小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

おいしさ雑学 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本日は勤労感謝の日。

のルーツは千数百年前から続く

収穫に感謝する日

・・・だったということをご存知でしょうか?

始まったのは飛鳥時代!

新嘗祭(にいなめさい)と言いまして、

五穀の収穫を祝う風習でした。

万物自然の恵み、神様に感謝し、その年収穫した新米をはじめてたべる日が今日。 だったんですねー。

新米を食べるという事は種もみから苗、そして稲へと育てた一年間の労が報われる日。

そういう意味では“勤労感謝”の日と言えますね。

実際は、“国家神道”を危険視したGHQの指導により、戦後すぐに新嘗祭は廃止されてしまい、代わりに“勤労を尊ぶ日”として「勤労感謝の日」に生まれ変わったのが今の祝日の起源となります。

たまごと穀物は切っても切り離せない大切な関係です。

鶏さんに健康に育ってもらうために、一番大事なのがこの穀物なんですね。 また、美味しい卵かけご飯に欠かせないものでもあります。

ぜひ今日は、働くお父さんお母さんに感謝するとともに、

熱々ご飯を炊いて自然の恵みに感謝してみてくださいませ!

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2013年11月23日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本日はカステラについて。

得意先さんの新発売カステラがかなり好調とのこと、次々とお客さんが手に取る売り場をみて私もニヤけています。(^^)

あの甘ーくてふんわり美味しい「カステラ」が日本に伝わったのは室町時代の後半。ポルトガルの宣教師より伝えられました。

今ではポルトガルでも食べられることは無いそうで、わざわざカステラの作り方を習うため来日修行するポルトガルの菓子職人さんもいらっしゃるようです。

さて、このカステラ、

なんと!江戸時代には「ご飯のおかず」だったんです。

お吸い物に入れたり、大根おろしをかけて食していたんですね。

えー!

それって、どんな風味になるんでしょうか!??

まァ考えてみれば「あまちゃん」にも何度も出てくる「お寿司屋さんの玉子焼き」(厚焼き玉子)は、カステラみたいないわゆる「ふわふわの甘い玉子焼き」です。 それで立派なおかずになるわけですからカステラだって充分「おかず」として成り立つのかも・・・・・・

お吸い物に・・・、ってのは「麩」を味噌汁に入れるカンジなんでしょうか!?「パンの入ったスープ」だってあるし、これはけっこうイケそうです。

・・・・・・と、ここまで書いてもまだ試してみる気が起きません(^^;)

カステラを買ってきても、大好きな自分としては「そのまま楽しみたい!」んですねェ・・。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2013年09月7日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

このどうみてもエビフライにしか見えないものは、なんと山の中に落ちている自然物。 埼玉県立自然の博物館の公式アカウントで公開された、「松ぼっくりの芯」なんだそうです。 リスやムササビにとって松ぼっくりはごちそうで、美味しく食べちゃったその残り部分だとか。 それにしてもエビのしっぽ部分まであるのは驚きですねー。(^^;)

 

◆マヨが秘訣!エビフライの超カンタン調理法
さて、子供にも大人気の「エビフライ」ですが、ご家庭で作るのはちょっとメンドクサイですよね。

キューピーが平成17年に日本調理学会で発表した研究によると、筋切りしたエビの表面に小麦粉→マヨネーズ→パン粉の順番で付け、オーブンで5分焼くと、揚げなくてもカリッとしたエビフライができます。

油を用意する必要がない!ので、とってもラクチンなんですね。

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マヨネーズは黄の乳化作用によってお酢と脂が自然になじんでいますので、揚げ油がなくても同じ状態が美味しく作り出せるんですね。 こちらも「揚げてない」という意味では「ニセ」フライですが、美味しさは本物です。

ぜひお試しくださいませ。(^^)

詳しくは、キューピーさんのサイトで見られます。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連):卵の代わりにマヨネーズを使った衣で 揚げ油が不要! | 裏ワザ | キユーピー マヨネーズキッチンhttps://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/urawaza/urawaza03.html

普通にたまごでおいしいフライが食べたい方は、コチラをどうぞ。↓

009「ピカタ・天ぷら専用たまご」

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2013年09月6日

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こんにちは! たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

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テレビで火山のシーン、火口で燃えるグラグラグツグツという「溶岩の音」は小豆を煮た音なんだそうです。

正確に言うと、「あんこ」を作るときの鍋の音。

つぶした後の小豆に砂糖を入れて、

「くつくつ」と煮込んでいるときの音なんだとか。

音響の専門家さんが書いた本に出ていて、おもわず「へー」。

お得意先の和菓子屋さんで、あんこを煮るところを見学させていただいた事があるのですが、思い返してみてもまさか溶岩グラグラの音とおんなじとは気づきませんでした。

 

では、なぜ本物の火山の音を録らないのか??

それは録音に使うマイクが燃えちゃうからだそうです。 (^^;)

また、噴火で流れ出た溶岩流は非常に静かで、ほとんど音がしないんだとか。

ターミネーター2のラスト、溶鉱炉のシーンも、この「あんこ」ぐつぐつ音なんだそうです。

あの大ヒット映画にも、日本の和の文化が役立っているとは・・・・・・!おどろきですね。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2013年06月25日


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こんにちは。こばやしです。

さて、表題の
食指が動く」という慣用句

 

おいしそうなものをみて
食べたくなること

転じて

野心をもつこと

を意味するのですが、

 

この食指って、

どの指が動くの

ご存じですか・・・?

 

 

答えは「人差し指」。

この言葉の由来は、
古く中国にあります。

 

もともと中国では
人差し指は

「食事だけに用いられる指」

だったんです。

ちょっと驚きの逸話がありまして・・・。


◆オソロシイ!食い物の恨み4000年!
2600年ほど昔、
中国の春秋時代。

「鄭」という国の君主、
霊公さんが

宰相である家臣の子公さんを
食事に招きました。

 

王宮へ向かう道中、
子公さんの人差し指が突然

「ピクピク・・・!」
と動きます。 

 

同じく招かれていた
同僚の子家さんに、

「ホラ、これ見てくれよ。
こんな風に指が動くときは、
ゼッタイ美味いゴチソウに
ありつけるんだぜ!
今日も期待できそうだ。」

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・・・はたして王宮へ着くと、
でっっかいスッポンを
捌いている真っ最中。 

実はコレ隣国の
「楚」の王様からの贈り物。 

それだけにメッタに食べれない
立派なスッポンで、
見るからに美味しそう・・・!

 

「ホラ!な!、
言った通りだろ!?
フフン。」

と、得意満面の子公さん。 

 

そこへ本日ホストの
霊公さん(王さま)が登場、

「ナニナニ、なんの話を
しとるんじゃ・・・?」

 

子家(同僚)
「いや、さっき子公さんがズバリ
“ステキなご馳走が出る事”を
当てたんですよ。」

 

王さま
「フーン。」
( ビックリさせようと思ったのに面白くないな。
ちょっとイタズラしてやるか。)

 

てなわけで霊公さま、
なんと!

子公さんにだけ
スッポン料理を出さずに
知らんぷりしちゃった
んですね。

 

(これで”食指の予言”は
外れたことになるだろう。
フフフ。)

 

サア、これに怒った子公さん、

いきなりスッポン鍋の中に
人差し指を突っ込んで

ペロッ!と味見したあと
サッサと帰ってしまいました。

 

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怒りはごもっとも、
でもちょっとマナー悪いですねェ・・・。

 

これに、今度は
王さま(霊公)が怒り心頭、

「無礼な!
あんなヤツは
殺してしまえ!!!」

・・・・・・・・・

 

が、しょーもないイタズラで
喰いっぱぐれた子公さんだって
相当怒っておりまして、

 

逆にこの恨みをもとに
挙兵し、

ついに霊公
討ち取ってしまいました。


げに恐ろしきはスッポンの・・・
食い物の恨みですね。

それにしても
一国を預かる王様と宰相が、

「ホーラぼくの予言当たった!」

「あたってないもーん!」

「じゃあ、たべさしてあーげない!」

「勝手にたーべた!」

 

・・・・・・って
小学生かよアンタら
とも思います。

そんであげくに殺し合いとは
なかなかの状況です。

ちなみにスッポンには
イライラを防ぐ鉄分や亜鉛、
カルシウムがたっぷり

もしチョットでも
分け合ってれば
殺し合いはなかったかも!!??

皆さんも、食べ物の恨みには気を付けましょう!

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2012年06月26日

 

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こんにちは!こばやしです。

みなさん料理してますか!?

昨今の考古学説によると、なんと「人類は料理を覚えたから“進化”した。」のだそうです!

このオドロキの学説は、ハーバード大学の人類学教授リチャード・ランガム氏が提唱する「調理進化説」。

氏によると、『調理が人類進化に及ぼす効果』は、次の2つ。

  (1)同じ食物から、より大きなエネルギーを摂取できるようになった 
  (2)それにより、長生きができるようになった

たとえばコアラは、1日のうち20時間(!)を「食物の消化」に充てています。 だからほとんど動きません。 大自然のなか、消化しにくい“生モノ”だけを食べて生きるのは意外と大変なんですね。

対して人間は、切る・煮る・焼くなどの“事前加工”により、たった数時間で食べたモノの消化を終えて

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しまいます。

『生命維持活動の時間』を大幅に節約でき、また同じ量の食物からより効率よくたくさんの栄養を摂取できるようになったワケです。

そして、空いた時間を思考に充てる・・・・・・

・・・・・・そうやって人類は“進化”してきたのである。

これが、「調理進化説」です!

なーるほど。 スペースシャトルで宇宙まで飛び出しちゃう知恵も技術も、ニンジン一本切って茹でる「キッチンのひと手間」から生まれたんですね。

すごいぞ!料理!!

 

◆消化に良いたまご料理は・・・?
ちなみにたまごの消化は、

  黄身→ 生ほど消化しやすい
  白身→ 加熱するほど消化しやすい

つまり、黄身半熟ゆでたまご」が最も消化しやすいと言えます。 すなわち「脳の活動と進化に最も良い」とも言えます。 反対に、「温泉玉子」は逆に消化しにくいことになります。

なんにせよ、“消化”にかける時間とエネルギーを少しでも減らすことが、脳の活動に良いわけです。 春から受験生!なんてお子さんがいらっしゃるご家庭なら夜食のゆでたまごは黄身とろとろの半熟。 夕食の献立も一工夫、考えて見られてはいかがでしょうか?

ちなみに約一年前には、こんなニュースもありました。

・旧人類ネアンデルタール人は野菜を料理して食べていた=米の新研究 (時事通信)(2011年1月1日)

上の説に従うと、「食べていた」というよりも「料理して食べたことで進化した・・・」ということでしょうか。 現代においても、「分子調理法」や「高圧低温調理法」など、最新機器を使った新しい調理方法がどんどん編み出されています。 「くいしんぼ」であること、飽くなき食への追及が、もしかしたら我々の更なる進化を促してくれるかもしれませんね。

ここまでお読みくださってありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2012年05月10日