停電で卵はどこまで保存できるのか?

カテゴリ: たまごのビックリ科学
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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

熊本地震、大変なことになっていますね。

被害にあわれた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、余震が続く中、これ以上の被害が無き事を祈るばかりです。

我々もできることがあれば、と考えております。

3県19万戸におよぶ停電が発生しておりますが、被害が少ない地域であっても大変なご苦労をされておられるかと思います。

たまごに関してですが、停電によって常温保存状態になったとしても、ある程度であれば、食べることに問題はありません。

もちろん生鮮食品ですので、原則として冷蔵保存をすることが望ましいのですが、生肉や鮮魚のように、いきなり食べられなくなるわけではありません。

あくまで期間が変わるだけです。

イギリスのハンフリー博士の研究に基づく、鶏卵日付表示等検討委員会が作成した「鶏卵の日付等表示マニュアル」に記載されていた"生食期限の算出例"を考えると、20℃保存で30日、25℃保存で21日の期間、生食ができます。(※1)

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熊本県付近の本日気温は21℃。 基本的には室温での保存状態が数週間続いたとしても十分食べることは可能です。(あっては困りますが・・)(※2)

 

◆昔は保存食だった卵
ジブリ映画「火垂るの墓」では、空襲の前に地面に埋めた卵をしばらくして取り出す、というシーンがあります。

 昔においては、たまごの位置づけは「保存食」でもあったんですね。

あっては困りますが、もし食料の流通が不十分な地域がでるようでしたら、『しばらくの間停電となってしまっていても、たまごは食べることが可能』、ということを記憶にとどめていただければ幸いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(※1:賞味期限表示方法としては現在は産卵21日以内を記載するという業界基準に変わっております。上記のデータとは異なっておりますので、あくまで指標とお考えください。ちなみにウチの場合は出荷日から15日が基準です^^)

(※2:ただし、黄味と白身のあいだで水分交換がおこるなどして食感が変わっていきますので、美味しさは落ちます。あくまで生食「可能」ということです。また、ひび割れなどがあるとすぐ腐りますので、注意が必要です。)

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