たまごの歴史・文学・文化学の最近のブログ記事

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グリム童話に、「水晶の珠」というお話があります。

そこに、「アツアツの生卵」なるアイテムが出てくるんですね。

主人公は魔女の息子、三男。

子供の裏切りを恐れた魔女は、兄2人を空を舞うワシと、海に潜るクジラに魔法で変えてしまいましたが、運よく逃げ出したその若者は、旅の途中で「太陽の城」に閉じ込められたお姫様の話を耳にします。

「助けに行って、すでに23人も殺されちゃっているらしいぜ。あと一人失敗したら、魔法が一生解けないんだとか。」

よし。そのお姫様を助けるのは自分だ。

そう決めて、お城へ向かいました。

知恵を駆使してようやくお城を発見、

お姫様と対面しますが、

何としたことか、お姫様は醜い老婆の姿になっています。

「これは呪いなんです。」

「城を降りたところに野牛がいます。これを倒すと腹の中にいる火の鳥が飛び出してきますので、どうかこの鳥が産んだ“熱い卵”を割ってください。中の黄身が“魔法の水晶”になっています。 これが魔法の呪いを解いてくれます…!」

と涙ながらにお姫様が語ります。

野牛…に守られた火の鳥…の中にある灼熱のたまご…の中にある黄身(水晶)が必要。

うーん、なかなかのセキュリティですねぇ。 なべて世の中のシステムは、これくらい厳重にしてある方が良いのかもしれません。

さて、

その言葉を聞き、勇気を奮い野牛を倒した若者ですが、

中から出てきた火の鳥は

空を飛んで逃げてしまいました。

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しまった・・・!

と、思ったその刹那、空から一匹のワシ、に姿を変えられている長男が火の鳥に襲い掛かり、その爪で仕留めます。

ところが…! カンジンのアツアツ卵が落下、漁師の家に落ち、

家ごと燃え上がってしまいます。

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シマッタ・・・!

と、再度思ったその時、海から一匹の大クジラ、に姿を変えられた次男がザブン!と波を寄せて火を消してしまいます。

急激に冷やされたこと、また落とした衝撃から、運よく卵がパッカン!と割れており、難なく中の黄身・水晶珠を取り出すことができました。

あとは、

その水晶珠をかざして、お姫様の呪いを解き魔法使いを降参させ「太陽のお城」をゲット、ついでに兄さん二人の呪いも解いて万事、めでたしめでたし。

…とまあ、こんなお話です。

◆お祝いの料理がモチーフ!?
この物語、たまご屋であるこばやしが読んでいて、興味深い点が2つありました。

一つは、ウシの中に→トリの中に→たまご、という構造です。

ヨーロッパのお祝いには、

ゆでたまごを中に詰めたアヒルや七面鳥の丸焼いきが、饗されるれることがあります。

また、砂漠のベドウィンの結婚式には、

ゆでたまごを魚に詰める→その魚を焼き鶏に詰める→鶏を子羊に詰め焼く→最後にラクダに子羊を詰めじっくり煮込む

…というなかなかスゴイ料理があります。

もしかすると、そういった料理のイメージが、このお話に反映されているのかもしれませんね。

もう一つは、「急に冷ますとたまごが割れた」という描写。

実際ゆで卵を作るときには、

冷蔵庫から出したての冷えた卵を茹でると、

お湯にいれたとたんに「パキッ」とカラが割れてしまいます。

なので、常温に戻してから茹でるのがコツなんです。

なんとなく、そういった知恵が反映されているようで、これまたとっても興味深いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

一攫千金、

カリフォルニアにある“金脈”を目指して荒くれ者が詰めかけ、

時には争い、銃撃戦…

こんな古きアメリカ西部の騒ぎを

「ゴールドラッシュ」と呼びます。

実は同じ頃に、

一攫千金、“絶品美味しい卵数十万個”をめぐって

荒くれものが押し寄せ、奪い合い、

銃撃戦を繰り広げた

言うなれば

「エッグラッシュ」

があったのをご存知でしょうか?

本日は、その名も

『エッグウォー(卵戦争) 』

と呼ばれる、有名な事件について。

 

◆カリフォルニア沖に浮かぶ「宝島」…!?
時は1800年代中頃

場所は米国の西部

サンフランシスコの沖にある島、ファラロン島が舞台です。

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この島、

実はめっちゃカモメやウミガラスがいる楽園の島で、

アラスカとハワイをのぞく全米最大の「海鳥の営巣地」

カリフォルニア州がメキシコから米国に移譲されてすぐ1849年

「ロビンソン博士」なる人物が

この島の「宝」を発見したんです。

宝とはすなわち「海鳥のたまご」です。

海鳥、特にウミガラスのたまごは味が濃くってメッチャ美味い。

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そして生産量がスゴイ。

年間に産まれる卵の数は、50万個以上!

「こりゃすごいぞ。」

…ということで、

すぐに海鳥の卵を売る会社、

その名も「エッグカンパニー」を設立します。

当時の「卵」は高級食材、しかも西部は人口増で常に食料不足でした。

とにかく儲かりますから、

島を調査して建物・道路・船着き場を次々に建設、

ようするに完全にわが物としちゃったんですね。

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上の写真は、実際の収穫の様子。

真ん中に山になっているのが、ウミガラスの卵です。

鶏卵よりはやや大き目ですねー。

毎年5月から7月の間、

「エッグピッカー」と呼ばれる「卵集め人」達が島中から卵を集め、

毎日サンフランシスコへ船で運びました。

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5月初上陸の時は、その日のうちに巣のたまごをぜんぶ破壊し、

次の日から卵があれば、これは新鮮!と判別したそうです。

ちょっとカワイソウですねェ…。

 

◆ワルが集まってくる・・・!

さて、

とにかく大儲けだったことから、

当然のごとく儲けを狙うライバルが多数出てきます。

「俺たちにも捕らせろよ・・・!」

ってことですね。

島の領有権は「エッグカンパニー」が持っていましたから、

最初は周辺の小島を狙って捕りに来ていましたが、

ほどなく次々と本島へ乗り込んでくるように…。

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もちろんトラブルになります。

ただ、そもそもこの島はあちこちに岩礁がある船の難所、

連邦政府が灯台を建てたことでようやく自由な行き来ができるようになったところです。

ですから、島は政府の保安管理下でもあったことから、最低限の治安は保たれていました。

 

◆国の目をかいくぐって戦争に…!

1863年のこと、

ライバル会社のデイビッド・バチェルダー率いる仲間が島に上陸した所を、島の灯台管理局長が臨検しました。すると、

卵盗み目的だけじゃなくって、多数の武器で武装している・・・!?

保安局長は武器を押収し、彼らを島外へ退去させました。

ところが

バチェルダー一味は、

更に沢山の武器を持ってまた戻ってきたんですね。

目的は、エッグカンパニーを追い出すため。

国の巡視船をかいくぐって、

3隻27名もの武装した部隊が、夜明けとともに島に上陸します。

が、

いち早くエッグカンパニーのスタッフが侵入に気づき、

すぐさまこれに応戦、島の海岸は、

あっというまに数十人が銃を手に撃ち合う、戦場と化しました。

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島を知り尽くした「守る側」が有利だったのか、

20分の激しい戦闘ののち、

双方死者1名、上陸したバチェルダー一味が多数のケガ人を出し

撤退することで、決着となりました。

いやー、

卵を巡って数十人のガンマンが撃ち合い…

なんともスゴイ話です。

突然やってきたならず者を撃退するなんて、

「卵集め人」の皆さんもかなりのスゴ腕だったのでしょうか!?

 

◆たまごバトルは美味だから・・・!?
世界一高いオムレツ」を提供する英国のレストラン「Boisdale」のシェフは、同じ海鳥である黒頭カモメのたまごを、「美味!まるで宝石だ。」と評しています。

ウミガラスの卵も、

栄養源となるだけでなく荒くれものにとって「砂金」と同じくらい価値のある、

極上の味だったのかもしれません。

けっきょく

バチェルダーは殺人罪で逮捕

「エッグカンパニー」はその後20年に渡り島の集卵を独占しますが、

その後連邦政府に島の権利を売却、命令により退去となりました。

それは、

鶏卵の飼育増産方式が確立され、食料不足が解消されたこと、

そして何より

数十万羽いたウミガラスがわずか約6千羽まで減少してしまったことがその理由です。

150年経った今、

再び数十万羽のウミガラスとアザラシが住む、平和な楽園となっています。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:こんなにある!世界で食べられている鶏サン以外の鳥卵10種 - たまごのソムリエ面白コラム

 

イタリアの伝説によると、本日生まれの卵を食べると胃と頭と耳の痛みが治るんだそうです^^
そして、
麦畑にその卵を持って行けば麦病気の予防になり、
ブドウ園に持ち込めばブドウが霰被害に合わない
のだそうです。
本日は「キリストの昇天日」でして、その日生まれのたまごが特別なんですね!
南方熊楠さんによると、
『イタリアのモンフェラートでは、キリストが昇天した日に新しい巣で生まれた鶏卵は、胃と頭と耳の痛みを治し、麦畑に持ちゆけば麦奴の侵害を予防し、葡萄ぶどう園に持ち往けばその葡萄が霰あられに損害を受けることは無くなると信じられている』( 南方熊楠著 十二支考(下))
のだそうです。
パンはキリストの肉、ブドウ酒はキリストの血ですから、ご利益があるのでしょうか…?
農産物全般、お米にも効果があるのでしたら、
私達のお届けする卵は、
農場から田んぼの間道を通り抜けて自社選別場に入ってますので、もしかしてお米に多少は御利益があるかも・・・!?(^^;)
デスクワークが続く・疲れ目の方は、明日明後日くらいの卵をぜひ買ってみてはいかがでしょうか!?
また当社にでしたら、本日お越しくだされば、
喜んでお渡しできますよ?^^
http://www.cgegg.co.jp/blog/2013/08/post-727.html
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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

以前もご紹介しましたが、

イタリアの伝説によると、

本日生まれの卵を食べると胃と頭と耳の痛みが治る

 のだそうです^^

そして、

麦畑にその卵を持って行けば麦病気の予防になり、

ブドウ園に持ち込めばブドウが霰被害に合わない

とも言われます。

本日は「キリストの昇天日」でして、その日生まれのたまごが特別なんですね!

南方熊楠さんによると、

『イタリアのモンフェラートでは、キリストが昇天した日に新しい巣で生まれた鶏卵は、胃と頭と耳の痛みを治し、麦畑に持ちゆけば麦奴の侵害を予防し、葡萄ぶどう園に持ち往けばその葡萄が霰あられに損害を受けることは無くなると信じられている』( 南方熊楠著 十二支考(下))

のだそうです。

パンはキリストの肉、ブドウ酒はキリストの血ですから、ご利益があるのでしょうか…?

農産物全般、お米にも効果があるのでしたら、

私達のお届けする卵は、

農場から田んぼの間道を通り抜けて自社選別場に入ってますので、

もしかしてお米に多少は御利益があるかも・・・!?(^^;)

 

デスクワークが続く・疲れ目の方は、

店頭では明日明後日くらいに並ぶ卵を

ぜひ買ってみてはいかがでしょうか!

また当社にでしたら、本日お越しくだされば、

喜んでお渡しできますよ?^^

(関連:ちょっとハッピーな世界の卵伝説 イタリア編 - たまごのソムリエ面白コラム

 

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご、と一口に言っても、

実はニワトリさんだけじゃなくって、いろーんな卵が食べられているんです。

本日は、意外と流通していて入手可能な、

世界のいろんな鳥さんの「たまご」をご紹介。

◆けっこう美味しいアヒルのたまご
鶏さんのたまごよりは、やや濃厚でサイズも大きめです。黄身の割合がニワトリさんよりも多めなので、カスタードクリームなどに向いています。中国ではアルカリ性の灰に漬けこんだ「ピータン」が有名ですね。

黄身に含まれるビタミンAはニワトリさんの約2倍、ビタミンB12は5倍もありますが、カロリーは2倍という少々悩ましい食材ですね^^;

グイネスパルトロウなど有名女優や人気歌手が取り上げたこともあり、グルメ食材として欧米で人気となってきています。

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◆卵アレルギーの救世主!エミューのたまご
青色があざやかなエミューのたまごは、「握りこぶし」くらいの大きさがあります。一番の特徴としては、「たまごアレルギー症状が出ない」ということ。アレルギーのお子さんでも食べられるんですね。 気候が合うオーストラリアでは割と手に入りやすいようです。

日本では東大が北海道に農場を持って研究中。

普通のたまごより濃厚でクリーミーな味で、ふわっとした食感があります。黄身と白身がちょうど半々の比率なので、そのままケーキを焼くととっても美味しいんです^^

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◆ガチョウ
「リッチでクリーミー」と評されるガチョウのたまごは、風味が良い食材、トリュフやアスパラガスなんかと組み合わせた料理が定番なんだそうです。

サイズは鶏卵の2.5倍もあって、なかなか食べ応えがありますので、ゆでたまごやココットにするとグッドです! こばやしは沖縄でガチョウ卵のチャンプルー(炒め物料理)をいただいたことがありますが、美味しかったです!

ちなみにガチョウを飼いだした歴史はニワトリと同じくらい古く、古代エジプトにも飼育されていた記録が残っています。 少なめの餌で早く成長し、肉も卵も美味しく羽毛は良質の衣服や布団になり、さらに侵入者に対しては大声で騒ぎ番犬がわりにもなるなど、「ザ・家禽」と言うべきオールラウンダー!有能っぷりなんですね。

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◆ホロホロ鳥
英語では「ギニアのニワトリ(Guinea Fowl)」とちょっと変わった名前で呼ばれているホロホロ鳥ですが、その名の通り北アフリカ出身です。

たまごは鶏卵の半分くらいでしょうか。小さいですがめっちゃ殻が固いです。黄身が多いこともあって、香り強めで濃厚な風味がします。

一年に60個程度しか産まないため、割と希少な食材として位置づけられています。 特に肉が美味しくってフランス料理で良く用いられています。

フレンチシェフの間では、

「マヨネーズにするとすんごく美味しい卵」なのだそうです。

 

◆超高級品!カモメのたまご
岩場で巣を作って卵を産みますから、とにかく採取が大変!必然的に高級品になります。 また、春の数週間しか採れませんので、非常にレアモノです。

僕も食べたことありません。

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英国では「黒頭カモメ」のたまごを採取できるライセンスを持っているのはわずか25名だけ。

サイズは鶏卵よりちょっと大きいくらいですが、淡い灰褐色の斑点があります。

黒頭カモメのたまごを使った「世界一高価なオムレツ」を提供する英国ロンドンのレストラン「Boisdale」のシェフいわく、

「まるで春の宝石です。信じられないくらい軽くてふわふわの食感と、壮大な味がします。」

とのこと。

うーん、食べてみたい!

 

◆一個で40人前!ダチョウのたまご
『世界最大のたまご』です。

写真を見るとすっごいインパクトがありますねー。

中身はなんと鶏卵40個分!

固ゆで玉子にするには2時間以上かかるほどのスーパーサイズです。

味はまぁ・・・食べてみた感じでは「素朴な」というかシンプルな風味でした。

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また、ダチョウの殻は厚く非常にしっかりとしていまして、ハンマーでたたいてもなかなか割れないくらい硬いんです。

なので、加工品としても使われた歴史も長く、約4万年前のダチョウ卵の殻でできた装飾品が、ケニアの洞窟で発見されています。

大航海時代にはダチョウのたまごを加工した「地球儀」↓があったり、いろんな面で活用されていました。

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◆キジのたまご
 実はキジは「日本の国鳥」なんです。

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キジのたまご、

ご近所の方に分けていただいたことがあります。

淡い色の卵でサイズは小さめ、

鶏卵の半分くらいでしょうか。

独特の風味がありますが、

味そのものはややあっ さり目でした。

風味はキジが何を食べているかによって、つまり

季節や生息地域でけっこう変わるんじゃないかと思います。

意外なことに、キジのたまごは通販でも手に入ります。

 

◆「レア」のたまご
なにそれ・・・?

という方がのほうが多いのではないでしょうか。

ダチョウっぽい見た目の、「南米最大の鳥」です。

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たまごも大きくて、だいたい鶏卵の10個分。

白っぽく明るいカラの色で

風味はとってもクセが強くって濃厚、

カスタードやムース、フリッタータ、キッシュ、パンケーキに向いています。

余談ですがこのレアという鳥、実はすんごい免疫システムを持っているそうで、どんなキズでも短期間で急速回復するのだとか。

この効果から、「レアの脂肪」は炎症抑制の軟膏として用いられています。

「たまご」の方はどうなんでしょうね。気になります^^

 

◆値段が合わない!?流通しない七面鳥のたまご

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鶏卵と味が似ています。

黄身の割合が多く目玉焼きにピッタリです。

“肉”は広く食べられていますが、

「たまご」は生産効率が悪いことからほぼ出荷されません。

知り合いでもいない限り、手にいれるのは難しそうです。こばやしも食べたことありません。残念!

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(関連:肉は大人気なのに、七面鳥のたまごはなぜ食べられていないのか? - たまごのソムリエ面白コラム

 

◆小さくても栄養満点!ウズラのたまご
言わずと知れた「お弁当の味方」ですね!

ウズラは古来より世界中で飼われていまして、

エジプト壁画にも農民と一緒に描かれ、

ギリシャ神話にも登場します。

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ただ、欧米では“肉”用途の飼育がメインで、

うずら“卵”の出荷はほぼゼロ。

卵はどちらかというとアジア中心で食べられています。

生産量一位はダントツで中国。

日本は3位です。

ビタミンB12が豊富で健康にも良いんですよねー。

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いかがでしたでしょうか。

グローバル化してくるこれからの社会、

もしかすると、日本でも

もっと多様なたまごを食べるのが当たり前の世の中になるかも!?

ただ、これだけいろんな種類の鳥と卵があっても、

世界で一番、

ダントツで飼われているのはニワトリさんなんですね。

世界中に110億羽!もいまして、畜産動物としても世界一です。

それだけ味・栄養・コストパフォーマンス

総合的に優れているってことですね!

ここまで読んでくださってありがとうございます。

(参照:“Other eggs you should be eating instead of hen's eggs ”| Daily Mail)

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

5月に入ってきもちのいい陽気ですね!

4月中ちょっと忙しく、更新が滞っておりました。

さて、齢70の母が、俳句と短歌にハマっていまして、

本日は俳句とたまご鶏について少しだけお話を。

「たまご」の季節、季語っていつかご存知でしょうか?

たまごの季語は「春」。

1000年ほど前は、つばめやスズメと同じく春の時期にしか卵を産まなかったので、季語は「春」なんですね。

いまでも、春の時期がいちばん卵を産むコンディションが良い時期なんですね。

味も最高です^^

 

では、鶏さんの季語はいつでしょうか?

これは「冬」なんです。

1月後半から2月にかけて、「大寒」の候の内、その初めの頃。

この候を別の表現で『鶏初めて交む』とも言い表します。

一番寒い時期は、天然のダウンジャケットを着ている鶏さん

にはとっても快適な季節でもあります。

すなわち冬は「鶏さんが一番元気な時期」なんですね。

 

他にもニワトリさんが表す季語・時期はいくつかありまして、

たとえば『初鶏』と言うと、

これは「元旦の早朝に鳴く鶏さんの鳴き声」でして、

俳句の季語は“新年”です。


また、『鶏合(にわとりあわせ)』なんてのもありまして、

これは“闘鶏”の別の呼び方で、

3月始め・ひな祭りあたりを表す季語。

なんでニワトリさんのバトルが3月なのかと言いますと、

毎年3月3日は、

平安時代よりつづく宮中の行事として、

五穀豊穣を占う闘鶏をしているんです。

なので、俳句ではこの頃の季語となっています。

 

ほかに『羽抜鶏(はぬけどり)』なんて言葉がありまして、

これは「夏」を意味します。

鶏さんの羽が抜けて生え変わる時期、ってことですね。

私共のお届けするたまごの農場でも、

この羽が抜けて生え変わる時期の前後でたまごの質が変わり、

親鶏さんもリフレッシュさせることができるので、

このタイミングを厳密に管理しているんですね^^

いかがでしたでしょうか。

ニワトリさんは、古来より人間の生活に寄り添って生きてくれている動物です。 細やかな時期を表現するのにも、多様なニワトリさんの生態が活かされているんですねー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連)3月3日は「闘鶏占い」の日 - たまごのソムリエ日記

 

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

 

昨年も書きましたが、

3月3日は、平安時代より続く宮中行事「鳥合(とりあわせ)」の日です。

闘鶏によって五穀豊穣をお祈りし、

今年一年の収穫を占う神事が行われます。

もともとは、中国唐の時代に始まって日本に伝わった風習で、

平安時代には宮中だけじゃなくて、

貴族の間でも大いに流行ったそうです。

もっともこちらは、貴族どうしのパーティーや、鶏自慢の品評会的な要素が強かったのだとか。

◆そもそも闘鶏のためにニワトリを飼いだした説
そもそもニワトリさんのご先祖

「セキショクヤケイ」は、

飼うメリットが少ない鳥でした。

ハトよりちょっと大きいくらいで、肉も少ない。

たまごは一年にちょっとしか産まない。

ナワバリ意識が強くって懐かない。

うーん、

自分だったら飼いたくないですねぇ…。

なのに、なぜずーーーっと品種改良を重ねて飼い続け、

今の美味しいたまご、美味しいニワトリさんになったのか!? 

一説によると、それは「闘鶏のため」とも言われるんです。

雄のナワバリ意識が激しいのを利用して、

闘鶏のために飼う。

ようするに、「エンターテインメント」ですね。

より強い軍鶏を!

・・・・・と改良を重ねるうちに、

「あれ、体も大きくって肉おいしいじゃん。」

「たまごも沢山産むじゃないの。」

ってなカンジでしょうか。

なんというか、

かつてプロペラを作っていたヤマハが、

エンジン→ バイク→ 水上バイク→ 船体強化樹脂の応用でプール事業のトップブランドに

と変遷したのを思い出します。

世界110億羽まで広がったニワトリさんの数奇な運命を想いを馳せ、

そして豊穣のお祈りのためにも、

ひな祭りの日には美味しいたまご料理、鶏肉料理をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか!?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:エッ!?闘鶏で独立を決めた国があるってホント? - たまごのソムリエ 面白コラム

(関連:たまご・鶏のことわざ_その7・・・「毛嫌い」 - たまごのソムリエ面白コラム

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ちょっと縁起の良いお話を。

【今週来週のたまごを食べると、あなたの金運が上がるかも!?】

一年を24に区切った季節の表現“二十四節気”では

いまは「立春」まえの「大寒」という季節です。

二十四節気のひとつ「大寒」の時期は、七十二候で表現すると「款冬華」と書いて「ふきのはなさく」と読みます。
また同じ時期を中国では「鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)」とも書き表わします。(※注1)
前者は「ふきが目を出す頃」という意味で、
後者は「春が近づき鶏が卵を産み始める頃」という意味です。

この「大寒」の時期2週間

さらに細かく分けた「七十二候」という表式で表すと、

日本では「款冬華」(ふきのはなさく)

中国では「鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)」と言われる時期なんです。

前者は「ふきが目を出す頃」という意味で、

後者は「春が近づき鶏が卵を産み始める頃」という意味ですね。

さて、この「最も寒いころ」である大寒2週間。

この頃の卵を食べると、金運が上がる。

風水でそう伝えられます。

えー!それはスゴイ。

でもなぜなのでしょう!?

鶏さんはふわふわの羽毛を着ていますから、

暑さに弱く、寒いと快適です。

この時期、

寒いときには特に餌をたっぷりと食べ、

一年の中で最も滋養に富んだ卵を産みます。

ですので、中国では、

この滋養に富んだたまごを食べると、

活力が増して、商売がうまくいく!

→ だから金運が上がる。

そういういわれなんです。

たんなる迷信というわけじゃなくて、一定の理屈があるんですね。

なかなか面白いです。

また、いつもの年であれば「一年の金運」が上がる。

そして、12年にいっぺん、

酉年の大寒頃のたまごを食べると、

なんと一生金運が上がる!

と風水でいわれます。

すなわち今年!いまですね。

私達もこの時期に合わせて、

鳴門金時さつまいもをたっぷりと飼料に配合した期間限定卵

金時金運たまご(ダジャレですが美味しいんです)

をはじめ、みなさまの一生の「福」となる縁起の良いたまごとして、

いろんなPRのうえご提案&販売をしております^^

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ぜひこの時期、2月上旬ごろまでのたまごを食べる際は、

「これを食べると一生金運が上がるんだ・・・!」

と思って召し上がってみてくださいませ。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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