たまごを食べると体がポカポカ温まる効果
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
こよみの上では大寒、寒い日が続いています。
さて、こんな時期には、食べると体がポカポカあったまる玉子料理がおすすめです。
栄養学で「食餌誘発性体熱産生」という効果がありまして、食事を摂る事で体が温まる作用があるんですね。
作用には2つあり、まず食事直後に体表温度の急上昇があり、これは30分ほどで治まります。 次に体のシンが食後30分くらいから2、3時間ほどのあいだゆっくりと温まります。
体表の急上昇は、ネギやにんじん、わさびなどの刺激あるものが自律神経に働きかけることで起こるとされていますが、大事なのは長く続く、ゆっくり体温上昇効果のほう。
これは、食べたものが消化され肝臓や筋肉などで代謝されることで起こる熱上昇なのですが、この効果、実は卵にたっぷりふくまれるたんぱく質が一番効果が高いんですね。
たんぱく質は、ごはん等の炭水化物、そして脂肪と比べても約3倍のカラダあったか効果(体熱生産力)があるんです!
実際にダイバーなど冷たい海に潜る方は、潜る直前にゆでたまごを数個食べるのだそうです。 体の体温を維持するための工夫なんですねー。
特に卵たんぱく質は非常に良質のアミノ酸組成となっていまして、またきわめて消化吸収が良いんですね。
寒い冬、特にお出かけ前の朝ゴハンは、ぜひ玉子料理でポカポカになっていってらっしゃいませ!
我が徳島も南国ですが、冬の寒さは厳しいです。私も毎朝たまごに助けられてます(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参考:「卵一個で寿命がのびる」鈴木正成著 主婦の友社)