小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまごメニューで「伝わり方」まで考える

旨いものだからヒットする、ではないんです。

良さそう、と感じるから買ってもらえる

そう感じてもらう手段について

2つの工夫ができます。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

「良いモノなら売れる」

この言葉を聞いて、あなたはどう感じますか?

 

これ、間違ってないですが、

正しくもありません。

 

なぜなら、

今の世の中ほとんどの食品が

「良いモノ」になってしまっているから。

ちょっと思い返してみてください。

最近「不味い。」という食べ物に

出会ったことありますか?

 

すぐ思い浮かばないのではないでしょうか。

コンビニで買おうが

ファストフード店で買おうが、

それなりに美味しいのが現実です。

 

すなわち、

「美味しい」かどうかで

差がつきにくい時代だと言えます。

 

そして僕達の価値観が多様化したことで

「良いモノ」の定義が広がっています。

仮にあなたが

「めっちゃ美味しい卵が最高なんだ」

と思っていたとしても、

 

お客様によっては

「それよりも健康になる卵が欲しい」とか

子供が喜ぶパッケージが最高だ。」

「パックが捨てやすいのが一番だなぁ。」

なんて考えているわけです。

 

例えば、黄身の良さ、

黄身の濃厚さと旨味

盛り上がり

 

これらを美味しさの

売りにしている卵屋や養鶏家さんは

多いかと思います。

 

ですが、ところ変わって米国では

それが全く響かないお客様が、

日本とは比較にならないくらい

沢山います。

 

肥満の多い米国では、

数年前よりヘルシーメニューとして

「たまごの白身」だけを使った料理が

ブームになったりもしています。

米国マクドナルドでは

「白身だけエッグマフィン」、

ダンキンドーナツの「卵白フラットブレッド」

ジャックインザボックスの

「白身だけ玉子サンドイッチ」などが

相次いで発売されて

ちょっとしたヒットとなりまして、

 

その結果卵白の液卵が不足し高騰、

80%も価格が上昇(過去最高)し

町のパン屋さん洋菓子店が

とても困る事態となったことも。

 

そのまま現在のヘルシーレシピへ

の流れや、ビーガン食の流行にも

受け継がれています。

誤解をおそれずに言うと、

多くの米国人は

「美味しいから」という理由では

卵を食べていないんですね。

 

日本も同様の影響がでていまして、

たまごメニューのこだわりの

伝え方も変わってくるかと思っています。

 

実際米国小売店の店頭では、

飼育や育て方、考え方の

こだわり訴求がずっと多いです。

 

あなたのお店のメニューでも、

もし、たまごのこだわりを

謳っていく際は、

味そのものじゃなく、

「考え方」「思想」

「健康」

「大切にしているもの」

「SDGs」など、

別の切り口が必要になってきます。

 

また改めて後日お伝えしますね~。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2021年12月16日