たまご・鶏のことわざの最近のブログ記事

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご鶏のことわざ58弾、今回は中国・日本から

<一鶏鳴けば万鶏歌う>

たくさんの人が、カンタンに影響されてしまう事を指します。

なんでしょうね。現代で言うと、ツイッターの「炎上」さわぎなんかもこのコトワザにあたるでしょうか?

このことわざ自体は、あまり良い意味では使われません。

すごいリーダーシップと影響力がある人、・・のたとえではなくって、むしろ「軽々しく迎合してしまう大衆はオロカナコトダ…」というイメージですね。

鶏さんは確かに一羽鳴き始めると、周りもつられて鳴きます。

何かの拍子で「夜中」につられ鳴きすることだってあります。

不思議ですが、たまたま車のライトなどで目が覚めた鶏さんに、周りがつられたのかもしれません。

ちなみに「雄鶏は序列の高い鶏から順に鳴く」ことが英科学雑誌「ネイチャー」系誌発表の論文(基礎生物学研究所・新村毅ら)により明らかにされています。

基本的に序列の低いものが先導することは無く、じっと本能の欲求に耐え自分の出番を待つのだそうです。

してみると、上のコトワザ「一鶏鳴けば万鶏鳴く」は政治で言うポピュリズム、いや盲目的に従う武闘派ヤクザワールドを表現している・・・!?

予想外の波乱となっている今回の衆議院選挙、投票まであと10日ばかりですが、少なくともわれわれはカンタンにつられる万鶏さんにならないように、しっかりと自分の判断をしないといけないですねー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

 

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご鶏のことわざ第57段、今回は韓国から。

<雉の代わりに鶏(きじのかわりににわとり)>

『次善の策』のことを言います。

かの国で最も縁起の良いとされているのが「キジ」なんですね。

そして、次に尊いとされているのがニワトリさん。

なので、キジが手に入らない時は古来より

ニワトリさんを代わりに贈ったり祭ったりしていたんですね。

朝鮮時代の書「東国歳時記」にも

正月のお祝い料理について

「キジ肉が無い時には鶏肉でも大丈夫。」と記されており、

この諺のもとになったとも言われています。

そして、

コレ面白いことに、

日本と韓国で逆になっているんですねー。

 

◆日韓で価値が反対!?
あまり認知が無いですが、

キジは日本の「国鳥」です。

「えー!? トキじゃなかったの?」

「ツルだと思ってた…!」

なんて声も聞こえそうですが(笑)

なのに、興味深いことに日本では、

正月のお祝いには「キジよりも鶏」なんですね。

お雑煮には、

全国で鶏肉を入れる習慣が見られており、

キジ肉を使うのは青森県のホンの一部の地域だけ。

理由としては、

鶏さんは、元旦の朝一番に鳴くことから、

一年の計をはかる大切な存在、とされてきたから。

それで「正月のお祀りにはニワトリ!」なんですね。

食文化の面からも、なかなか興味深いです。

 

◆「次善の策」の人は後悔しない!?
さて、「雉の代わりに鶏」の『ことわざ』

ようするに「セカンドベスト」の考え方ですが、

これ、人生に素晴らしい効果があるんです。

心理学研究によると、

ある選択に際して、

最も後悔しないのは、その結果にかかわらず

決断までの時間が短かった人

なんだそうです。

決めごとだけじゃなくても取り組んでいることで、

「ちょっと時間がかかるなぁ。」

という場合に、

サッと次の手を打てることが、

後悔のない結果につながるんですね。

迷ったときはコインの裏表でも良いので、

とにかく「決めて」次の行動に移る。

これが後悔の少ない幸せな人生の秘訣なんですねー。

してみると、次善の策「ニワトリ」をたくさん持っておくことも、幸せの大きなポイントになるんじゃないでしょうか。

いま日韓関係がちょっとこじれていますが、最高の条件でなくても次善の策・ニワトリさんでお互い「まずは解決に向かって手を打ってみる」ことができれば、また状況もかわってくるのかもしれませんね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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「オーヴォから始めませんか?」

…と突然ナゾの言葉を言われ、大変あせった。

ロシア語通訳であり著名なエッセイスト米原万理さんの

国際会議中・同時通訳時のエピソードです。

「オーヴォ」とは「OVO」、

ラテン語で「たまご」の事。

そして、

古代ローマ時代のことわざに、

「たまごからリンゴまで」(ab ovo usque ad mala)という言葉があります。

意味は「最初から最後まで」。

つまり、

『たまご=はじまり』

という意味合いがあったんですね。

冒頭のナゾの言葉は、

「いったん“最初の議論”に戻りませんか?」

という意味だったわけです。

日本で言うならば

“源氏物語の一節”を引き合いにだすようなイメージでしょうか。

欧米では、自国の言葉以外に、「ラテン語」の古典から言葉や格言を引用することが「教養の証」であったりもするようで、今回の件はそれが「たまご」すなわち「オーヴォ」だったわけです。 そりゃいきなりは意味が分からないですよねェ…。

ちなみこの「OVO」、スペルもなんとなく卵っぽくってなんだか好きなんです。たまごの見た目からできた漢字の「卵」と同じで、“象形文字”に近い成立の仕方をしたのかもしれませんね。

 

◆たまごは食前ドリンクだった!

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ちなみに、なぜ「たまご」が始まりを意味するのかというと、

「生まれる」、つまり「生命の始まり」ということ以外に、

ギリシャ・ローマ時代の食文化では、食事の始まり前に生卵をそのまま一気飲みするのが通例だったからなんです。

つまり、

「食べる前に飲む!」

みたいなカンジで、卵は体を労わる「食前ドリンク」だったわけです。

実際たまごにはアミノ酸やレシチン含め、肝臓に良い成分がたっぷりはいっていますので、確かに飲み会前に食べると悪酔いを防ぐ効果があります。

ずいぶん涼しくなりましたが、

ビールで一杯、

という時にはつまみは「オーヴォ」の『出し巻き玉子』などから始めてみてはいかがでしょうか!?

あとリンゴが「最後」の象徴なのは、アダムとイブが食べちゃったことでエデンを追われた、楽園「最後の食べ物」だからのようです。 こちらは残念ながら健康面でのお話ではなさそうです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:「魔女の一ダース」新潮文庫・米原万理)

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日までのアグリフードExpo、当社ブースにお越しくださいまして、本当にありがとうございました! 貴重なご縁に感謝です^^

さて、たまご鶏のことわざシリーズついに第55弾!今回は米国から。

<“好機”は卵のように、新鮮なうちに孵化させないといけない>(Opportunities, like eggs, must be hatched when are fresh)

日本語で言うと「鉄は熱いうちに打て」でしょうか。

以前、似た言い回しの米国ことわざをご紹介しましたが↓、

上記の方が古いようです。

<“好機”は卵のように、ひとつずつやってくる>(Opportunities, like eggs, come one at a time)

良いタイミング、勝負どころ、チャンス、好機…

人生のこんな瞬間はぐずぐずしていると、すぐに腐っちゃう。

行動こそ真実、

サッと取り組む姿勢がとっても大切です。

そして、頑張って頑張って、

それでもうまくいかなかった場合は・・・、

次の好機・たまごを待って、

また全力を尽くせばいいんですね^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:チャンスを逃さない生き方って・・・?【ニワトリのことわざ】 - たまごのソムリエコラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご鶏のことわざ第54弾、今回はフランスから。

<キツネを捕まえたければニワトリと共に起きよ>

日本で言うならば、「早起きは三文の得」ですね。

キツネは夜行性ですから、夜目がとても効きます。

夜の間に捕まえるのはかなり難しい。

対してニワトリさんは、

夜明け前には決して卵を産みませんし

雄鶏は夜明けと同時に起き、鳴き声を上げます。

ニワトリさんを指標にすると、

ちょうど「寝入りばな」のキツネさんをうまく捕まえられる・・・

・・・のかもしれませんね。

なんにせよ、早起きは大切です。

僕はどちらかというと夜更かし好き派なのですが、

ある方から、

「夜更かしする人は“明日が来てほしくない人”。早起きする人は“明日が楽しみな人”だ。」

と聞いて、なるほど前向きに生きるなら!と、

なるべく早く起きる習慣を持つことにしたんです。

凛とした清んだ空気の中で、

朝を迎えられるのはなかなか良いものですね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

暑い日が増えてまいりました。いよいよ夏!ですね。

さて、夏といえば蚊取り線香!

なにぶん田舎ですので、我が家でも大活躍しております。

この蚊取り線香を初めて世に出したのは「金鳥」の商標で知られる大日本除虫菊株式会社。

この「金鳥 蚊取り線香」パッケージを見ると(というか金鳥の商品には全て)、「雄鶏」のマークが必ず入っています。

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金鳥の「シンボルマーク」が「にわとり」なんですね。

なぜ、蚊取り線香や殺虫剤の会社なのに「にわとり」なのでしょうか…!?

これ実は、

創業者のある「気持ち」が込められていまして、

それは、中国のことわざに由来します。

…という訳で、本日はたまご鶏のことわざ第53弾です。

<鶏口となるも牛後となるなかれ>(鶏口牛後)

“鶏口”とはニワトリさんのくちばし、つまり小さな頭の先っぽ。

“牛後”とは、ウシのお尻ですね。

つまり、

大きな組織の末端にいるよりも、

小さくても組織のリーダーになる方が良いよ。

そういう意味です。

大企業から独立して会社を起こす時のようなイメージでしょうか。

また、

名門校へ入るよりも、弱小校でトップを目指せ!

みたいな場合にもこの「鶏口牛後」の表現が使われます。

上記の「金鳥」さんの場合も、

創業者さんが

「業界の№1、鶏口になるぞ!」

…と、気概を持って登録したマークがニワトリさんなわけです。

その創業の精神をしっかりと受け継ぎ、パッケージとして今に伝えるというのはなかなかステキですね。

ちなみにこのことわざには、中国のこんな由来があります。

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中国の戦国時代のことです。

大国である秦が強大な武力をもって、

他の6国に

 「併合されるか対峙するか」

を迫りました。

さあ、小国である「燕」は大騒ぎ。

そこに、蘇秦さんという遊説家がやってきました。

彼は燕王の意を受け、他の国王のもとへ向かい

「秦が属国になれって言ってるけどさぁ、

ウシの尻になっちゃっていいの!?

小さくても独立した国、ニワトリのくちばしじゃないと!」

…と説いて回り、

ついには6ヶ国同盟軍(合従軍)を作り上げることに成功します。

結果、この6国は十数年におよぶ平和を勝ち取ることとなりました。

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このお話から、ニワトリさんのくちばしが、気概の象徴となったわけです。

そういえば、

起業や投資の世界では、

「ファーストペンギン」という言葉があります。

怖くても一番最初に海に飛び込むペンギンが、

リスクと共に一番たくさん餌を取って大きくなれるのだ、という意味です。

ニワトリさんといい、

ペンギンさんといい、

鳥さんが勇気や気概の象徴となっているのは、

たまご屋としてなんだかウレシイですねー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(たまごのソムリエコラム-たまご鶏のことわざ一覧)

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ことわざを50超えて紹介しているのに、日本の卵ことわざをほとんど紹介していませんでした。

<丸いたまごも切りようで四角 物も言いようで角が立つ>

たまごでも切り方によっては四角になるんだから、物事も言い方によって丸くおさまったり角が立ったりする。

そんな意味です。

なるほど。

いますよね、

「あの人に言われたら、厳しいことでも不思議と素直に聞いちゃうんだよね。」

なんて人。

反対に、

「あいつに褒められても、偉そうだしなんかムカつく。」

なんて言われちゃう、

表現が下手な方もいらっしゃいます。

心理学には、

「You(ユー)メッセージ」 「I(アイ)メッセージ」

というものがありまして、

前者は、「キミは〇〇だね。」 という「あなた」を主体とした伝え方

後者は、「僕はうれしいなぁ。」という「自分」を主体とした伝え方

同じことを伝えても、

後者の方が

「相手に受け入れてもらいやすい」ことが判っています。

たとえば、

「あなた歌お上手だねー。」

と言われると“上から目線”だと感じて

ムカッとされてしまう事もあるけれど、

「思わず聞きほれたよ。すごく楽しいな。」

と言われると、

言われた方も「良い気分」だけが残る。

まさに「たまごの切り方」の妙です。

アナタはこうだ、ああだ。

と言うよりも、

僕はこう思う。

こう感じた。

そう伝えることが、人間関係の大事な部分なんだそうです。

たまごのように

まーるくてステキな人間関係を作れるように、

僕も精進してまいります^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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