【コラム】たまごから生まれた意外な有名キャラ・史人 その4 名僧
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。ドラえもんは机の中からやってきました。ウルトラマンはM78星雲から。さて、物語のはじまりがたまごから・・・、そんな伝承やストーリーのご紹介第4弾!
○お坊さん (行基・ぎょうき 677-749年)
・・・・・・奈良の大仏を建てたとされる名僧、行基(ぎょうき)は、お母さんのお腹の中に2ヶ月長くいたばかりか、卵で生まれパカッと割れて赤ちゃんになったと伝えられています。
この方は朝廷に弾圧されながらも一般民衆への布教を続け、生涯のうち
溜め池15ヶ所、
整備した港6ヶ所、
橋6ヶ所、
困窮者のための施設多数、
そして50カ所を超えるお寺の建立にたずさわるなど、
単に教えを説くだけじゃない、とんでもなく実行力のある救済者でした。
加えて「行基サンが見つけた。」との伝承がある温泉が20以上あります。 「お医者様でも草津の湯でも、恋の病は直せない」と唄われたほど万病に効く、あの草津温泉もそうなんですね。うーむ、すごい。
これらの功績により、日本で最初の大僧正(仏教における最高位)になっています。
お釈迦様は生まれてすぐ立って喋った、との伝説がありますし、豊臣秀吉のお母さんは「太陽がお腹にとびこんでくる夢」を見たのちに懐妊出産しています。
とんでもない偉業と出自の普通じゃない伝説とは、ワンセットとも言えます。
「やっぱりオレたちとは違うよなー。」
というみんなの思いが、このような伝説となったとも言えそうです。
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