日本テレビ情報番組「ZIP!」様にて、当社のご紹介および当社代表が出演させていただきました。

日時:10月9日放送
テーマ:『いつもの食べ物が「食べ方」を変えるだけで美味しくなる!?食のプロが実践する独自の食べ方を調査!』
たまごかけごはんの究極の食べ方を代表小林がご紹介いたしました。
更なる品質の向上、そしてお客様の美味しさへの貢献を目指し、今後とも精進してまいります。
日本テレビ情報番組「ZIP!」様にて、当社のご紹介および当社代表が出演させていただきました。

日時:10月9日放送
テーマ:『いつもの食べ物が「食べ方」を変えるだけで美味しくなる!?食のプロが実践する独自の食べ方を調査!』
たまごかけごはんの究極の食べ方を代表小林がご紹介いたしました。
更なる品質の向上、そしてお客様の美味しさへの貢献を目指し、今後とも精進してまいります。

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
たまご・鶏のことわざ第64弾、
今回はイギリスの慣用句。
(To live like fighting cocks)
『めっちゃ気力体力ともに
充実した暮らし』
のことです。
闘鶏のニワトリって、
気力と持久力を増すために、
たっぷりの栄養と運動で
超健康的に養われているんです。
なかなか良いたとえですね~。
そうありたいものです。
コロナ禍で外出が減り、
むしろ
なんて人も多いのでは!?
ちなみに闘鶏向けのニワトリ、
日本でも軍鶏(しゃも)という
種ががいますが、
でっかいだけじゃなく、
背筋もスラっと伸びていて
目つきも鋭い、
ホントカッコいいです。

ちょっと壁にでも
写真を貼って、
目指す姿にしなくちゃ
いかんですね~。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(関連:エッ!?闘鶏で独立を決めた国があるってホント? | たまごのソムリエ面白コラム)
(参照:英米文学鳥類考)

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
ゲノム解析などで生物のルーツが探れるようになってきまして、鶏の起源は東南アジア奥地に生息していた「赤色ヤケイ」という鳥だとされています。
少し細かく言うと、タイやミャンマー・カンボジアの山奥あたりに住んでいました。
世界へ広がったのも古く、
4000年前のインドで鶏の紋章が見つかっており、
今から2500年前には中国や地中海でも広く鶏が飼われていました。
すごいですね~。
ただ……ちょっと疑問があります。
なんで、アジアの山奥にいたその鳥を、あえて飼おうと思ったのか?
きっかけは??
だって、赤色ヤケイって、
肉は少ない
卵もあまり生まない
獰猛
飛ぶ
……と、家畜としてはあまり魅力的だったとは言えないんですよね~。
赤色ヤケイのメスは体重600グラムくらい、ハトよりちょっと大きいくらい。
正直、食べる為ならウサギを飼う方がよっぽどマシです……。
実は、
飼われ始めた大きな理由は、
家
なんです。
東南アジア奥地の山岳地帯では、雨季に水が流れる斜面に建てる家は、「足が長い家」つまり床が地面から高い場所にある『高床式住居』が普及していました。

その高床式の家の下に、床から落ちた食べ物の残りに集まってきたのが、何を隠そう「赤色ヤケイ」だったわけです。
つまり長年にわたる自動餌付けシステム。
勝手に餌付けされて、庭に居ついちゃったのが赤色ヤケイ。
まさにニワトリ「庭のトリ」ですね!

公園でハトにパンを上げているおじさんを見かけますが、これも同じ場所で数百年続ければハトが家畜になるかもしれません。
じゃあ、なんでその地域だけじゃなく世界中に広まったのかと言うと、
肉と卵が欲しいから…!
……じゃなくて、
朝鳴く時間が正確
見た目と鳴き声が美しい
闘鶏など楽しめる
なんていう、どっちかというと娯楽とか儀礼用のメリットが大きかったようです。「肉も卵ももっと美味い鳥がいたけど、総合的な魅力で鶏がトップ」というのが広まった理由だとか。
その後に品種改良されていって、肉も卵も美味しくなったのです。
面白いですね~。
もしその山岳、高床式お家のあたりに別の鳥がいたら、
例えばクジャクがいたら
世界中に100億羽を超えるクジャクが飼われてる世の中になっていたかもしれません。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前ですが、NHKの「フェイク・バスターズ」という番組でフェイクニュースに騙されない『だしいりたまご』なるものが紹介されていました。
だ 誰が言っているか?
し 出典は?
い いつ発信された?
り リプライ欄(返信欄)にはどんな意見が?
た たたき(攻撃)が目的じゃないか?
ま まずはいったん保留しよう
ご 公的情報は確認したか?
です。
うーん、うまいですねェ。
コロナまわりでもフェイク情報があふれていまして、「コロナに効く」とウワサされた食材は一瞬でスーパーの棚から消えるなど、不安の中で我々もパニックになりがちです。
そういえば疫病パニック映画「コンティジョン」でも、有名ブロガーがSNSで『レンギョウという薬草が熱病に効く』とフェイクニュースを流して大儲けをたくらむ、というシーンがあります。

コロナ禍についても、某国家が主導して大量のSNSアカウントを通じて偽情報拡散をしている、との英国専門家の発表もニュースになりました。 僕たちもよっぽど気を付けて「だしいりたまご」しないといけませんね。
〇たまご業界にもあるフェイクニュース…!
以前に、卵の業界に限っても「〇△健康水で鶏を育てているので、ウチの卵はアレルギーに効く!」なんて風な、食べるお子さんの命に係わるフェイク情報を流している卵販売者もいました。(「この卵は食べてもアレルギー症状出なかったよ!」の怖さ | たまごのソムリエ面白コラム)
反対に、「たまごを食べると組み換え飼料の謎成分が蓄積される」や「白身を食べるとはげる」なんて根拠のないデマを平然と流すWEBメディアサイトもあります。(「たまごかけご飯を食べるとはげる」という迷信→はげません | たまごのソムリエ面白コラム)
業界では襟を正しフェイク情報は自浄し、また誤った外部情報にはきちんと反論していく姿勢が必要だと感じます。
なんにせよ、軽々に乗せられてデマを広げる側にならないように、「だしいりたまご」で一歩止まって考えてみないといけないですね。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
いちおしメニューは少しでも出数を増やしたいですよね?
そんなときのちょっとしたコツとして「食感・オノマトペを書く」というものがあります。
日本は『食感の国』なんです。
サクサク
もちもち
ぱりぱり
“食感”を表す語彙の数が、他国と比べて圧倒的に多いのです。
雪と共に生活するエスキモーの言葉には『雪』を表す単語が数十語もあるそうですが、同じように日本人は『食感』を大事にしてきたとも言えます。
実際、日本人の食感に対する許容性は相当広いものがありまして、例えばこんにゃくやカマボコの食感。弾力と歯ごたえが好きな方は多いかと思います。
ですが、海外では「ゴムみたい…。」とさっぱりウケません。
でも弾力を減らして食感を変えたカニカマボコは欧州で「20世紀最大の食の発明!」とまで言われる大ヒットとなっています。面白いですね。あとネバネバ食感も、世界的には好きな方はごく少数派だとか。
〇オノマトペというだけで好印象!?
加えて、「オノマトペ」。(もぐもぐとかヨチヨチとかニコニコとかツルツルとか擬音語・擬態語のこと)
語彙の研究によると、食に限らず、どの国でも、オノマトペは9割以上が肯定文なんだそうで、もしかすると否定する文章があまり無い事も、『ポジティブな表現』として印象良く受け止められやすいのかもしれません。
ですので、
「ふわとろオムレツ」
「しっとりロールケーキ」
「ほくほくゆでたまご」
「なめらかふわり!玉子サンドイッチ」
みたいなカンジで、なんでも良いので『食感』をイメージしやすい言葉を加えることで注文数が増える、例えばオムライスでは販売数が17%増加したとのデータもあります。
「わくわく」などの雰囲気ワードとか、「香りスッキリ!」みたいな匂いイメージなんかも良さそうですが、『食感』のキーワードがさらに影響大きいようです。

中部大学の小川教授は、「食感は美味しさの6割を占める」と述べています。
本能的にお客様もそれを感じながら美味しさを求めているのかもしれません。
ちなみに、一般的な傾向として、景気の良い時は強い音素、景気の悪い時は柔らかい音感が好まれるというデータもあるようです。
好景気→「バリバリ」「お肉ゴロゴロ」
不景気→「ほろほろ」「ふんわり」みたいなカンジですね。
なんにせよ、一言加えるだけで、美味しさ魅力が上がりオーダー数が増えるなら、ぜひやってみる価値があるのではないでしょうか。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参照:新食感事典・西成勝好)
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
スペインのバスク地方というところに、面白い竜の伝説があります。
ある山に、恐ろしい竜が住んでいました。
頭が7つ、体は大蛇のように長く恐ろしい風体で、夜ごとに美しい娘を食べに村にやってくる。
今宵も生贄に選ばれた娘が、洞窟の前に座らされました。

ところが、今度ばかりは!とある若者が立ち上がったのです。
装備を整えて、娘を食べにやってくる竜を待ち構えた。
果たしてやってきた7つ首の竜に若者が切りかかり、戦いが始まりました。
若者もかなりの手練れで、竜とすさまじい戦いを繰り広げます。
と、戦いの合間に若者が、
「ああちくしょう、もし今、一杯のワインと、この娘さんの麗しいキスがあれば、お前なんかすぐやっつけてやるのになぁ…!」
と竜に向かって叫びました。なかなかキザですねェ。

すると、竜が答えたのです。
「ウワハハ!!そんなものでワシを倒せはせんぞ!!ワシに勝てるのは、この額に卵をぶつけられる者だけだッ!!」

そのやりとりを横で聞いていた娘は、サッと村へ取って返し、卵を持って帰ってきました。
「卵よ!」と、若者にその卵を渡し、共に投げつけたところ、
竜の額に当たって、アッサリ竜は死んでしまったのです。

めでたしめでたし。
ええ……!?
そんなので良いの…!?
……とは思いますが、実は「卵が竜を倒す武器」なのは“竜の伝説”としてはわりと良くある『定番』なんだそうです。
謎のおばあさんからもらった卵だったり
たまごに呪いをかけて武器(?)にしたり
黄身の無い特別な卵だったり
そんな卵で竜を倒す似たお話が各地にあって、西洋の人からするとそこまで奇異なストーリーではないのだとか。
うーん…、日本で「山んばをとんちで退治する」話にいろんな地方バリエーションがあるような感覚でしょうか。
〇たまご=聖なるものという古い信仰
キリスト教以前の信仰でもあるのですが、「たまご=聖なるもの」という考え方はヨーロッパでも広く見られます。その一部が残り、イースターエッグや断食明けの卵投げなどのお祭りと結びついているんです。
卵に対する敬愛する空気感といいますか、日本で言う鯛を「お祝いイメージ」でとらえたり、中国で桃が「不老不死の聖なるもの」として見られたりするような、そんなポジティブなイメージが卵に見られていて、たまご屋としてはなんだかうれしいですね。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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