご繁盛しますように!!

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年08月19日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまごはお店の

繁盛提供食材

です。

理由は2つありまして、

➀差別化メニューが作りやすい

②利益が取りやすい

本日はこのうち、②についてちょっとお話を。


こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

正体不明の路上芸術家

バンクシーさんが、

英国で描いた

作品を公開しました。

ステキな絵ですね~。

…ということは置いておいて

個人的に興味深いのは、

 

こんな風に

路上に描いたものでも

「売っちゃう」

人がいるんですね。

 

アクリル板で保護したり、

壁ごと削って外して

売ったり。

 

「売れないようにカベに描かれたもの」

なのに

でも売っちゃう

 

そこに、なんというか

たくましさを感じます。

 

欲しい

でもカベだしな…

と思う人がいて、

 

そこにアンサーを出せるなら

価値高くなるわけです。

 

是非はともかく

この貪欲さは

見習うべきですね。

 

さて、

あなたのお店のたまご料理で

粗利を取ろうと思ったら、

たった一つ

重視しないといけないことがあります。

 

それは、

「自分じゃできないなぁ。」

と感じる料理であること。

 

一言で言うと

「めんどくさそうな料理」です。

 

カベを外すのとおなじですね。

 

キューピーが毎年出している

「たまご白書2020」によると、

『食べたいけども卵を制限している理由』

 

として、

「調理をしないから」

「調理がめんどうだから」

「時間がないから」

つまり『作りたくない』

合わせて40%近くあります。

う~ん

なるほど

分かりますね~。

めっちゃ手の込んだオムレツとか、

 

準備の面倒くさいわりに

チャンと作れない

ポーチドエッグとか、

 

作ってくれたら

ホント幸せ…

って気分になります。

 

これが、外食で

あ、このたまご料理が食べたい!

という気持ちにつながるんですね。

 

以前に、ウチでも

たまご料理のメニューごとの

価格イメージ

をアンケート取った事があります。

 

すると、

面倒くさそうな料理ほど、

高い価格イメージ

の回答があるんですよ。

 

たとえば

『ゆでたまご』は安い

『温泉たまご』はちょっと高いもの

そんなイメージの人が

多いのです。

 

もしかすると、

あなたもそうじゃないですか?

 

じっさいは

どっちも熱のかかり方が

違うだけですから

コストも

おなじくらい。

 

でも、

「ゆでたまごなら、ウチでつくれるなぁ。」

そう思ったら、

「安いもの」

と感じちゃうんですね。

 

温玉の方がめんどくさそう。

だから、

高く売っていても

当り前と感じる。

 

データでは、だいたい5倍~10倍くらい高く感じる。

すごいですよね。

ちょっとの差なのに。

 

ようするに、

サラダに乗せるなら

『ゆで卵スライス乗せサラダ』

よりも、

『温泉たまごのシーザーサラダ』

の方が、

メニュー単価が高くても

お客様は納得される

ということです。

 

だって「高い」と思っているから。

 

だいたい、

温玉が入ると100円プラス

くらいでも

納得性があるようです。

 

サラダメニューで100円利益が違ったら、

年間どれくらいになりますでしょうか?

 

もし、「ゆでたまご」で単価をとるなら、

ディズニーランドのような

なにこれ!?超スゴイ!

 

って言ってもらえるような

ゆでたまごにする↓

そうすると、

やっぱり単価がとれます。

つくれなさそうだから。

 

これ、もちろんたまご料理に限りません。

世の中に、そうめん専門店が

ラーメン専門店より

はるかに少ないのは、

 

「家でつくれそう」

と思われやすいから。

「すごい!」と思わせる

よっぽど上手なしかけが必要です。

 

そして、

たまご料理は特に

「家で作れなさそうでしょ!?」

というイメージを出すと

単価UPしやすい食材です。

 

おいしい玉子料理には技術が必要だから。

そんな一面が理由のひとつ。

 

でも、

調理テクニックだけじゃなく

めっちゃ

片付けが面倒な料理とか

手間ひまかけたものとか

 

こんなメニューも

利益UPになります!

 

たまご料理は特に面白くって、

料理法ごとだけじゃなく、

わずかな工夫で

感じる価値に

大きく差がでます。

ここが利益のねらい目です!

だから繁盛提供食材なんです。

 

たとえば「目玉焼き」なんて、

ホンのちょっとした工夫で

 

超高いイメージになったり、

「こんなの家でもできる、

安っぽいよね。」

となったりするんですよ。

 

単品で1万円超える単価の

人気目玉焼きだってあります。

 

ぜひ、めんどうくさそうに「見える」

高利益たまご料理

考えてみてくださいませ!

 

あなたのお店が

めっちゃ繁盛しますように!

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年08月15日