鶏さん・鳥さんのコトの最近のブログ記事

Jan
01
2017
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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

毎年新年には「干支とたまご」についてコラムを書くのですが、

今年はなにせ酉年、トリとたまごについて書いても普段通りなので、今回はニワトリさんと神様について書きます^^

もともと日本神話では、「ニワトリは神の使い」とされていました。

「古事記」「日本書紀」には、

太陽の神様、天照大神(あまてらすおおみのかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまい世の中が闇に包まれてしまった際、

八百万の神さまが額を集めて話し合った結果、知恵の神オモイカネさんの案で「常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)」ことニワトリさんを一列にならべさせ、その長い美声で天照さまを誘い出そうとしたと記されています。

以前も書きましたが、そもそも神社の『鳥居』は神の使いたる「ニワトリさんの止まり木」なんですねー。

この逸話もあり、天照大神さまを祀る「伊勢神宮」では

ニワトリさんは『神鶏』と呼ばれ内宮境内に放たれています。

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さてそんなニワトリさんを、

鳥居だけじゃなく『御神体』、

つまり神さまとして祀る神社もたくさんあります。

山形県にある「荷渡(にわたり)神社」

福岡県にある「鶏石神社」

和歌山県にある「闘鶏神社」

などが有名ですね。

また、

ニワトリさん自身は、

干支としてじゃなくっても

一年の最初に鳴く動物

ということで、

新年に縁起の良い動物とも言われています。

古代中国に始まり日本でも、

地域によっては、毎年の風習として鶏肉や卵料理を正月に食べる所もあるんですね。

たまご料理はチオニンやコリンといった肝機能を向上させる成分がたっぷりあります。 一年の景気づけと、新年会などの体調をいたわるためにも、正月明けにはちょいとたまご料理・鶏肉料理を召し上がってみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:『山盛りの卵を食べつくせ!』と責められる、神社の儀式がある - たまごのソムリエ面白コラム

(関連:源氏と平家の運命を分けた「闘鶏占い」 - たまごのソムリエ面白コラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先日、「この世界の片隅で」という話題の映画を観てきました。

戦時中の軍港がある呉市が舞台でしたが、反戦がモチーフの映画ではなく、

一生懸命に生きる人々の温かいドラマが心に沁みる名作でした。

さて、

冷戦中には軍拡が進み、いろんな兵器が開発されました。

その中に、ニワトリさんを使った兵器があったのをご存知でしょうか?

『ブルーピーコック』という名の

ニワトリ稼働式『核地雷』です。

なんだかすごくシュールなカンジですね。

核地雷って・・、

ゴジラ相手にでも準備してそうな・・・。

どんなものかというと、

ソ連地上軍の侵攻を防ぐために開発された

重さ7トンもある巨大核兵器です。

開発したのは英国。

1954年ですから、60年以上前ですね。

地雷と名がつくとおり地面に埋める兵器で、

ひとたび稼働すると、

爆発により深さ180mもの巨大クレーターができ、

広範囲に放射能の被害をまき散らして長期間侵攻を阻むという、

なかなか最悪の大量破壊兵器です。

で、“ニワトリ稼働”、って何のことかといいますと、

実はこの兵器の弱点が

「地雷なので冷たい地中では電子部品が凍ってしまう」こと。

ニワトリさんはそれを防ぐための「あったか生体パーツ」だったのです。

電子部品のそばにニワトリさんを餌と水と一緒に入れておいて、

そのぬくぬくの温かい体で凍らないようにあっためたわけです。

ひえー。

ひどい発想ですねェ。

ドイツ北部への実践配備ということで10発が英国陸軍によって発注されましたが、

同盟国には「野戦用の原子力発電設備」と偽って開発していたことや、

放射能の影響リスクがすごいことから、開発四年後に

「こりゃやっぱりダメだ。」

ということでプロジェクト中止となりました。

 

◆あったかいニワトリさん
ちなみにニワトリさんは人間よりも体温が高くて、

平均体温は42℃。

寒さには割合強い(逆に暑さには比較的弱い)のが特徴です。

だっこすると、ふかふかの羽毛とあいまって、とっても幸せな気分になります^^

こんな素敵なニワトリさんの「良いところ」を、

大量破壊兵器に利用するなんて、こりゃ許せねェ・・・!

、というのが私の気持ちです。

愚かな試みの象徴として、ニワトリさんの名前とともに記録が残り、

現在は英国に一基だけ試作機が残されています。

英国で情報公開された当初は、「エイプリルフールに違いない」

として多くの方が信じようとしなかったそうです。

まぁ、そりゃそうですよねー^^;

 ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:たまごのヘンな研究(イグノーベル賞)その1_ひよこ核融合-たまごのソムリエ面白コラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

民俗学の論文を見ていたら、「古来より韓国男性の理想像は鶏である」と書かれていました。

“鶏三賢”なるものが理想なんだとか。

『鶏さんのイイトコロ3つ』とは、

・妻子を養う

・家族を守る

・時を知る

です。

へー。

もう少しくわしく説明すると、

(1) 雄鶏さんは、餌を見つけるとまずメンドリとヒヨコさんにあげる。 自分の食事はその次である。

(2) そして、雄鶏さんは、ヒヨコとめんどりさんを連れているときには、たとえ犬だろうが人だろうが獰猛に立ち向かう。

でもけっして雌鶏さんやヒヨコをその鋭い爪やくちばしで傷つけることは無い。

つまり、勇敢で家族へは優しい。

(3) 最後に、雄鶏さんはとても時間に正確。

朝決まった時間にかならず鳴き、時を告げてくれる。

(※日本でも古事記の時代から「朝告げ鳥」の名で呼ばれていますね。)

時を知る、これはすなわち「時流を読む」という意味でもある。

ようするに、

「家族優先」で「強く優しく」、「時流に乗った判断」

この3つができる。

これが韓国男性の理想、すなわち「雄鶏」

ということですね。

なるほど。

たしかにこの3つ、世の男性にとっては大事な資質ですね。

さて、

まず疑問として、

鶏さんは本当にそうなのか・・・?

私たちはたまご屋なので、お世話になるのはメンドリさんが主体。

雄雌ヒヨコを一緒に飼うことがあまりありません。

なので、

上の3つがそのとおり鶏さんの持つ性質なのかは・・・・・・、

正直良く分からないですねェ^^;

調べてみましたが、あまりこういった研究はなされていなさそう・・。

ただ、「わりと獰猛で時間に正確」なのは確かです。

 

ところで、

この“鶏の三賢”は、ようするに

「男子は強くあれ!」

という意味とも言えます。

韓国は儒教の影響が強いですから、

このような日本で言う“九州男児”的な気質が求められやすいのかも。

そういえば、九州は鶏の飼育が日本一多い地域です。

まさか雄鶏さんに学んだのだったりして・・・・・・!?

なんとなく共通するものを感じて、面白いです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:『比較民俗研究』1.1990.3“鶏の民俗”)

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

鶏さんは、日本書紀の昔より「朝告げ鳥」と言われておりまして、文字通り朝を象徴する鳥だったりします。

では、「夜」を象徴する鳥っていうとなんだと思います・・・!?

「ふくろう・・かなァ。」

そんな声が多そうですが、

古くから「夜の鳥」を表わすもの・・・・・・、それは妖怪だったんですね。

夜の鳥、一文字で書くと「

「ぬえ」

と読みます。

「古事記」「万葉集」「平家物語」などに登場し、夜にヒョーヒョーと不気味な声で鳴き『これを聞いたものは不吉が訪れる』とされていました。

見た目はというと、

「顔がサル、胴体はタヌキ、手足は虎で尻尾はヘビ」(平家物語)というとんでもないモノで、ものの本によっては胴体がニワトリだったりするようです。

うん、まったく鳥じゃありませんね(笑)

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現在は、この“ヒョーヒョーという声”という記述は『トラツグミが夜鳴く声』というのが定説のようです。

youtubeにあったトラツグミの声はこんなカンジです↓

なるほどー、口笛吹いてるみたいな音色ですねー。

夜に聞こえてきたらちょっと気味悪ィかもしれません。

平安時代には鵺(ぬえ)の鳴き声(トラツグミの鳴き声)が聞こえると、「凶鳥の声だ!」として祈祷を行い難事を避けようとしたそうです。

そもそもは

夜に鳴く変な鳥がいる(現トラツグミ) →鵺(ぬえ)と呼ぼう

→鵺(ぬえ)そっくりの声で鳴く怪物がいるらしい →じゃあそっちを鵺(ぬえ)と呼ぼう

という流れでヌエさんが怪物化しちゃったんですね。

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ニワトリさんは、朝を告げ天照大神を天岩戸(あまのいわと)から出す役を担った事から、『神に近い鳥』とされています。

たとえば、神社の鳥居は、神に仕えるニワトリさんの止まり木です。

朝鳴く鳥は、神の鳥

夜鳴く鳥は、凶兆を呼ぶ鳥

うーん、

ちょっとした時間の違いでこの扱いの差・・・・・・

理不尽ですねェ・・・・・・^^;

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

以前も書きましたが、3月3日ひな祭りの日は、平安時代から宮中で続く「闘鶏占いの日」なんですね。

源氏と平家の運命を分けた「闘鶏占い」 - たまごのソムリエ面白コラム

「鶏合(とりあわせ)」と言って、闘鶏によって五穀豊穣をお祈りして今年を占う神事の日であります。

もともと神道とニワトリさんは関係が深く、鳥居はそもそも「神に仕えるニワトリの止まり木」と言われています。

また、和歌山県の「闘鶏神社」、山形県の「荷渡(にわたり)神社」のように、そのものズバリ、ニワトリさんを祀った神社も全国にあるんですね。 神事にたまごを使う埼玉県の鷲宮神社のようなところもあります。

「ひな祭りは運気をリセットしてUPさせる日」だという専門家の方もいらっしゃいまして、そのためにも五行説でいう「金運と相性の良い十二支」である酉と丑、すなわち鶏肉や牛肉を食べると良い日なんだとか!?

今年を占うニワトリさんの日、ということをチョット思い出していただいて、ひな祭りの日には、ぜひ鶏肉料理をめしあがってみてはいかがでしょうか!?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

当社がお届けする「たまご」が生まれている農場では、秋になりピカピカの若鶏さんがデビュー中です。

彼女たちはヒヨコとして生まれた後に4か月ほどで大人になって、たまごを産みはじめてくれるんですね。

生まれるのは、育雛場(いくすうじょう)という、プロのヒヨコを孵し屋さんのところ。 育雛場さんでは「ふらん器」と言う専用の機器を用いて卵を温めます。


◆人肌で卵は孵せるか・・・!?◆
さて、漫画「パタリロ」では、主人公パタリロが卵を自分で抱きかかえ、温めてヒナを孵すというシーンがあります。 また、鶏ではありませんが、「ドラえもん」では恐竜の卵をのび太が温めて孵すシーンがあります。(『のび太と恐竜』より)

寒い日が続いております。

布団でぬくぬくと寝つづけるのはとっても気持ちいいのですが、もし! 21日間、“人肌”で卵を温め続けたら、はたしてヒヨコは生まれてくるのでしょうか・・・・・・?

結論から言うと、“体温差”の関係でこれはムリなんです。ニワトリさんの平均体温は42℃前後。 対して人間は約37℃です。 実はニワトリさんの体温は、人間よりもずっと高いんですね。 当然ですが、その高い体温で卵が育つようになっています。

すなわち、37℃前後の“ヒト体温”では、ヒヨコさんは生まれてこないんです。 うーん、残念だ!(なにが?)

ちなみにワニなどの爬虫類は孵化温度が30-32℃前後と人間の体温より低いので、うまく調節すれば、のび太の育てた“恐竜の卵”のように人肌で孵ることは十分ありえるわけです。

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パタリロは間違いで、のび太は正しい考証だった…。と言えるでしょうか^^;

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

スコットランドのあるお店のトイレ標識です。女♀と男♂なのですが、ニワトリさんで表現とは面白いですねー。

オスとメスのニワトリさんの見分け方は、尾羽やトサカの違いが分かりやすいです。

オスの方がトサカが立派で尾羽も長めです。

体もメスはちょっと小さ目なんですね。

上の写真で言うと、右がオスです。

尾羽が立派ですが、この部分だけは水を弾きませんので、今日のような雨にうたれると、ションボリトホホな尻尾になっちゃうんですね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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