小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

パズーは目玉焼きパンをいつ用意したのか?【天空の城ラピュタ】

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

宮崎駿さんの名作アニメ「天空の城ラピュタ」ですが、先日ひさしぶりに鑑賞したところ、長年の疑問が解消してビックリしました。

長年の疑問とは、「パズーは用意が良すぎないか!?」という点。

ジブリ映画でも屈指の人気を誇る料理「パズーが作った目玉焼きのせトースト」のお弁当についてです。

これホント魅力的なんですよねー。私もマネをしてよく作ってました。

が、このお弁当。

rapyutapan.jpg

コレをいつ用意したのか?というのがちょっと不思議だったんですね。

作中の流れでは、

パズー、空から降ってきたシータを保護
   ↓
朝、シータが家で目を覚ます

朝ごはん前の会話中、空賊に見つかる

あわてて変装して、家から逃げだす

・・・と、こういう流れです。

朝食すら食べてないのに、“お昼の用意”をすでに済ませている・・・!?

よく観ると、逃げ出す直前にパズーが作っていた朝ごはんが「目玉焼き」だったんですね。 短いシーンなので完全にスルーしてました(^^;) 目玉焼きを「はんぶんこ」するところも数秒ですがちゃんとありました!

つまり、変装して二人で家を飛び出すまでの慌ただしく短い時間に、「食べられなかった朝ごはん」を包んでカバンに入れ「お弁当」として持って出たということなんですねェ。

敵が迫る中で、なんという冷静な判断!

つまり、パズーは「準備の良いヤツ」じゃなくて、「臨機応変な対応ができるヤツ」だったということです。これは作中の他シーンと併せても納得です。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。