AI画像のヒビ卵でクレーム返品→炎上【インド】
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

先週インドで話題になっていたのが、上の写真。
SNSに投稿された写真なのですが、
右には
“15個以上の卵が割れているように見せたい。それ以外は同じままにしておいて”
と『指示』が書かれています。
さらに左右の卵で、
左は一個、右はたくさんの卵が割れています。
どうもある人物が
配達サービスを使って
卵を買ったところ、一個だけ割れていた。
それをAIで画像加工して、
「ひどい割れだ!」
と誇張し報告した・・・
ということのようです。

この画像につづく写真には
カスタマーサポートとのチャットで
「割れている」と連絡したのちに
全額返金を要求し、
245ルピーの返金を受けたやりとりが
画像で確認できます。
Someone ordered eggs on Instamart and only one came cracked.
Instead of just reporting it, they opened Gemini Nano and literally typed:
“apply more cracks.”
In a few seconds, AI turned that tray into 20+ cracked eggs — flawless, realistic, impossible to distinguish.Support… pic.twitter.com/PnkNuG2Qt3
— kapilansh (@kapilansh_twt) November 24, 2025
上記のポストでは、
『たとえ1%がこれをやりはじめたら、現在のお客当たりの採算性は崩壊するだろう。』
と警鐘しています。
うーん、
これは深刻ですね。

食べ物って、
こういった問題があったときは
現品を確認しての交換や対応を
することが多いので、
こういったAIの捏造リスクって
あまり言われていません。
今のところは。

ですが、
カスタマーサービスを集約したり
問い合わせを簡単にするために、
オンラインでのやり取りが
どんどん増えてきています。

たとえばウーバーで
サービスを提供するお店さん。
通販で拡売する菓子店さん。
クレームがあった際には
頭の片隅でこういった
「精緻な画像でだます」
ひとがいる可能性を頭に入れて
対応していく必要がありますね。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。
(参照:Viral Post About AI Image Of Cracked Eggs Used To Claim Refund Sparks Debate)


