鶏さん・鳥さんのコトの最近のブログ記事

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こんにちは!たまごのソムリエ、こばやしです。

来春入社予定のAさんから先日、「えぞりすは冬眠しない」という話を教えてもらいました。

エサを貯めておく習慣があるから冬眠の必要がないそうです。

そういえば、ニワトリさんも冬眠しません。

というか、 鳥類はすべて冬眠しないんですね。

考えてみたら不思議ですね。

コレなぜかというと、

「空を飛ぶために、食いだめできない体質になっているから。」

なんです。

たくさん食べて重くなると飛べなくなっちゃうから、というわけですね。

なるほど。 うまく飛べなくなってリスクを増やすより、渡り鳥のように温かい所へ移動するほうが、たしかに合理的で強みを活かしてますよねー。

だったら、飛ばないニワトリさんやダチョウは冬眠できても良い・・・のかもしれませんが、まだそこまでの進化にはいたっていないようです。

ですので、

「冬眠」ってのはそもそも、

『体温を下げて生命活動を休止させる』ことですが、

ニワトリさんは逆に冬でもめちゃくちゃ温かい、ってことなのです。

以前書きましたが、

60年ほど前、

イギリスは「核地雷」という『地面に埋める核兵器』を開発していました。

その際、地面が凍り付くくらい寒い冬でも使えるように、

「爆弾の内部で暖かいニワトリさんを飼っておく」

…というなかなかメチャクチャな仕組みを組み込んでいたんですね!

それくらいニワトリさんは温かいんですねー。

人間よりも高い体温で、

ホカホカふわふわ

産みたてのたまごもホカホカです。

皆さまもお風邪など召されませんように、温かくお過ごしくださいね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:ニワトリを使った核兵器があった【ニワトリ稼働式核地雷】 - たまごのソムリエ面白コラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

金曜ロードSHOW!で今月2週連続でジュラシック祭り、「ジュラシックパーク」とTV初公開となる「ジュラシックワールド」が放送されるようです。

息子は二人とも恐竜が大・大好きなので、今からとても楽しみです^^

ジュラシックワールド(2015年公開)にはシリーズ第一作目の「ジュラシックパーク」(1992年)のオマージュが沢山ありますので、続けてみることでより楽しめそうです^^

さて、

われらが卵の親、ニワトリさん。

「ニワトリは竜の末裔である。」

ある方から言われてすごく印象に残っている言葉です。

そう、そのとおり

最新の研究によると、

恐竜の正当な進化の先端にあるのは鳥類、それもニワトリさんなのだそうです。

「鶏はティラノサウルスと最もDNAが近い」

という研究結果も出ており、

特に骨格や羽・ティラノサウルスの爪と成り立ちが非常に似通っているとの研究報告がなされています。

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米国の最も著名な古生物学者ジャック・ホーナー氏は、

「ジュラシックパークのように古代の恐竜DNAを取り出して復活させることはまず現代の科学では不可能だが、現代に生きる恐竜“ニワトリ”からさかのぼり、恐竜『チキノザウルス』を生み出すことは理論上可能です。」

と述べています。(http://bit.ly/2utGiUg)

じっさい、隔世遺伝を研究するウィスコンシン大学では、ニワトリさんに眠る遺伝子を起こし歯のあるニワトリさんが生まれることに成功しています。

また、胎児のニワトリさんには「しっぽ」があるのですが生まれる前に消えてしまいます。これも同様に隔世遺伝研究により、恐竜のようにしっぽのあるニワトリさんが世に生まれているんですね。

事の是非はもちろんあろうかとは思いますが、

ようするにニワトリさんから、ジュラシックパークとは別のアプローチで「竜」が復活されつつある!?ということのようです。

子供のころからワクワクしていた恐竜の世界が、

数億年経った進化の最先端まで現代に脈々とその系譜を残しており、そして、僕自身がその数万羽の「竜の末裔」の身近で暮らし生計を立てている…。

なんだかとってもロマンあふれるお話ですねー。

ぜひ生きているうちに、

われらがニワトリさんの後輩(大先輩?)、

恐竜「チキノザウルス」をこの目で見たいものです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先週のニュースですが、

オーストラリアで高速道路走行中のトラックから積み荷が落下、中に入っていた鶏7000羽が逃げ出して一時通行止めとなる騒ぎがありました。

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オーストラリアで高速道路でニワトリ7000羽が脱走! 積み荷落下で オーストリア (AFP=時事) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000049-jij_afp-int

想像するだけでなかなか大変な騒ぎです^^;

さて、卵を産んでくれる鶏さん、いわゆる「採卵鶏」と呼ばれる種類の鶏さんは、ヒヨコから大人になってからは、輸送など移動をすることはほとんどありません。

ぜったいムリ、という訳ではありませんが、採卵の鶏さんはとても繊細なので、輸送などのストレスがかかると、すぐにビックリして卵を産まなくなってしまうんです。

農場では採算というものを考えなくてはいけませんので、やはり「産卵率」というものを重視します。

農場を入れ替えたり、エリアを移動させたり、こういったことで産まなくなっちゃうと、餌代だけかかりますから、その分がコスト増になってしまうんですね。

記事よると、逃げ出した鶏さん達は採卵以外の用途のトリさんたちと書かれていますが、そもそも卵のためのニワトリさんの場合には起こりえない事態なわけですね。

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人間と違って、あちこち旅行するよりは、ノンビリ自分たちの住み家、農場ですごすのが親鳥であるニワトリさん達の幸せのようです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:ニワトリはどうして道を横切ったの?・・・世界一有名な英語ジョーク - たまごのソムリエ面白コラム

Jan
01
2017
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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

毎年新年には「干支とたまご」についてコラムを書くのですが、

今年はなにせ酉年、トリとたまごについて書いても普段通りなので、今回はニワトリさんと神様について書きます^^

もともと日本神話では、「ニワトリは神の使い」とされていました。

「古事記」「日本書紀」には、

太陽の神様、天照大神(あまてらすおおみのかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまい世の中が闇に包まれてしまった際、

八百万の神さまが額を集めて話し合った結果、知恵の神オモイカネさんの案で「常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)」ことニワトリさんを一列にならべさせ、その長い美声で天照さまを誘い出そうとしたと記されています。

以前も書きましたが、そもそも神社の『鳥居』は神の使いたる「ニワトリさんの止まり木」なんですねー。

この逸話もあり、天照大神さまを祀る「伊勢神宮」では

ニワトリさんは『神鶏』と呼ばれ内宮境内に放たれています。

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さてそんなニワトリさんを、

鳥居だけじゃなく『御神体』、

つまり神さまとして祀る神社もたくさんあります。

山形県にある「荷渡(にわたり)神社」

福岡県にある「鶏石神社」

和歌山県にある「闘鶏神社」

などが有名ですね。

また、

ニワトリさん自身は、

干支としてじゃなくっても

一年の最初に鳴く動物

ということで、

新年に縁起の良い動物とも言われています。

古代中国に始まり日本でも、

地域によっては、毎年の風習として鶏肉や卵料理を正月に食べる所もあるんですね。

たまご料理はチオニンやコリンといった肝機能を向上させる成分がたっぷりあります。 一年の景気づけと、新年会などの体調をいたわるためにも、正月明けにはちょいとたまご料理・鶏肉料理を召し上がってみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:『山盛りの卵を食べつくせ!』と責められる、神社の儀式がある - たまごのソムリエ面白コラム

(関連:源氏と平家の運命を分けた「闘鶏占い」 - たまごのソムリエ面白コラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先日、「この世界の片隅で」という話題の映画を観てきました。

戦時中の軍港がある呉市が舞台でしたが、反戦がモチーフの映画ではなく、

一生懸命に生きる人々の温かいドラマが心に沁みる名作でした。

さて、

冷戦中には軍拡が進み、いろんな兵器が開発されました。

その中に、ニワトリさんを使った兵器があったのをご存知でしょうか?

『ブルーピーコック』という名の

ニワトリ稼働式『核地雷』です。

なんだかすごくシュールなカンジですね。

核地雷って・・、

ゴジラ相手にでも準備してそうな・・・。

どんなものかというと、

ソ連地上軍の侵攻を防ぐために開発された

重さ7トンもある巨大核兵器です。

開発したのは英国。

1954年ですから、60年以上前ですね。

地雷と名がつくとおり地面に埋める兵器で、

ひとたび稼働すると、

爆発により深さ180mもの巨大クレーターができ、

広範囲に放射能の被害をまき散らして長期間侵攻を阻むという、

なかなか最悪の大量破壊兵器です。

で、“ニワトリ稼働”、って何のことかといいますと、

実はこの兵器の弱点が

「地雷なので冷たい地中では電子部品が凍ってしまう」こと。

ニワトリさんはそれを防ぐための「あったか生体パーツ」だったのです。

電子部品のそばにニワトリさんを餌と水と一緒に入れておいて、

そのぬくぬくの温かい体で凍らないようにあっためたわけです。

ひえー。

ひどい発想ですねェ。

ドイツ北部への実践配備ということで10発が英国陸軍によって発注されましたが、

同盟国には「野戦用の原子力発電設備」と偽って開発していたことや、

放射能の影響リスクがすごいことから、開発四年後に

「こりゃやっぱりダメだ。」

ということでプロジェクト中止となりました。

 

◆あったかいニワトリさん
ちなみにニワトリさんは人間よりも体温が高くて、

平均体温は42℃。

寒さには割合強い(逆に暑さには比較的弱い)のが特徴です。

だっこすると、ふかふかの羽毛とあいまって、とっても幸せな気分になります^^

こんな素敵なニワトリさんの「良いところ」を、

大量破壊兵器に利用するなんて、こりゃ許せねェ・・・!

、というのが私の気持ちです。

愚かな試みの象徴として、ニワトリさんの名前とともに記録が残り、

現在は英国に一基だけ試作機が残されています。

英国で情報公開された当初は、「エイプリルフールに違いない」

として多くの方が信じようとしなかったそうです。

まぁ、そりゃそうですよねー^^;

 ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:たまごのヘンな研究(イグノーベル賞)その1_ひよこ核融合-たまごのソムリエ面白コラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

民俗学の論文を見ていたら、「古来より韓国男性の理想像は鶏である」と書かれていました。

“鶏三賢”なるものが理想なんだとか。

『鶏さんのイイトコロ3つ』とは、

・妻子を養う

・家族を守る

・時を知る

です。

へー。

もう少しくわしく説明すると、

(1) 雄鶏さんは、餌を見つけるとまずメンドリとヒヨコさんにあげる。 自分の食事はその次である。

(2) そして、雄鶏さんは、ヒヨコとめんどりさんを連れているときには、たとえ犬だろうが人だろうが獰猛に立ち向かう。

でもけっして雌鶏さんやヒヨコをその鋭い爪やくちばしで傷つけることは無い。

つまり、勇敢で家族へは優しい。

(3) 最後に、雄鶏さんはとても時間に正確。

朝決まった時間にかならず鳴き、時を告げてくれる。

(※日本でも古事記の時代から「朝告げ鳥」の名で呼ばれていますね。)

時を知る、これはすなわち「時流を読む」という意味でもある。

ようするに、

「家族優先」で「強く優しく」、「時流に乗った判断」

この3つができる。

これが韓国男性の理想、すなわち「雄鶏」

ということですね。

なるほど。

たしかにこの3つ、世の男性にとっては大事な資質ですね。

さて、

まず疑問として、

鶏さんは本当にそうなのか・・・?

私たちはたまご屋なので、お世話になるのはメンドリさんが主体。

雄雌ヒヨコを一緒に飼うことがあまりありません。

なので、

上の3つがそのとおり鶏さんの持つ性質なのかは・・・・・・、

正直良く分からないですねェ^^;

調べてみましたが、あまりこういった研究はなされていなさそう・・。

ただ、「わりと獰猛で時間に正確」なのは確かです。

 

ところで、

この“鶏の三賢”は、ようするに

「男子は強くあれ!」

という意味とも言えます。

韓国は儒教の影響が強いですから、

このような日本で言う“九州男児”的な気質が求められやすいのかも。

そういえば、九州は鶏の飼育が日本一多い地域です。

まさか雄鶏さんに学んだのだったりして・・・・・・!?

なんとなく共通するものを感じて、面白いです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:『比較民俗研究』1.1990.3“鶏の民俗”)

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

鶏さんは、日本書紀の昔より「朝告げ鳥」と言われておりまして、文字通り朝を象徴する鳥だったりします。

では、「夜」を象徴する鳥っていうとなんだと思います・・・!?

「ふくろう・・かなァ。」

そんな声が多そうですが、

古くから「夜の鳥」を表わすもの・・・・・・、それは妖怪だったんですね。

夜の鳥、一文字で書くと「

「ぬえ」

と読みます。

「古事記」「万葉集」「平家物語」などに登場し、夜にヒョーヒョーと不気味な声で鳴き『これを聞いたものは不吉が訪れる』とされていました。

見た目はというと、

「顔がサル、胴体はタヌキ、手足は虎で尻尾はヘビ」(平家物語)というとんでもないモノで、ものの本によっては胴体がニワトリだったりするようです。

うん、まったく鳥じゃありませんね(笑)

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現在は、この“ヒョーヒョーという声”という記述は『トラツグミが夜鳴く声』というのが定説のようです。

youtubeにあったトラツグミの声はこんなカンジです↓

なるほどー、口笛吹いてるみたいな音色ですねー。

夜に聞こえてきたらちょっと気味悪ィかもしれません。

平安時代には鵺(ぬえ)の鳴き声(トラツグミの鳴き声)が聞こえると、「凶鳥の声だ!」として祈祷を行い難事を避けようとしたそうです。

そもそもは

夜に鳴く変な鳥がいる(現トラツグミ) →鵺(ぬえ)と呼ぼう

→鵺(ぬえ)そっくりの声で鳴く怪物がいるらしい →じゃあそっちを鵺(ぬえ)と呼ぼう

という流れでヌエさんが怪物化しちゃったんですね。

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ニワトリさんは、朝を告げ天照大神を天岩戸(あまのいわと)から出す役を担った事から、『神に近い鳥』とされています。

たとえば、神社の鳥居は、神に仕えるニワトリさんの止まり木です。

朝鳴く鳥は、神の鳥

夜鳴く鳥は、凶兆を呼ぶ鳥

うーん、

ちょっとした時間の違いでこの扱いの差・・・・・・

理不尽ですねェ・・・・・・^^;

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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