小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

ケチャップ→ケチャップとオムレツ→オムレツと、少しずつ卵に近い話題にシフトしています(^^)

アメリカで、こんなニュースがありました。

_Expert settles debate about mixing water or milk with eggs (seattlepi.com)
_(卵に混ぜるのは水か牛乳か?専門家が論争に決着)

この記事によると米国では、かねてからシェフによってオムレツに水をいれるのか牛乳を入れるのかについて、意見が分かれていたとのこと。

そこでこの問題に、アメリカ鶏卵振興会(the American Egg Board)のスポークスマン、ハワード・エルメル氏がついに最終決着をつけたそうです。

 

人呼んで “世界一速くオムレツを焼く男” (ギネス保持者・427個/30分)である彼によると、

『完璧なオムレツを作るには、卵二個に対して、テーブルスプーン二杯分の水を入れることをお薦めする。 水で、オムレツを軽くならせて、より動きやすくするんだ。』
『オムレツの中身は単なる卵だと思っちゃいけない、流動性が大事。コレが極意だ。』なんだそうである。そして、

『スクランブルエッグだったら、ミルク。ハーフアンドハーフのヤツか、ヘビータイプのクリームを使用してくれ。これで卵は濃くてリッチな味わいになる。』
『ほとんどの料理人が使ってる7、8インチのオムレツ用フライパンよりも、10インチくらいの焦げつき防止フライパン(テフロン?)を使ったほうがいいよ。外側も中身もグッとキレイなオムレツができるよ。』と、これがエルメル氏の最終結論の骨子です。

 

まとめると、
1:オムレツには水、スクランブルエッグには牛乳を
2:フライパンはテフロン加工の大きめのものを使え

という事です。

記事中ではプロ料理人が賛否両論とありますが、「世界最速」でオムレツを作る人の意見が“最終結論”になってしまうのは大丈夫なんでしょうか?。向こうの料理人の皆さんは納得できたんでしょうか?

やってみなくちゃ判らない、

水と牛乳を入れてそれぞれ試してみたので、

次回にその結果をご報告します^^

オムレツに混ぜるのは水か牛乳か?(その2)たまごのソムリエコラム

ちょうど一年程前、カゴメが「オムレターコンテスト」という企画をやっていました。オムレターとは、オムレツにケチャップで書いたレター、またはラブレターの事です。親子でお絵かきして楽しんじゃおうという企画ですね。「たのしく食事を。」というコンセプトは先日コラムのケチャップ商品と同じなんですが、ほほえましい度が全くちがいますね。

昨年、一昨年と続けてのイベントだったようですが、今年はどうもやらないみたい。残念です。ちなみに受賞作品はカゴメのサイトにて公開されています。

上の画像は「パパにっこり賞」の受賞作品です。ほほえましいですね~。_

もうすぐ父の日です、お母さんといっしょに「おとうさんありがとう」のこんなメッセージはいかがでしょうか?

そんなときは、加熱でとろーりとした食感とおいしい香りが楽しめる「とろーりオムレツ専用たまご」もどうぞ。

ところで上記の賞には、「パパにっこり賞」と「ママにっこり賞」があったのですが、ママ賞の賞品が「5万円分の旅行券」、パパ賞は「Wii+Wii Fit」でした。なんとなくママの方が、扱いが上な気がして仕方ありません。パパは家の中で遊んでおいて!という事でしょうか・・?(^^;)

「食事はやはり楽しくないとね。」という方は多いかと思います。やはりワイワイ食べる食事は美味しく感じますよね。でも、ケチャップ容器の先に顔が付いていて、ケチャップがドバーっと鼻血みたいに出てきたら、どれくらいの人が「楽しいからおいしい。」とかんじるでしょうか?

そんな商品がコレです。(画像クリックでCM動画に飛びます)

Spread Heads


うーん、 すごい感性ですね。いったい何を考えたらこんな商品思いつくんでしょうか・・(^^;)

もしかしたらアンパンマンの顔をかじったり、ひよこまんじゅうを頭から食べるのも、所変われば「マァ、なんて野蛮なんでしょ!」なんて感じる人もいるのかもしれません。上記の商品も、ケチャップ大好きなアメリカ食文化では結構スンナリ受け入れられたりして。

私も昔一人暮らしをしていたときに、「お皿洗うのがめんどうだから、サランラップを皿に貼って、食べたら捨ててるよ。」と知人の女性に伊藤家の食卓ばりにオススメしたところ、思いっきり引かれたことがあります。

やはり文化の違いというのは難しいですね。ぜんぜん違いますか?そうですか。

 

参照: 【グッズ・商品】 ケチャップ絞ると鼻からドバーッ。鼻血感覚で楽しめる、ケチャップ用キャップ

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2009年06月3日

ちょっと広域の仕事があり、車で三日間、約1000km走りました。四国を∞の字に一週半した感じです。帰ってきてコシが痛いのなんのって・・。Cry

今日みたいに天気の良い日のお出かけも嫌いじゃないですが、どちらかというと休みは家でゆっくりのんびり読書したり子供をくすぐって一緒にゴロゴロするのが大好きです。

そんな我が家の本棚です。

bookDSC_0097.jpg

本が壁に張り付いてるみたいに見える、変わった一品です。

以前どこかのHPで見て欲しくなり、作ってみました。(なんせ海外の家具紹介サイトだったのでほぼ入手不能でしたし・・)

bookDSC_0100.jpg

コストは320円くらい。 近所のホームセンターで入手できる素材でカンタンに作れました。見た目に面白いし、パッと取りやすくて気に入ってます。

 

そしてもっと欲しい家具は、コレ↓Laughing(リンク先に写真)

_服を壁に投げて片付けるという新しい発想 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)

 どうですか? 私はめっちゃ欲しいです。ものぐさで、帰ってきて上着や小物をその辺に放り出してしまうので、こういうのがあるとホント便利だと思うんだよなー・・。

 とはいえ、さすがにコレは作るのに骨が折れそうだし、なにより家族の許可もおりないでしょうね・・(^^;)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること , マジック 2009年06月1日

 

nise_tamago.jpg

とんでもニセ卵!端午節のごちそうが台なしに?―湖北省武漢市
(以下引用)旧暦5月5日にあたる今月28日は端午の節句。中国ではこの日、豚の角煮やゆでアズキなどを詰めたちまきを食べるのが習慣となっているが、アヒルのゆで卵を塩漬けにした「塩漬け卵」も重要な具のひとつ。そこで湖北省武漢市在住のある老婦人が、市場でこの塩漬け卵を買い求めたところ、帰宅してからとんでもないニセものだということに気づいた。 
卵を料理しようと殻を洗い、外側に付着していた泥を洗い落としたところ、中からはきれいなたまご型にくりぬかれた大根が現れた。
(引用終)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=31801&type=1&p=3&s=no#t

 

次々と出る儲けのアイデア、本当にすごいバイタリティですね。

ところで以前、人造イクラと同じ技術で作った「人工たまご」のニュースが出たときにも感じたんですが、『大根をたまご状に削って、本物そっくりに泥をつける』という作業、いったいコストはどれくらいのものでしょうか・・?。写真奥のもの、リンク先の写真を見るとかなり本物そっくりのツルツルにくりぬいてあるみたいです。そりゃ大根は安いかもしれないけど、手間賃含めてその対価(儲け)を考えてみると、割に合わないと思うんですよね。

それよりも精進向け、ダイエット用、アレルギーのお子さんが居る家庭に、友人へのドッキリなど、切り口を変えて、堂々と「ニセたまごですよー♪」って売ったほうが案外お客様も楽しんで買ってくれるのではないでしょうか?いまのやり方だと、なんせリピートゼロですしね。(^^;)

 

■ところで・・・。

こうしたニセ卵は店頭には並んでおらず、袋詰めする際、客の注意がそれた隙に売り主がこっそりすり替えるものと推測される。」 この様に客の注意をそらしてヒミツの動作を行うことをマジックの用語でミスディレクションと言います。シンプルですが、細心のタイミングや演技のうえ、何気ない話術を必要とする高等技術です。案外儲け関係無く、騙して驚かせるのが本当の目的だったりして・・Laughing
しっかり確認したのに、帰ってみたら卵が大根に変わっていたらそりゃ驚くでしょうね(^^;)僕だったら「やるもんだなぁ!」と楽しんでしまうかも。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2009年05月30日

soba20090523.jpg定期的に、データ取りやお客様への提案のために社内試食をやっています。3年程前から続けていて、もうかなりのデータになっています。ウチの財産ですね。たまごのソムリエ、ソムリエシリーズ、料理別卵、すべてこの試作、試食データに裏打ちされています。

今回はみんなで蕎麦の試食。いや、おそばにたいする卵の提案です。毎回違う項目にしたがって、回答用紙に記入してくれています。評価中はしゃべらないので、みんな真剣です。回答後はワイワイ言って、盛り上がって意見を出し合います。
ニュースでもありましたが、うずら卵が全国的に不足しています。お困りの方もこれからますます増えると予想されます。今回の試食データ取りは、これを機会に、逆にいろんな新しいメニューや味に挑戦してもらおうという、我が社の「攻め」の戦略の一環です。Smile

 本日は手短で。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年05月28日