たまご・鶏のことわざの最近のブログ記事

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ことわざを50超えて紹介しているのに、日本の卵ことわざをほとんど紹介していませんでした。

<丸いたまごも切りようで四角 物も言いようで角が立つ>

たまごでも切り方によっては四角になるんだから、物事も言い方によって丸くおさまったり角が立ったりする。

そんな意味です。

なるほど。

いますよね、

「あの人に言われたら、厳しいことでも不思議と素直に聞いちゃうんだよね。」

なんて人。

反対に、

「あいつに褒められても、偉そうだしなんかムカつく。」

なんて言われちゃう、

表現が下手な方もいらっしゃいます。

心理学には、

「You(ユー)メッセージ」 「I(アイ)メッセージ」

というものがありまして、

前者は、「キミは〇〇だね。」 という「あなた」を主体とした伝え方

後者は、「僕はうれしいなぁ。」という「自分」を主体とした伝え方

同じことを伝えても、

後者の方が

「相手に受け入れてもらいやすい」ことが判っています。

たとえば、

「あなた歌お上手だねー。」

と言われると“上から目線”だと感じて

ムカッとされてしまう事もあるけれど、

「思わず聞きほれたよ。すごく楽しいな。」

と言われると、

言われた方も「良い気分」だけが残る。

まさに「たまごの切り方」の妙です。

アナタはこうだ、ああだ。

と言うよりも、

僕はこう思う。

こう感じた。

そう伝えることが、人間関係の大事な部分なんだそうです。

たまごのように

まーるくてステキな人間関係を作れるように、

僕も精進してまいります^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご鶏のことわざ第50弾、今回は中国から。

<巣がひっくり返れば完全な卵は残らない>(覆巣之下無完卵)

「根本が覆ると末端の者は被害を免れない」

という意味です。 昔で言うと、

『一門に及ぶ災いがあると一族の者はそれから逃れられない』

という事を表したりもします。

根本が覆ると末端の者は被害を免れない。
一門に及ぶ災いがあると一族の者はそれから逃れられない.

中国は昔から強い「コネ社会」でして、

「一族や関係者のつながり」が現代でも非常に重要だったりします。

もともとは頻発した飢饉や戦争などから自分たちを守るために、

一族で団結したのがその成り立ちとも言われます。

以前にご紹介した「鶏犬昇天」のことわざも、

「一人が出世したらペットまで出世できる」

という意味でして、

本日のことわざと同じくコネ社会を端的に表現しています。

逆に言うと“連帯責任”、

「コネの基盤」がオジャンになると、

関係者みーんな、

他の「つながり」を持つ者に押しのけられてしまう。

これが悲しい実情なのかもしれません。

さて、このことわざには、こんなエピソードがあります。

 

◆曹操にケンカを売って…!?

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三国志の時代、

孔融さんという方がおりました。

彼はあの「孔子」の子孫、いわゆる秀才でして、

北海という結構大きな県の知事さんまで勤め、

その後もトントン拍子に出世します。

が、あまり対人関係や根回しが得意では無かったのか、

引き立ててくれた曹操さんをたびたび批判し、

ついには他国の使者、

孫権さんの使いにまで曹操批判をぶちまけたことから、

ついには曹操さんの怒りを買って処刑されてしまいます。

さて、その当時、

孔融さんには9歳と7歳の子供がいました。

が、驚くことに

目の前で父が逮捕されたとき、

二人は平然と碁を打ち続けている…。

「お父さん捕まってしまったけど、大丈夫なの?」

と聞かれ、

巣がひっくり返ったのに中の卵が割れないハズないですよね。自分たちも覚悟していますから。」

と答えたそうです。

死を覚悟しているから動じないんですねー。うーむ。

それを聞いた曹操さん、ついには二人を処刑(えー!)してしまいました。

これが、冒頭のことわざの由来なんですね。

実際「三国志」のみならず、古来中国では、

戦に負けたり

失敗や裏切り、

処罰に対しては、本人のみならず

一族郎党皆殺し

なんてことが普通だったようです。

そう考えると、

「巣がひっくり返ると完全な卵は残らない」

という表現は、

なかなかにオソロシイ…

いろいろ考えさせられますねー。

(関連:ニワトリは哀しみの中に【たまご鶏のことわざ その34】 たまごのソムリエ面白コラム

 

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

 

たまごのことわざ第49弾!

<悪い鳥が悪い卵を産む>(an ill bird lays an ill egg)

もともとはラテン語のことわざです(mali corvi malum ovum)

「蛙の子は蛙」をネガティブに言ったバージョン、

みたいなカンジでしょうか。

親が悪いなら子も悪い、という意味で使われますから、

トンビがタカを産む、の真逆なことわざと言えます。

ちなみに欧米には

<黒い雌鶏が白い卵を産む>

ということわざもありまして(参照)、

これはまさにトンビがタカ、

「親と違って優秀な子供ができる」

という意味のことわざなんですねー。

いったいどっちなんだ!(笑)

 

〇けっきょく良い卵は誰が産む…!?
ところで、実際の農場ではどうなんでしょう!?

毎日の卵のうち、

良い親鶏さんからは良いたまごだけ、

悪い鶏さんからは、悪いたまごだけが生まれるんでしょうか…!?

niwatori_koyadaira2012.jpgのサムネール画像

確認したカンジでは、

それぞれの親鶏さんは、

「日々のコンディション」によって良い卵を産むようです。

 

もちろん鶏さんの品種によっても産む卵は違いまして、

大きいたまごを産みやすい鶏さんや、

小ぶりの卵を産みやすい鶏さん、

また、種類によっては、

「風味のクセ」ハッキリの卵を産む親鶏さん、

中には「双子たまごをたくさん産む」ニワトリさんだっています。

 

が、同じ鶏種の中では、

やはり卵の品質に一番影響が大きいのは

育った環境の快適さ

飼料などすくすく育つ条件

など「環境」じゃないかと思います。

その中で

『特定のニワトリさんがずーっと良いものを産む』・・・というよりは、

ランダム、

ゆらぎがあるんじゃないかと感じます。

もちろん全体の品質レベルを上げていくことが目的ですが、

たとえば

産み始めた鶏さんをチェックして、

良いたまごを産む鶏さんを残し、

悪いのを産む鶏さんを粛正!

・・・なんて事は不可能だということです^^;

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:たまごのソムリエ面白コラム-たまご鶏のことわざ一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご・鶏のことわざ第48弾、今回は中国から。

<鶏皮鶴髪(けいひかくはつ)>

鶏のように張りを失った肌と、鶴の羽のように白い髪の毛ことを言います。

「あの美男子だった彼も寄る年波には勝てず、今や鶏皮鶴髪である。」

こんなカンジで使うんですね。

なるほど、鶏さんは「トリハダ」の言葉通り、肌に凸凹がありますが、べつに「張りを失っている」というわけではないんですけどねェ・・・^^;

ちなみに卵は“美肌”にすごく効果があります

白身と黄味には、みずみずしいお肌をつくる「コラーゲン」の素となるアミノ酸がたっぷり含まれています。

また、たまごカラ内側の“薄皮”には「シスチン」というシミやソバカスの特効薬まで含まれていまして、コチラも美容品・医薬品として近年注目されています。

さらに、たまごに含まれる「ルテイン」という物質は、加齢からくる病気、黄班性網膜症を防ぎまた肌の保湿性を上げる効果があると言われています。

※僕たちが販売する「親子丼専用たまご」は、普通のたまごの約4倍のルテインが含まれています^^

鶏のおハダにならないために、たまごを食べると良いってわけですね。なかなか面白いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまごのことわざ、今回はドイツの慣用句から。

<たまごの黄身じゃない> Nicht das Gelbe vom Ei

まだそのレベルに達していない

そんな意味で使われます。

例:あなたの提案は、現時点では“卵の黄身”じゃないですね。

(Also dein Vorschlag war ja nun auch nicht gerade das Gelbe vom Ei.)

たまごの黄身は栄養満点で旨み濃厚、

オイシイ部分なわけです。

日本だとどう表現するでしょうか…!?

「熟していない」、みたいな言い回しでしょうか。

「まだまだヒヨっこだ。」みたいな。

たまごとヒヨコじゃ、ヒヨコの方が成長した先ですけどね^^;

なかなか面白いです。

白身もなかなかどうして立派な栄養や健康機能がありますが、

やはり卵の神髄は黄身!

たっぷりのアミノ酸やミネラル、

アルツハイマーにも効果のあるコリンなど、

良い栄養素をたっぷり含みます。

私の仕事も、黄身になれるように精進いたします^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまごのことわざシリーズ第46弾です。今回は欧州から。

<寝ころんで働かぬ金貨よりも、卵を産むメンドリのほうがよい(Better a Laying hen than a lying crown.)

勤勉じゃないといけないですよ。という意味ですね。

コツコツでも、少しずつでも、

価値を産みだし続ける事の方が大切、

たとえ金貨のように素晴らしい資質があったとしても、寝転がっているだけではダメ。

ということです。

ちなみにこのことわざの「クラウン(crown)」は“金貨”の意味ですが、

“王冠”という意味もあります。

もしかすると、寝転がってばかりの“王様”批判との、

ダブルミーニングなのかもしれません。

また「卵」は生命の象徴としてキリスト教とも密接につながっています。

金貨をクラウンと呼ぶのは北欧地域が主なのですが、

勤労を貴ぶプロテスタント派が多い地域でもあります。

うがった見方をするならば、

サボってばかりの王様よりも、

勤労するキリスト教徒(プロテスタント)がよほど立派だ。

そんな暗喩もあるのかもしれません。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまごのことわざ第45弾、今回は西洋から。

<たまご同士のように似ている(As like as an egg to another.)>

<たまご同士のように似ている(As like as an egg to another.)

日本で言う、『瓜ふたつ』ですね。

たしかに、同じ種類の鶏卵であれば一見非常に似ています。

反対に、カラの模様がどれもゼンゼン違っているのが「うずら」。

『世界一の多様性があってNINJAのようだ。』

として海外の記事でも取り上げられているくらい。(参照

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とはいえニワトリさんのたまごも、ホントはよーっく見ると、

細かな模様やざらつき具合、色味など、多様性があって実に面白いんです。

そういえば、以前たまごの柄に「特徴があるもの」だけを選別して

「ゴジラのたまご」という名前で売りだそう!

と、社内で提案したことがあります。

即却下でした。

考えてみれば、一日2パックも採れないのと版権的なハードルもありますしね^^;

まぁ、それくらい、意外とカラの模様もあるってことなんです。

ところで、

日本では「瓜ふたつ」、

なぜ「うり」なんでしょうか?

じつはこの言葉は、

瓜をスパッとふたつに切ったときに、

その切り口がそっくり

だから「瓜ふたつ」というんだそうです。

・・・・・・なるほど・・。

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そりゃソックリでしょうけど、

瓜じゃなくてもいいんじゃ・・・!?

なぜスイカでもナシでもカボチャでもなくて

瓜なのかは、

じつはハッキリとは判らないんだそうです。

ただ、昔はイケメンのことを

「うりざね顔」と言っていたので、

「ソックリだ!」

の表現に『男前』的な「良いニュアンス」を入れようとして、

瓜を選んだんじゃないかと考えられているようです。

西洋の「たまご」はどうなんでしょうねー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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