たまごの話題の最近のブログ記事

先日ご紹介した、薬膳料理ネタの続きです。

pitan_egg_pic.jpg

◆たまごで薬膳料理
さて、たまごを使った薬膳料理は、実はたくさんあります。

烏骨鶏のたまごを使った宮廷薬膳、

鶏が初めて産みだす頃のたまご「初産みたまご」を使った中風(脳卒中など血管障害の病気と後遺症)に効く家庭薬膳、

そして以前に紹介した皮蛋(ピータン)も薬膳料理全般に使われており、レシピも沢山あります。

詳しくは、後日また紹介しますね(^^)

(ちなみに先日ご紹介したロート製薬の薬膳カフェでは、薬膳醤油が添えられた“健康たまごかけごはん”もメニューにあったようです。※現在は無いようです)

 

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『4分33秒』みたいな たまご の魅力があるってことやね。」

 

こんな話を音楽好きの知人としたことがあります。

「4分33秒」とは、曲の名前。

オーケストラの楽曲です。

楽譜を見ると、驚きます。

最初から最後まで、すべて全休符

つまり、4分33秒のあいだまったく音を出さないということ。

演奏(?)のあいだオーケストラの奏者は、舞台の上で静かに座っているだけです。

この静寂の中、観客は様々な音を聞きます。  お互いの息づかい、自らの心臓の鼓動。  小さな会場であれば、木々のざわめき、小鳥のさえずり・・・、普通では聴く事のできない、さまざまな「音」に触れることができます。

 

◆静かなるたまごの実力
では、たまご料理についてはどうでしょう?

濃厚でしっかりとした、風味高いたまご。 もちろんこの様なたまごも重要ですが、逆に“主張しない”、そんな魅力があっても良いのではないでしょうか?

香りも控え目、味も出過ぎないために、周りの風味を活かすたまご。 茶碗蒸しであればダシの香り、ぎんなんの風味、繊細な和の食材の香り・・・。普通のたまごでを使っていては感じ取れない、さまざまな「味の出会い」を存分に楽しむことができます。

そんな「名脇役」のたまごだって、あって良いですよね。

弊社の扱うたまごの中には、このようなたまごが何種もあります。

「おいしさ提供業」である私達にとって、とっても自慢のたまごなんです。(^^)

 

◆おまけ
ちなみにジュークボックスのレコード盤にも、同じような楽曲があります。「お金入れれるから、二分間音楽無しで飲ませてくれ。」 これまたざわめきが新鮮に聞こえるんでしょうね。

May
05
2010

 yoake_kaisha.jpg

会社の前の畑、夜明けの写真です。

朝は空気が澄んでいて、気持ちが良いですね。

鶏のたまごは、この時間からうまれ始めます。

夜があけるまえ、つまり夜中にたまごが生まれることはありません。

午後に生まれる事もほとんどありません。

不思議ですね。

先日「アレルギーの人に卵料理を楽しんでもらう三つの秘策」というテーマで日記を書きました。

そのちょっと付けたしをしますね。

アレルギー症状に有効かもしれない卵について書いてみます。

  (関連)アレルギーの人に卵料理を楽しんでもらう三つの秘策:その1
  (関連)アレルギーの人に卵料理を楽しんでもらう三つの秘策:その2

◆たまご中のヨードやDHAが、アレルギーに有効!?
抗アレルギー作用のあるヨード、DHA等の成分を含んだ卵の場合、反応が軽減されるとの報告があります。(※1)

これはアレルギー性鼻炎やアトピーに対する研究結果なんですが、これらの成分がニワトリさんの飼料として摂取され卵に含有された場合、直接ヨードやDHAを取るのとは大きく異なる有効作用があるとされています。

弊社のたまご商品にも、海藻をふんだんに飼料に含んだ鶏さんの卵や、DHA成分の高いものがあります。体質によっては、これらのような卵を食べることで、症状が出にくくなるかもしれませんね。

まだまだ研究の余地ありだと思いますが、参考いただけましたら幸いです。

(※1:『低アレルギー食品の開発』-シーエムシー出版・他)

Jan
01
2010

本日は七草がゆを食べる日です。

セリやナズナ、カブなど7種の野菜を刻んで入れたお粥を食べる風習です。

・正月料理で疲れた胃を休める

・邪気を払い万病を退ける

といった意味があるんだとか。

すべて水田の周りに生える草で、平安時代から続く風習なんだそうです。

ちなみに「春の七草(ななくさ)」ですよ。「秋の七草」は食べられませんのでご注意を。

◆おいしく食べる現代風レシピ
クックパッドに載せられていた「半熟煮卵のせ七草粥」というのがとってもおいしそうだったので、ご紹介。

 半熟煮卵のせ七草粥のレシピ(COOKPAD)

nanakusa_gayu.jpg野菜だけだと味気ない、でも卵をそのまま入れちゃうと雑炊になっちゃいますしね。こんな食べ方は斬新でアリですね!

※写真は上記リンク先より引用しております。

※下の写真は、友人社長のつがおかサン。彼の作るオムレツは絶品です。 

tsugaoka_san.jpg

さて、先日の続きです。
(先日のエントリ→ アレルギーの人に卵料理を楽しんでもらう三つの秘策 その1)

 

アレルギーの方に「たまご料理」を楽しんでいただく方法があります。
簡潔に言うと、以下の三つがあります。

1、症状の出にくい料理法で食べる

2、卵白からアレルゲンを除去してしまう

3、卵そのものを除去してしまう(卵レスたまご料理)

 

順にご説明します。

◆症状の出にくい卵料理法で食べる
卵アレルゲンは加熱するほど反応は弱くなる傾向があります。(注:オボムコイドは加熱しても変性しにくい特徴を持ちますがそれでも熱変性傾向はあります。数種ある卵アレルゲンたんぱくへの個人差によって異なります)

ですので、クッキーや揚げ物の衣のように強い熱を加えた料理なら、症状を弱く抑えられる可能性もあります。

症状の出にくい順に調理方法を書くと、

    焼き菓子(ビスケットや菓子パン・揚げ物など)
→ 高熱調理たまご含有食品(カステラやケーキなど)魚類肉類加工品(かまぼこやウインナー)
→ 熱調理たまご料理(玉子焼き・茶碗蒸し・オムレツなど)
→ 非加熱たまご含有食品(特に卵白調理・生クリームやアイスクリーム)
→ 生卵

 この順に食べやすい事になります。

 

◆卵白からアレルゲンを除去してしまう
強い卵アレルギーを引き起こす「オボムコイド」は水溶性ですので、加工により除去する事が可能です。

実際にキューピーや太陽化学などの加工メーカーにより、低アレルゲン化された卵白も検討されています。キューピーの研究では更に、この「脱オボムコイド卵白」を食べる事で卵アレルギーが改善されるとの報告もされています。(※1)(※2)

家庭でもできる、除去調理法がこちらに詳しく書かれています。下に引用します。

オボムコイド除去法
1)卵をゆでる。
2)卵白と卵黄に分ける。
3)卵白をフードカッターにかける。
4)お茶パックに入れる(3重にする)。
5)流水で10分もみ洗いした後、よくしぼって水気をとる。
6)お茶パックより、卵白を取り出す。
7)料理に混ぜる。

 

◆材料を工夫する(卵レスたまご料理)
最後に、あくまで「たまご料理を楽しむ」ことを主に考えてみます。

ぶっちゃけると、たまご抜きでも「たまご料理」を楽しんでもらう事はできます。

実は、卵料理なのに「卵を使わないレシピ」というものが存在するんです。

まるで禅問答のような話ですね。

例えばケーキ類。これは割と有名です。

他にも卵無し「卵かけご飯」や卵無し「玉子焼き」、「スクランブルエッグ」「目玉焼き・・・などなど、「えー!」と言ってしまいそうなビックリレシピも存在します。 これについては楽しいレシピもたくさんありますので、また改めてご紹介します。(^^)

・・・。

もちろん、ご紹介しても、当社の売り上げはモチロン変わりませんね。

でも、

良い治療法だって出てきています。 いま卵が食べられなくても、いつか体質が変わって食べられるようになるかもしれません。 その時まで、このような「卵レス卵料理」を楽しんで卵に興味をもち続けてくれたらなと思っています。 そうして、いつか私共の自慢の卵を食べてくださり、ファンになってくれるなら、こんなうれしいことはありません。(実際、来店くださって、ご相談をいただいたお客様には、オリジナル「たまご抜きレシピ」のお渡しお渡しもしております)

 

以上、卵アレルギーに関するあれこれを書いてみました。長くて分かりにくいうえに、理解不十分な点もあるかと思います。詳しく知るためのきっかけと思っていただければ幸いです。ここまでお読みくださって、ありがとうございました。

(※1:低アレルゲン化卵白の特許・特開平7-99936)
(※2:日本アレルギー学会-加熱脱オボムコイド卵白による経口免疫療法―卵白特異的Th1・Th2サイトカインとIgG4の検討・他)

(先日のエントリ) アレルギーの人に卵料理を楽しんでもらう三つの秘策 その1

(関連日記)アレルギーと卵の関係(追記) 

(関連日記)「アレルギー患者が食べられる卵」報道について

 

 

egg_white_red.jpg 「卵アレルギーの人でも食べられるたまごってないですか?」

 

こんな質問を良くいただきます。

特にお子さんについて、アレルギーで悩まれておられる方も多く、非常に心苦しく感じます。

結論から言うと、現在アレルギーフリーの卵は存在しません。

◆たまごの主要成分がアレルゲン
広島大学大学院 生物圏科学研究科 堀内先生のお話によると、

鶏卵中のアレルゲンとなるタンパク質「オボムコイド」は、なんと卵白たんぱく中に11%も含まれるんだそうです。また、活性がやや弱いアレルゲン「オボアルブミン」は54%を占めます。これらを除去するという事は「生命としての鶏卵の構造」を著しく改変することを意味します。よって、飼育環境や飼料・鶏種などの条件改善でこのような大変化を起こせる可能性は極めて低いようです。

つまり、「水が違うから・・・」「自然の中で飼っているから・・・」「こだわりの飼料だから・・」「健康なニワトリだから・・・」など通常の方法では、残念ながらアレルギーで苦しむ方に喜んでもらえる卵は作れないという事です。

 

◆医薬面から強く望まれているアレルゲンフリー鶏卵
また、インフルエンザワクチンなど一部の医薬品は卵(有精卵)から作られており、卵アレルギーが原因でワクチン摂取ができない方もいらっしゃいます。

堀内先生はニワトリES細胞の樹立と遺伝子改変によって、低アレルギー卵の開発を目指されておられます。安心してワクチン接種ができ、食卓にこのような卵が並ぶ日も遠くないかもしれません。

 

◆卵は無理でも「卵料理」なら可能・・・!?
ではいますぐ、卵アレルギーの人にも卵を楽しんでもらうのは無理なのでしょうか?

いやいや、現状の中でも工夫はあります。

明日は「卵アレルギーの人が卵料理を楽しむための三つの秘策」についてご説明します。

 

参考:「遺伝子改変ニワトリの開発  アレルギーフリーのたまご開発が可能か?」堀内 浩幸(広島大学大学院 生物圏科学研究科 助教)・たまご研究会報告(2009)

 (関連日記)アレルギーの人に卵料理を楽しんでもらう三つの秘策:その2
(関連日記)アレルギーと卵の関係(追記) 

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