360°注げる倒れない「たまご型醤油差し」の魅力
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
360°どこからでも注げる。倒してもこぼれずに、起き上がりこぼしのように立ち上がる。 そんなたまご型液体用容器が新発売されました。(http://www.sankeibiz.jp/business/photos/130617/prl1306171109015-p1.htm)
なるほど、これは便利そうです。
個人的に面白いな、と思ったのは、「誰がこれを必要とするだろうか?」という点。
例えば、あなたがもし、一人暮らしをしているとすると、「醤油差しの向き」にわずらわしさを感じるでしょうか?
おそらくそれはありません。 なぜなら、右手で取ってかける「毎日の動作」が決まっているからです。
つまり、この「どこからでも注げる容器」のメリットを最大限に享受できるのは、家族団らんみんなで食べる食卓だということです。 お父さんが使う。 すぐ後に向かい側の娘が使う。右側のお母さんが使う・・・、こんなシチュエーションなら本当に便利さを感じるのではないでしょうか。
この商品の真の特性をささやかな「家族団らん応援商品」と考えると、この容器を食卓の真ん中に置いて、家族の驚きと「便利だねー!」の笑顔が想像できます。
「倒れてもこぼれない」という機能も、小さなお子さんがいる食卓ではすごい効果を発揮しますよね。
◆自分たちの商品は、何を提供しているのか?
「モノから価値へ」という言葉があります。布団であれば“安眠”という価値、私たちのたまごであれば「料理の美味しさ」や「健康」という価値を届けているわけです。
例えば上記広告はベネッセさんの「こどもちゃれんじ」を売っているわけですが、「誰のための“価値”か?」というと、お母さんへの価値を強く打ち出しています。
私たちのたまご商品も、単にそれ自体が美味しいというだけではなくて、この自慢の「たまご」がお客様にとってどんな“価値”を持つのか?どんなシチュエーションで誰を幸せにするのか?を考えなくてはなりません。
料理を作ってくださる方がワクワクするのか?、ご家庭のお父さんの元気につながるのか? お子さんが元気で健康になるのか・・・?
お伝えできる価値を、ワクワクしながら掘り下げていきたいと思います。(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。