小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

先日、節分イベントに参加している愛知のパン屋さんを紹介しましたが、洋菓子店で「恵方巻き」を出しているお店が徳島にありました!それは「イルローザ」さん。

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その名も「福が来るくる 恵方ロール」。ちょっと細めのロールケーキです。
京碾(ひ)ききなこわらびもちロール』と『ショコラスポンジのフルーツロール』の2種がありました。

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」を重視してでしょうか、両方ともバターなどの油分を使わずふんわり焼き上げているのが特徴の様です。前者はわらびもち・黒豆、京碾(ひ)ききなこを巻いています。
迷った末、フルーツロールを買ってみました。こちらは苺、キウイ、黄桃などを生クリームを巻いたもの。
帰って早速食べてみました(恵方巻きなのであえて手で)。

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あっさり風味ながら、フルーツの甘味とたまごのほのかな香り、そして生クリームの滑らかさがとっても美味で、かなり満足でした。
イルローザさんは、地場の食材を活かした様々なこだわりケーキを作られており、弊社のこだわり卵も、用途に合わせて何種も使い分けいただいておりますSmile
おいしくて縁起物、本日の節分にいかがでしょうか?

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2009年02月3日

 もうすぐ節分ですね!今回は節分とパン屋さんの意外な取り合わせを紹介します。
関西方面では昔から、恵方巻きという習慣があります。『節分の日に恵方に向かって目を閉じて、無言で巻き寿司を丸かじりする事で、商売繁盛、無病息災などの幸運を願う』というもの。最近は四国徳島でも定着した感があり、弊社の得意先さんでも、いろんな趣向を凝らしたこだわりの巻き寿司を2月3日には限定販売されます。 今年も楽しみです。Smile
 こういう限定企画はお客様に楽しんでいただく一つのキッカケなんですが、和食料理屋さんやお寿司屋さんだけじゃなく、なんとパン屋さんでもこのイベントに参加されているお店を発見しました。

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写真は、昨年の節分の日に撮った、愛知県武豊市のあるスーパー内のパン屋さんの商品です。これ、実はサンドイッチです。面白いですねー。見ている間にも、何人ものお客さんが笑って買っていかれました。

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「ゲンかつぎはしたいけど、丸まる一本の巻き寿司なんて、食べられないですよー。」これは弊社パートさんのMさんの言葉です。御飯よりパン食、って人もいるだろうし、一定のニーズはありそうです。こういう取り組みも面白いですね!
「節分は和のイベント」という発想にとらわれず、柔軟に考えてるんだろうなー。勉強になりました。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2009年01月31日

『琵琶湖の「厄介者」が養鶏のエサに 外来魚、高い栄養価』
http://www.asahi.com/national/update/0128/OSK200901280057.html

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『(以下記事引用)トウモロコシなど輸入穀物の値上がりが続くなか、琵琶湖の外来魚、ブラックバスやブルーギルが養鶏飼料の原料として注目されている。生態系を乱す厄介者扱いだが、栄養価が高く、大量に調達できる点が歓迎され、一風変わった「地産地消」の試みが動き出した。
(中略)組合の西田敏代表理事は「従来の飼料を与えたニワトリより肉に臭みが少ない。琵琶湖の外来魚がエサだという意外性にも反響がある。琵琶湖の漁師が喜んでくれるのなら一石二鳥だ」と話す。
(中略)外来魚の回収と加工を担う「淡海再資源化協同組合」(本部・大津市)は今年度は約400トンの外来魚から約100トンの魚粉をつくり、商社のほか、滋賀や京都の養鶏農家に出荷する計画だ。林市雄事務局長は「駆除対象なので『あら』だけでなく身も使え、高たんぱく質と評判がいい。(引用終わり)』

卵の味にコク味を付与する為に必要な魚粉。これは魚のアラを煮込んで作るんですが、ブラックバスなど指定外来種を使うのは良いアイデアですね。

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カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2009年01月30日

遅ればせながら、御礼申し上げます。先週の大寒生まれの金運たまご、先週の内に完売いたしました。沢山の反響、誠にありがとうございます。お店によっては、お出ししたその日に完売した所もあった様で、本当に嬉しい限りですLaughing

なにより、お店のバイヤーさんや、企画に賛同いただいた飲食店洋菓子店の方々も「これは景気がいいね!」と喜んでいただいたことが、とても嬉しかったです。やはり元気の源は「食」から、お世話になっている皆様の笑顔を見て、ワイワイお話ができたことで、我々も大いに元気を頂きました。

次の企画もただいま練っているところです、楽しみにお待ちくださいませ!

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年01月29日

発酵醸造学の大家、小泉武夫氏の著書「発酵食品礼賛」に、中国伝統の「卵白粉」というものが出てきます。「卵の卵白だけを発酵槽に入れ、夏期で2から3日、秋期で4から5日、冬季で1から2週間、放置した状態で、空気中から進入した菌で発酵を行わせる。(中略)この発酵した卵白を濾過した後、乾燥させてから粉末にしたもの」だそうです。これは非常にきめ細かい優良な粉となって、現在では滋養剤や高級菓子などに使われ、なかなか手に入りにくいものとの事。

う?ん、洋菓子のシュガーパウダーや、和菓子の上新粉みたいなものなんでしょうか?日本では卵料理というと、新鮮なたまごを使うことが前提になります。発酵させて食べる卵食材とはなかなか面白いです。ぜひ一度食べてみたいですね。(注:ちょっと調べてみましたが日本では一般的に卵白粉というと業務用で使われる「単に卵白を粉末にしたもの」を指すようです)

発酵菌はバクテリアとされているそうですが、どんな味になるのでしょうか。小泉氏も書かれていますが、そもそも卵白には、「卵白リゾチーム」という、なんと菌を溶かしてしまうスゴイ酵素がはいっていますので、実はそう簡単に発酵したり(腐ったり)しないんですよね。(この酵素はみなさんお使いの風邪薬にも入っていたりします)卵の賞味期限などに関わる菌のリスクも、もっぱら菌に弱い卵黄の賞味期限に依存します。

発酵させる目的は、「卵殻膜や胚などを発酵による泡とともに浮遊させて除去し、製品純度を上げるため」だそうですが、どぶろくと日本酒の関係の様に、「より美味しいもの」を追求した結果の細やかな知恵と伝統には、本当に頭が下がります。だって、たとえば小麦粉だって(キレイな白い粉)として使えるかもしれませんが、それを鶏の飼料にして生まれた卵の卵白を発酵させて、更に不純物を取り除き、乾燥して粉状にしたものを使うんですから。

卵白ならそれこそ我が社にたくさんありますが、この卵白粉は自家製でできるシロモノじゃなさそうですので、ぜひいつか中国に行って「高級菓子」と一緒に食してみたいですね。Wink

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年01月28日

taberu_herikutu.jpg村松友顕さんの「食べる屁理屈」というエッセイに、「日本料理」と日本人の関係についての、興味深い話がでてきます。

『・・・イタリア人にスパゲティの味を聞けば、「それはうちのスパゲティが旨いよ。」というし、中国人と麺やチャーハンなどもそういう感じだ。 つまり、外の店で食べている料理と、家庭で食べる料理のあいだに、それほどの落差がないというわけだ。 ところが、日本における和食や日本料理というものは、我々が家で食べている食事とはまるで違った食べ物である。 御飯とおかずの組み合わせに汁物と香の物を添えた家庭料理は、いわゆる料亭で出る和食や日本料理とは、スタイルも発想もまるでちがっているのだ。(中略)
 しかし、我々が最も多く食べている家庭料理は、どうやら”和食”の領域にも”日本料理”の領域にも入らないらしいということは、おぼろげながら分かってきた。・・・』

 確かに、我々が毎日食べる朝夕の御飯やいわゆる「定食」は、「日本の料理」でありながら”日本料理”じゃないんですよね。 外国人のイメージで「日本料理ってスバラシいですね。」といわれた場合、我が家の味をイメージしてしゃべる方は少ないんじゃないでしょうか?私を含め、ほとんどの方は料亭の会席なんかを想像しながらしゃべります。

 手元にあるオレンジページブックスのレシピ本では、上記の様な日本式の家庭料理を「和ごはん」と表現しています。 なんとなく編集部の苦労もうかがえますね。 白い御飯に生卵、味噌汁と焼き魚と御飯・・・・・・、さて、自分なら毎日の家庭料理をなんと呼ぶだろうか?
スローフード」「B級グルメ」なんて言葉もありますが、これもちょっと違いますしねSmile

 井沢元彦さんは著書の中、「あまりに常識と思われていることは、どの時代の文献にもわざわざ書かれたりしてはいない。」とおっしゃっています。 これは考古学上の文化についてのお話ですが、実は我々が毎日食べる、アツアツのたまごかけ御飯や、親子丼、味噌汁ごはんも、あまりに「ふつう」の食事であって特に定義も必要がなく、一言でいうと「ごはん」としか言い様が無いのかもしれませんね。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2009年01月27日