小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまごの「いらない」活用で繁盛をつくる!

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

あちこちで卒業、入学の声を聞く時期です。

めでたいですねえ。

 

感慨もあって、

使わなくなったランドセルを

まだ取ってある、どうしよう

…という方も多いのではないでしょうか。

 

ある雑誌の調査では、

半数の家庭で「そのまま取ってある」のだとか。

 

少し前ですが、

警視庁災害対策課がTwitterで、

『使わなくなったランドセルを、

防災バッグに再利用して、

非常食や水を入れておく』

というアイデアを紹介していました。

 

なるほど!

そもそもランドセルは、

オランダで軍が使用していた

兵隊の荷物運びのカバン

 

非常用の持ち出しには

これほど向いているものも

ないかもしれません。


さて、たまごでも、

使わなくなったものの再利用

という観点があります。

 

■いらない「殻」の再利用

大量にでる卵のカラ

どうせ捨てるなら、

ステキな容器として

使ってしまうのはどうでしょうか?

 

専用の卵殻カッターが

いろいろありますので、

それでカラを割っておけば、

後で見た目もきれいに使えます。

容器代の節約&見た目の満足度アップですね。

 

■いらない「白身」の活用

こんな風に

黄身だけを使うメニューを

出されているお店さんも

少なくありません。

 

そうすると、余ってくるのが白身。

「白身だけ引き取ってくれないか?」

なんて聞かれることもあるのですが、

当社の製造ルールや

お引き取りのコスト面など

の問題もあり、ちょっと難しいんですよね・・・。

 

なので、

いっそ「超低カロリーな玉子料理」

として活用するのはいかがでしょうか!?

白身だけだと物足りないのでは?

なんて思われるかもしれませんが、

バターや出汁など

うまみと組み合わせると、

思っても見なかった

新しい風味も出せます。

また、白身のもつ特性、

たとえば『気泡性』なんかを

活用した新メニューだってできます。

 

江戸時代からつづく「たまごふわふわ」

という料理がありますが、

このふわふわ感を出しているのは白身です。

 

白身の特性だけを活かし

黄身を料理から抜いたとしても

その代わりに生クリームやチーズ、

別のコクがあるものと

組み合わせることで、

新たな「ニューたまごふわふわ」

も創ることができます。

 

■ヘルシーの観点からも?

また、黄身がない分

油脂分が減りますので、

「ローカロリーメニュー」をうたう

それなら「白身だけ料理」は

非常に有効です。

 

米国でも少し前に白身だけ料理ブームがありました。

ぜひ、もったいない、を減らす

おいしさをアップさせる

両立できる繁盛メニューを

いっしょに考えられましたら幸いです。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ2022年04月5日