卵のガスが糖尿病合併症から血管を守る?(米・研究)
こんにちは。こばやしです。 ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。
さて、「たまごは新鮮なほど良い。」
ふつうはそうですよね?
でも、最新の研究結果によると、この逆、
「腐ったたまご」が出すガス“硫化水素”が、なんと糖尿病の合併症を防ぐことが分かったそうですから、これは驚きです。
‘Rotten Egg’ Gas Protects Blood Vessels From Complications Of Diabetes 【MedIndia】(「腐った卵」ガスが糖尿病合併症から血管を守る※リンク先英文です)
この驚きの報告を出したのは、米国のテキサス医科大学。
血液が高血糖にさらされると、細胞が毒性の高い“フリーラジカル”を血中に増産し始めます。 その結果、血管の細胞が壊死してしまいます。 これにより眼の網膜などの毛細血管が機能しなくなり、失明や手足の壊死などの合併症が起こってしまうわけですね。
ところが、たまご、特に「腐った卵」に多く含まれる遊離イオウ成分から生じる「硫化水素ガス」を嗅ぐことで、血中に入った硫化水素がフリーラジカルによる細胞の壊死を防ぐのだとか。
すごいですね。
この硫化水素は、なにも腐った卵にだけ含まれるわけじゃありません。
あの「ゆでたまご」の温泉っぽいニオイ、あれだって遊離の硫化水素ガスを含むんですね。
糖尿病が気になる方は、『固ゆでたまごを、匂いを嗅ぎながら食べる』と良いのかも!?