小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

ちょっとここのところ忙しくなってきました。ワクワク楽しい毎日です。

その分、ブログ更新にちょっと苦心しています。

まだ食べてないですが、今気になっている記事。

親子丼に合わせたあっさり味のなか卯「こだわり卵ぷりん」試食レビュー(Gigazine)
http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-12116.html#more 

親子丼を食べた後にピッタリのプリンだそうで、こういうコンセプトは良いですね。

食事はそれぞれの料理のハーモニーで出来上がるものなので、印象に残る料理や他を活かす名わき役の一品、それぞれの役割があってしかるべきです。

世の中の食品は、その開発の際に「それだけ食べて評価が良い」ことが多いです。

そうじゃないと、販売してもらえないんですよね。

でも、下のような組み合わせはどうでしょうか?

「個性の強いドレッシングのサラダ」+「うまみしっかり牛肉弁当」+「新感覚スポーツドリンク」+「本格濃厚スイーツ」

「おいしいなぁ。でも??よくわからんけどすぐ飽きちゃうな・・・。」

こう感じる理由が、ここにあるかも。

でもやっぱり「主役だらけ」じゃなくて、「ああ、これがあるとホッとするなあ。」という組み合わせの妙は、飽きずに長く付き合える良さになるのかもしれませんね。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月28日

 

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朝、食中毒、について書こうと思ったんですが、時間切れでした。(–;)

 

なので、ちょっと遠まわしなお話を。

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以前本で読んで、衝撃を受けたのが表題の事実。

そう。砂漠の死亡事故、一位は「水死」なんです。

ちょっとビックリですよね?

 

砂漠に慣れた人は、夜半に砂丘の頂上に登ってから野営するそうです。

なぜなら、移動経路である「砂丘の谷間」は突然の豪雨によって、濁流の通り道になるかもしれないから・・。

 

砂漠には年間ほんの数百ミリしか雨が降りません。

でもそれは、わずか数回の降雨での水量なんです。

つまり、年に数回豪雨が降るということを意味します。

これが、日本のようにしょっちゅう雨が降る地域だったらどうでしょう?

雨で流される河川での野営は、極力さけるかもしれません。

少なくとも天気予報は見るでしょう。

でも、砂漠ではどうでしょう?

「寝ている間に大雨が濁流になるかも。」などとは、ほとんど予想しないわけです。

だからそこに油断が生まれる。

熱射病や脱水症状は、誰でも気をつけます。

でも、溺れ死ぬことはだれも想像してないわけです。

 

つまり、何が言いたいかと言うと、我々にとっての「砂漠の雨」は何だろうか?これを考える必要があるということです。

たとえば食中毒。実は、涼しくなった秋口には結構な食中毒の件数がでています。

熱い真夏。誰もが食品には注意を払います。

でも、逆に涼しくなった時の食品、これこそが「砂漠の雨」になっているのかもしれません。

朝晩冷え込んでいますが、昼間はまだまだ日差しは強いです。

車の中、窓際、食べ物の管理にはご注意を・・・。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月27日

ハロウィンといえば、かぼちゃですよ。

そして、おばけ。

日本のお盆みたいなもんで、死者を弔い、

そして子供がオバケの仮装をして近所を練り歩く、そんな催しです。

最近は日本でもメジャーになってきました。

そして、子供だけじゃなく、なにやら大人もコスプレ仮装を楽しむイベントと化しているようです。

そんななか、こんな衣装を見つけました↓

(MSNオークション)ベーコンと卵 大人用ハロウィン☆コスプレ衣装/Bacon and Eggs Adult 4895
http://auction.jp.msn.com/pitem/75612952

 

harowin_egg2.jpg

ベーコンエッグ。

これ、ハロウィン関係ないですよね?

オバケも関係ないよ。

夜ですらないですよね。

朝食じゃん。

さわやかな朝の食事ですよ。

うん。まぁ、ハロウィンは別として、たまごマニアとして、この目玉焼きの衣装かなり欲しいです。Laughing

※写真は上記リンクより引用しました。ご注文もこちらからできます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年10月26日

pasta.jpg本日は「世界パスタデー」です。

イタリアを中心に、世界中で催しが開かれているとか。

阿刀田高氏「小説家の休日」というエッセイに、「発達の長い歴史の中で、パスタは三人の友達に出会った」というお話が出てきます。

パスタの三人のともだち・・。

皆さん、何だと思いますか?

 

■レッツゴー三匹!
まず一人目は卵。

たまごを混ぜることで風味が良くなり、また粉を練りやすくできます。パスタのあのツルツル食感は、たまごと出会う事で生まれたんですね。

二人目は乾燥技術。

そして乾燥する事で日持ちが良くなり、これによって風味も増すんです。これがなければ世界中で食べられることはなかったかも?

そして三人目はトマト。

アメリカ原産で、もともとは鑑賞用の植物だったんです。それが地中海の温暖な気候下でそだてられ、酸味とうまみをふんだんに含んだおいしい素材として重宝されることとなりました。

 

■その他雑学
ちなみにトマトにはグルタミン酸(うまみ成分)を多量に含むため、これを多く使うイタリア料理は、日本人の味覚には極めて近い日本人好みの料理なんだそうです。

実際「味の素」は、世界中でイタリアだけはさっぱり売れないんだとか。(トマトの味付けで十分だから)

中国にもカン水じゃなくて卵を使用した「たまご麺」があります。これも独特の食感で、長く楽しまれています。(日本でもこれを使っているラーメン屋さんもあります)

 

書いてたら、どんどんパスタが食べたくなってきました。妻に電話したら、本日のランチは「焼うどん」とのこと。・・、うん。これもまぁパスタですよね? 早く帰ろっと。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2009年10月25日

おでんの美味しい季節になってきましたね!

というわけで、今読んでいるのがこちらの本↓

oden_bukai.jpg

「セブン‐イレブンおでん部会」

 

めっちゃ面白いです。

この本によると、セブンイレブンは「おでん」に強い想い入れを持っているそうで、

なにせ一万店を超えるすべての店に25ページから成る「おでんマニュアル」が配布され(しかも毎年更新!)、70人もの社員からなる「おでん部会」によって圧倒的においしい「おでん」づくりを日夜研究しているとのこと、そのこだわり具合は尋常じゃないです。

また、「たまごと大根をめちゃくちゃおいしくする」ことがおでんの売り上げを上げる秘訣と定義し、大根の切り方から洗う水の質、たまごの飼料からサイズまであらゆる点で研究しこだわっているんだそうです。

セブンイレブンがおでん販売を開始したのが、1975年。

一号店ができたのがその前年の1974年ですから、おでんとセブンイレブンがどれだけ深いつながりかがよく分かりますよね。

まだ読書途中ですが、

普段買っているなにげない商品に、ダントツ化目指しての驚くべきこだわりが隠されている事実に感動します。

また、これだけ卵にこだわってお客様にお届けしている企業がある事を知り、たまご屋として本当にうれしく思います。

我々も「たまごのプロ」として、負けていられません!

ダントツ化目指して頑張ります。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月24日

 

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昨日は、中小企業家同友会の新入社員6ヶ月目フォローアップ合同研修でした。

 

春の合同入社式と合わせて、一社ではなかなかできない新入社員の皆さんへのフォローを、手作りで行っていこうというものです。

不肖ながら私も、「交流分析」というテーマについて、新入社員の皆さんにお話しさせていただきました。

「交流分析」とは、おおざっぱに言って人との交流(コミュニケーション)に焦点をあてた学問です。

 

■あの人はなぜイイ人と言われるのか・・・?

「あの人は良い性格だ。」

この言葉を聞いた時、どんな人をイメージしますか?

良い性格ってなんでしょう?

良いことをいくら考えていても、テレパシーがあるわけじゃないですから、頭の中を見せるわけにはいかないですよね?

交流分析という学問でいう「性格」とは、表情や態度、行動など、周りに与えることができる影響の組み合わせによって、相手がかんじるものだと定義しています。

つまり、ほほ笑んだり、元気そうだったり、朝かならず「おはよう!」と言ってくれたり、困ったときに一番に助けてくれる・・・、そんな行動や態度から人は性格を判断するということです。

ですから、「良い性格の人間になる!」ってことは、考え方を変えるというよりは、「行動」をまず変えていくということになります。

 

■おいしい卵ってなんだ・・・?
この考え方は、我が社の商品に対する考え方にもつながっています。

たまごで言うと、どんな飼料で育てたかも重要ですし、黄身の盛り上がりや殻の硬さも重要なんですが、なにより食べてもらう最終形態、つまり料理。これが美味しいかどうかに尽きると思います。

ですから、我々の考える「良いたまごづくり」とは、卵かけご飯になったときの醤油やご飯との相性であったり、オムレツのとろとろ加熱食感であったり、料理したあとのところを意識して変えていって、初めて「おいしいたまご作り」をしていることになる。

そう考えています。

 

■新人さんから学ぶ
上記の新入社員合同研修は、今年で4回目の参加になります。

毎年、若々しい元気さと、いろんな気づきをもらっています。

 

foro_up_kenshu2.jpg

今年は弊社3年目の社員、我が社のホープ山下君にもお手伝いしてもらいました。(右の写真、真ん中で話しているのが彼です)

派手な性格ではないのですが、細やかな仕事ができ、洗卵工場の要(かなめ)となってくれている人物です。

私と同じく、いろんな気付きを各社の新入社員さんから得たみたいで、もしかしたら我々が誰よりも一番得をしたのかもしれません(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月23日